独学の店主がゼロから作り上げたニューウェーブ系の佐野ラーメン!「麺屋 工藤」

東京ウォーカー(全国版)

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青竹打ち(一部機械打ち)の多加水麺とあっさり醤油スープが特徴の佐野ラーメン。市内に200軒以上ある激戦区に、飲食店未経験だが"俺流"で勝負するニューカマーが2018年3月参戦!

250軒以上を食べ歩き佐野ラーメンを独自研究


日光例弊使街道(県道75号)沿い。犬伏薬師堂西バス停のすぐ目の前に立つ三角屋根の一軒家


店主の工藤美智夫さんは、飲食店での修業経験は皆無。佐野プレミアムアウトレット内のアウトドアショップで店長を務めるかたわら、休日には250軒以上の店を食べ歩き、独学で佐野ラーメンを研究した。なかでも特に衝撃を受け、リスペクトしているという「田村屋」に思いを馳せ、オリジナルの一杯を完成させた。

【写真を見る】250軒以上の店を食べ歩き、独学で完成させた一杯。味玉らーめん700円


味玉らーめん(700円)の醤油ダレには濃口と薄口の2種の醤油に、ホタテやカツオ節などの魚介のエキスもプラス。スープに深みを加える。味玉には那須町のブランド卵「那須御養卵」を使用。黄身が濃厚でコクと甘味がある。

スープはほぼ動物系100%。雑味が出ないよう温度にも気を配り、透き通った黄金色に。じんわりと滋味深い


「強めのスープとコシのある中太平打ち麺を意識しました」と自らの一杯を分析。スープは透き通ったニューウェーブ系、麺は加水率48%の超多加水にこだわる。一方で麺の硬さや味の濃さなどのリクエストには柔軟に対応。

メニューによって麺を使い分けている。まぜそば800円


さらにはガッツリ系のまぜそば(800円)もメニューに加えるなど、既存の概念に捉われない自由なスタイルで佐野ラーメン界に新風を吹き込む。まぜそばはオーション(強力粉)100%の力強い食感の麺に、醤油ダレやニンニク、卵黄などをよく混ぜて味わう。ブラックペッパーが効き、あとをひく。

「近いうちに店の敷地内に製麺室を設置する予定です」と明かしてくれた店主の工藤美智夫さん


「今も日夜研究・改良を重ねています。おかげで趣味のバス釣りにあまり行けていません(苦笑)。現在麺は知り合いの店で打っていますが、建物の外から作業風景が見られる製麺専用のプレハブ小屋を建設する予定です」と店主の工藤美智夫さん。店主の情熱と共に味わってほしい。

カウンターのほか、ゆったりとくつろげる座敷もある。三方の窓から陽が差し込み明るい雰囲気


■麺屋 工藤 住所:佐野市犬伏新町2079 電話:090-5427-7379 時間:11:00~15:00、18:00~21:00、土日祝11:00~21:00(各LO) 休み:火 席数:21席(カウンター5、テーブル4、座敷12) タバコ:禁煙 駐車場:7台。ほか第2駐車場(8台)もあり※共に無料

ラーメンWalker編集部

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