2019年はどんな雪像があるの?服装は?「さっぽろ雪まつり」の歩き方
東京ウォーカー(全国版)
「さっぽろ雪まつり」は、迫力満点の大雪像や、人気者も登場する市民雪像、繊細で美しい氷像や、家族連れに人気のアクティビティなどが楽しめる一大イベント。まだ行った事がない方のために、「さっぽろ雪まつり」の歩き方をご紹介します!
向かう前にチェック!「さっぽろ雪まつり」に適した服装とは?
この時期の札幌の平均気温は-2℃。朝や夜は-6℃くらい。北海道外から来られる方はイメージしにくいほど寒いんです!さっぽろ雪まつりは一部会場のみ屋内ですが、ほとんどが屋外での開催。長時間外を歩かなければなりません。そのため防寒対策はばっちりと行いたいものです。
おすすめの服装は、保温性の高いインナーや風を通さないアウター。これがないと北海道民だって歩けません!帽子、手袋、耳あてなどの小物類、すべり止めの付いた靴も重要です。
また期間中会場は混雑し、踏み固められた雪面はツルツルになってしまうため、路面が滑りやすいことも予想されます。大きな荷物はまずコインロッカーやホテルに預け、身軽な格好で向かいましょう。
大雪像がならぶ「大通会場」
さっぽろ雪まつりといえば15メートルもある大雪像をイメージする方も多いはず。この大雪像は2月4日(月)から11日(祝)まで開催される大通会場に並びます。大通会場は1丁目~12丁目まであり、大小さまざまな雪像や氷像、飲食店が並びます。
また、大通会場の通路は一方通行。西方面へは北側、テレビ塔がある東方面へは南側通路を使いましょう。各丁ごとの見どころをご紹介します。
1丁目会場はスケートが楽しめる「J:COMひろば」。スケートリンクは1月31日(木)~2月11日(祝)の間オープンし、60分入れ替え制で一般大人1000円、こども500円(共に貸靴料込)。夜はライトアップされたテレビ塔の間近でスケートが楽しめます。少し幻想的な雰囲気を味わえます。
2丁目会場はARライブ体験ができる雪ミク雪像が登場する「Mirai yuki広場」。2019年テーマソングに合わせて、雪像から飛び出した雪ミクが会場を盛り上げます。
3丁目会場はスノーボードやフリースタイルスキーのジャンプが見られる「白い恋人 PARK AIR ジャンプ台」。高さ24メートル、全長60メートルのジャンプ台をプロやアマチュアライダー、スキーヤーのジャンプを間近で観覧できます。街中の公園で、巨大なジャンプ台から飛んでいる様は圧巻です!
4丁目会場は大雪像「Hard Rock Family Live~初音ミク&戸山香澄 on Snow Stage~」が登場する「STV広場」。北海道型のギターを掲げる「初音ミク」と、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」からPoppin'Partyの戸山香澄の二人組スペシャルユニットが、冬の札幌の雪景色を舞台に、スペシャルセッションを繰り広げます。
5丁目会場東は大雪像「北海道を駆ける! サラブレッド」が登場する「道新 雪の広場」。札幌時計台、さっぽろ羊ヶ丘展望台のクラーク博士像、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を背景に、2頭のサラブレッドが駆ける様子を表現しています。北海道の厳しい自然の中でたくましく育った競走馬のように、困難を乗り越え、力強く歩んでいきたいという願いが込められています。
5丁目会場西は大氷像「台湾-玉山と高雄駅」が登場する「毎日新聞氷の広場」。台湾のシンボルを大氷像として再現するそう。雪像とはまた違う、氷の美しさが際立つ作品です。
6丁目会場は中雪像が登場する「市民の広場」。注目の雪像は光と影のコントラスト、見る角度で様々な種類の動物が見えてきます。また同会場の「北海道 食の広場」では、北海道の冬の味覚を代表するメニューが大集合!ラーメンやスープカレー、カニ・ウニ・ホタテなどの海鮮料理、ザンギや焼き鳥・豚丼・牛汁など、北海道の魅力がギュッとつまったラインナップでおもてなしします。さらに今年は、揚げピッツァ、飲むホットジェラートや雪のおしるこ、ドルチェピッツァなど新グルメが盛りだくさん!心もカラダも温まるホカホカ料理で、冬の北海道を食べ尽くそう!
7丁目会場は大雪像「ヘルシンキ大聖堂」が登場する「HBC フィンランド広場」。世界各国との友好・交流を深める広場で、今年日本との外交関係樹立100周年を迎えた北欧の美しい国、フィンランド共和国がテーマです。
8丁目会場は大雪像「届いたあたり前が、届ける喜び。 ~今日も走るレッドベア~」が登場する「雪のHTB広場」。今回、大雪像になるJR貨物の機関車「DF200」(通称:レッドベア)と「EH800」は、あずき色のコンテナやタンクコンテナを載せた貨車を引き連れ、日本の北から南を繋ぐ鉄道網を今日も休まず走っています。コンテナの中身は見えませんが、一つのコンテナで玉ねぎなら20kg詰めダンボール250箱、ペットボトルだと500mlの24本入りケース336箱を運ぶことができます。北海道産のジャガイモの約4割、玉ねぎの約7割が本州向けに鉄道で運ばれています。
9丁目会場は中雪像「百鬼夜行」が登場する「市民の広場」。北海道大学の学生で構成されたよさこいサークル「テスク&祭人」が制作します。
10丁目会場は大雪像「『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』公開記念!白いスター・ウォーズ2019」が登場する「UHBファミリーランド」。全世界が注目する“最後のスター・ウォーズ”の公開を記念して、大通会場として史上初めての試みとなる体感型の大雪像が登場します。ほかにも同会場には子供が喜ぶこと間違いなしの「巨大カップヌードルすべり台」も。
11丁目会場は国際雪像コンクールが行われる「国際広場」。世界各地のチームが雪像制作を競い合います。様々な国の文化が垣間見える雪像は必見!また北海道を応援するキャラクター「雪ミク」の小雪像「雪ミク(初音ミク)Snow Princess Ver.」も見られます。毎年雪ミクを楽しみにしている方は必見です。
12丁目会場は市民雪像の広場。市民が手づくりで作った雪像は個性豊かで見応え抜群!その年の人気キャラクターや人物が見られるかも?
子どもから大人まで楽しめるアクティビティがたくさん!「つどーむ会場」
さっぽろ雪まつりは大通公園だけで開催されているわけではありません。大通公園から車で20分ほどのつどーむ会場でも開催されます。
つどーむ会場は1月31日(木)~2月11日(祝)まで開催。大通会場と日程が異なるので注意が必要です。
こちらの会場では、チューブスライダーや氷のすべり台など冬のアクティビティが楽しめます。外だけでなく屋内にもアトラクションゾーンや飲食店があるので体が冷えてしまっても安心。つどーむ会場を全力で楽しむなら、スキーウェアなどを着込んで、完全防備で向かいましょう!会場へは地下鉄東豊線「栄町駅」からシャトルバスが運行しているので便利ですよ。
ライトアップされた氷像は見もの!「すすきの会場」
大通公園・つどーむのほかに、すすきのでも開催される雪まつり。会場となるのは、すすきの駅を出てすぐの南4条通り~南7条通りの市道。今年は「すすきのアイスワールド2019」と名付けられており、2月4日(月)~11日(祝)まで開催します。
すすきの会場では、職人の手で作られた繊細で美しい氷像がずらり。夜にはライトアップされ、幻想的な空間へと早変わり。会場には氷像に触れられる「ふれあい広場」や、一般投票で決める「氷像人気コンテスト」も開催されます。
札幌の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」。雪像や氷像だけでなく会場ではスライダーやスケートリンクなどのアクティビティも充実しています。期間中はイベントも多く開催しているので、しばらく行っていないという方や、まだ行ったことがないという方一度遊びに来てはみませんか?
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