撮ってすぐ上映会!“プロジェクターデジカメ”を使ってみた

東京ウォーカー(全国版)

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ケータイのカメラ機能が大幅に進化し、やや立ち位置がはっきりしなくなってきたコンパクトデジカメ。そんな中、エンタメ性を備えたおもしろい商品が登場した。超小型プロジェクター付きで、撮ったその場で“上映会”ができてしまうというもので、早速記者は取り寄せてその実力を図ってみた。

記者が興味を持ったのは、9月24日(金)にニコンから発売された「COOLPIX S1100pj」。商品名の最後にしっかり「pj=プロジェクター」と入っているのが期待をそそる。これは昨年10月に同社から発売され話題となった“プロジェクターデジカメ”の後継機。今回はプロジェクター機能が強化され、最長投映距離が2m40cmへと延び、最大投映サイズが40型から47型へ大型化! 投影の明るさも上がったとのことで、かなり期待大なのだ。

デジカメながら、やはり試してみたいのは動画。早速公園から室内まで、気になるものをガンガン撮影。記者は説明書を読まなかったが、モニターがデカく、タッチパネル方式なので操作は直感的に“なんとなく”わかり、問題なく撮影することができた。よく晴れた日ということもあり、緑の気持ちのいい画像をゲットできた。

そしていよいよ部屋で映像を投射。さすがに説明書を開いて画像投影ボタンをオン! おお! 一発で画像が壁に大きな画像が映し出された。が、んん!? なんかボヤケてる…と不満に思いつつ説明書を見ると、ピントを合わせるダイヤルが。クリクリと右へ左へひねっていると、おおお! ピントが合ってクリアな画像に! 自分がホンモノの自分よりデカイ! 少なからぬ感動がある。それでも明るい部屋ではやや輪郭がぼやけて見えたので、部屋の明かりを消すと、先ほど撮った光景が映画館のように上映されている…。橋の上から動画で撮った巨大な電車がこちらに迫ってくる迫力…。さらに投映中の写真には文字やイラストをリアルタイムで書き込むことができ、花などのスタンプをペタペタと貼ることもできる。ヤミツキになりそうな感覚だ。

音声はもちろんカメラ本体から再生されるのが、思いのほかクリアで音量もデカイ。自宅でのプチ上映会、これはイケる! よっぽど気のおけない仲間じゃないと迷惑がられるかもしれませんが。

さらに、PCに接続すれば、PCの画面をまさにプロジェクターとして投影することもできるという。ズボラな記者はプレゼンなどで使う機会はなさそうだが、PCに山ほどストックされた(そしてこれまで全く見ていない)写真を投影するのは楽しいハズ。撮る、というより趣味を広げる“男のギア”的感覚で使うのが正解かもしれない。

ちなみに気になるお値段は実勢価格で4万3000円ほどの見込み(オープン価格)。デジイチ(デジタル一眼レフ)を持っている人の2台目にもぴったりなニコン「COOLPIX S1100pj」。この秋は家で上映会を開いてみちゃう?【東京ウォーカー】

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