菜々緒「来年は悪役じゃない役に」 映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』大阪で公開初日舞台挨拶
関西ウォーカー
12月21日にTOHOシネマズ梅田にて映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』の公開初日舞台挨拶が行われ、日本語吹き替え版で、ネットの世界のカリスマレーサーであるシャンクの声を担当した菜々緒が登壇した。
観客の大きな歓声に迎えられた菜々緒は、会場を見渡し「わあ~嬉しい!こんな温かく迎えてもらえるなんて」と感激した様子。

本作の声優のオファーについてプレッシャーを感じたという菜々緒だが、「とにかく私にやってもらいたいとオファーをいただいた以上、日本のシャンクを、息を吹き込んで頑張ってやらせていただきました」と熱く語った。今回、仕事で初めて挑戦したという歌唱シーンについては、「てっきり歌はプロの方が歌うと思っていたので、ちょっと余裕をぶっこいていたんですけど、自分が歌うということでちょっとびっくりしちゃって。もうそれを聞いた瞬間にボイストレーニングに行ったりだとか、ディズニーの専属の先生に指導していただいたりとかして何とか本番に臨むことができた」と明かした。
シャンクという役と自身の共通点を聞かれた菜々緒は、「シャンクは、レースの中では悪役で、悪役じゃないオフのときは本当にみんなから慕われる姉御キャラの役なので、そのオンオフを切り替えるお芝居を意識してやらせていただきました。私も結構、悪女を演じることが多いので、仕事のときは悪役をやるというところが、重なる部分はありましたね」と、シャンクに自身を重ね合わせて演じた様子が垣間見えた。

作品で描かれるインターネットの世界は、東京の原宿にインスピレーションを得て描かれたと聞いたという菜々緒。「海外から見たら原宿ってこういう風に映っているんだという世界観や、予告でも流れているようにプリンセスが一堂に会するこんな豪華な作品は最初で最後だと思うので、やっぱりそこはすごく豪華なシーンになっていると思います」と見どころを語った。また、「レーサーの役なので、レースのシーンはすごく迫力があって、自分がすごく運転上手くなったんじゃないかという感覚になるくらいすごくリアルなシーンになっていて、男性も「おお~!」ってなる場面なんじゃないかなと思いますね」と老若男女楽しめる作品であることを強調した。
「あとは…」と続けた菜々緒。「私、しゃべりすぎてないですか?」と笑いつつ、「前作でヴァネロペの声を演じた諸星さんが、当時小学生で今大学生なんですけど、その声の違いが分かる人がいたらすごいと思う」と絶賛。ラルフの声を担当した山寺宏一についても、「レースのシーンで、山寺さんがずっとうめき声をあげてるシーンがあるんですけど、お腹を抱えて笑いました。こんな同じことしかやってないのになんでこんなに面白いんだろうって」と、声優として大先輩の2人から刺激を受けたと語った。
今年も多くの作品に出演した菜々緒だが、2019年の抱負を尋ねられると、「悪役じゃない役に来年は挑戦してみたい!」と即答。「私自身も思いますし、飽きられても困っちゃいますので。別の役も見たいという方がもしいらっしゃればその期待に応えられるように悪役じゃない役もやってみたいなと思います」と笑顔を見せた。
最後に菜々緒は、「もちろん今回私が声優を務めさせていただいたというのもあるんですけども、それ抜きにしても今までで一番大好きなディズニー作品となりました。子供から大人まで本当に幅広い年代の方に楽しんでいただける作品になっていると思うので、これからクリスマス正月と来年も引き続き『シュガー・ラッシュ:オンライン』ぜひともよろしくお願いします」と力強くアピールした。

町草告美
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