ラーメンWalkerグランプリ福島 総合2位! 種まきから始める自家製麺「中華蕎麦 こばや」
東京ウォーカー(全国版)
ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)による、全国の旨いラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。ラーメン王国・福島県の総合部門で2位にランクインしたのが「中華蕎麦 こばや」(福島市松川町関谷字坂下71)だ。<■情報は発売中の「ラーメンWalker福島2019」より>

「粉のプロ」である店主が作る自家製麺
挽きたて、打ちたて、揉みたて”の3たてを掲げ、石うすびきなどの自家製粉で唯一無二の麺を作り上げる名店。製粉一家出身店主の極上な麺もさることながら、ここの真骨頂は福島食材へのこだわりだ。
「地元の食材をふんだんに使うことが自分のテーマ」と、人脈を駆使して生産者を見付け、いいものはすぐに商品に投入。地元産エゴマ豚を継ぎ足し濃厚にした福島豚骨醤油をはじめ、福島市「つながるファーム」のネギや笹やか地鶏の煮玉子などが加わった。一方で、福島大学のお膝元だけにガッツリ系の肉蕎麦も始めるなど進化は止まらない。

小麦の風味と鶏・煮干しのダブルスープが絶品
「煮干中華蕎麦」(800円・写真は笹やか地鶏の煮玉子150円のせ)は、丸鶏と4種の煮干しのダブルスープに、県産小麦を100%使用した自家製粉の多加水麺を合わせた、芳醇な一杯。小麦の風味が圧倒的で、打ちたての太麺に手もみを加え食感も力強い。中盛200g、大盛250gまで無料なのもうれしいポイントだ。
18年4月に登場した「肉蕎麦定食」(1,000円)にも注目を。肩ロースやモヤシが入ったガッツリ系で、食べ応え満点。

石うすの製粉機でひいた粉で毎朝麺を仕上げる
店主の廣田裕介さんは、「たなつものSHOKUDOU」を始め、穀物工場を展開する「たなつものグループ」の代表。製粉業を営む実家で生まれ、粉をひく、麺を打つということが身近な環境だったことから、中華そば専門店を開く。「自分で種をまくことからはじめました。よりいい小麦粉と麺を作るために日々、奮闘しています」と店主。店内の奥には製麺所があり、そこに置かれた石うすの製粉機でひいた粉をブレンドして毎朝麺を仕上げる。

ラーメン通・百麺人の小林孝充は「特に印象に残るのが、煮干中華蕎麦に使われているしっかりと手もみされた太麺。煮干しで香ばしく仕上げたスープの中で存在感抜群!」と高く評価。唯一無二の麺をぜひ味わいたい。

【ラーメンWalker福島2019編集部】
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