スープも具もイノシシ三昧!53's Noodleが手がけるラーメンWalker限定麺でイノシシの魅力を知る!
横浜ウォーカー
神奈川のラーメンをけん引する若手店主10人が、2018年11月~2019年8月までの1年間、ひと月に1店舗ずつ「ラーメンWalker神奈川2019」読者のために限定麺を作るスペシャルラリー企画。昨年に引き続き今年も開催中で、今年は「ラーメンWalker」10周年のお祝い仕様というところもポイントだ。
食べ応えがありながらもクドさなし!新感覚な白湯が登場


2019年の1発目の限定麺を飾るのは、2018年にオープンした湘南台の「53's Noodle」。2019年の干支であるイノシシを使ったラーメンに挑戦!イノシシのラーメンなんてどんな味がするのか気になるので、さっそく食べに行ってきた!
53's猪白湯(1,000円)。真ん中にイノシシのレアチャーシューと糸唐辛子が乗ることで、スープとの対比が紅白になっていてめでたい気分に。さっそくスープを飲んでみる。イノシシなどのジビエは臭みがあるというイメージもあるが、しっかりとしたコクはあるが、臭みはまったくなし。イノシシのエキスをギュッと詰め込んだような旨味の洪水が体に染み渡って行くのがよくわかる。いつまでも飲んでいたくなるほどで、またしなやかな麺との絡みも抜群だ。そして丼の中央にはイノシシのレアチャーシューが鎮座。肉感しっかりの食べ応えだが、思った以上に柔らかい。またイノシシの肉で作られたつくねもあり、まさにイノシシのさまざまな魅力が詰まった一杯になっていた。さまざまなアイデアでこれまでも多くのラーメン通の舌をうならせてきた店主だが、これもまた過去の限定麺に負けない絶妙な仕上がりに。


東京都心ではこの冬初の雪も観測されたほどで、ここ湘南台でも冷たい雨が降る中、この限定麺を食べたいファンが開店前から行列を作った。この日は予定の15杯から少し多めの20杯ほどを作った店主だが、開店40分前には規定数を超える客が押し寄せ、「終了」と書かれた黒板も出された。この貴重なイノシシの限定麺が食べられるのも明日1月13日(日)で最後!開店前の完売も予想されるが、早めに行って至極の一杯を食べよう。

【53's Noodle(ゴミズヌードル)】 ■住所:神奈川県藤沢市湘南台2-16-11 ■電話:046-666-6509 ■時間:11:30~14:30、水曜、金曜、土曜11:30~14:30、18:00~21:00(各LO) ■休み:月曜(祝日の場合翌日) ■席数:10席(カウンター8、テーブル2)※禁煙 ■駐車場:なし ■アクセス:小田急線ほか湘南台駅西口D出口より徒歩1分
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker神奈川2019」が必要です(1人1冊、電子版不可)。
【ラーメンWalker神奈川2019】限定麺ラリー参加店舗(18年11月)ナルトもメンマもないけれど。、(18年12月)想〜SOU〜、(19年1月)53's Noodle、(19年2月)麺や でこ、(19年3月)らーめんshigetomi、(19年4月)味噌ラーメン 雪ぐに、(19年5月)うまいヨゆうちゃんラーメン、(19年6月)徳島NOODLE ぱどる、(18年7月)拉麺大公、(19年8月)麺屋BISQ
取材・文/瀧本充広