マイナス20度の極寒の中でひと晩過ごす!? 人間の限界を試す、日本一の厳寒イベント

東京ウォーカー(全国版)

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2月中旬の平均気温はマイナス10度! 日本一寒いといわれる道東の陸別町がもっとも冷え込むこの時期に、ことしも「しばれフェスティバル」が開催される。もちろん、最大の特徴は「“しばれる(めっちゃ寒い)”環境を限界まで楽しめること」以外に他かならない。

陸別の厳しい寒さにチャレンジする「人間耐寒テスト」が最大の目玉イベント


名物イベントの「人間耐寒テスト」は、21時から翌朝7時まで、ただただひと晩中寒さを耐え抜くという過酷なチャレンジだ。

【写真を見る】1月の平均気温・平均最低気温が全国(富士山を除く)で最も低い“日本一寒い町”に、例年約8000人もの強者たちが集う


参加者はスタッフ特製のバルーンマンション(氷のかまくら)に宿泊する。もちろんストーブなんて温いものは用意されておらず、過度の飲酒で他者に迷惑を掛けたら即失格! 会場に焚き火が用意されているため体を温めることは可能だが、雪山登山に行くつもりで本格的な防寒具を準備しておきたいところ。寝袋も必須ながら、あまりの寒さに「寝たら死ぬかも!?」という恐怖で目がらんらんとなり、冴えっぱなし状態になってしまう可能性も……!

チャレンジャーに許される唯一の暖は、身の丈を超える巨大キャンプファイヤー「命の火」のみだという


そして、極寒の夜を耐えて無事に朝を迎えることができると、“人間耐寒テスト認定証”が授与される。過去37回で、なんと6000人以上のチャレンジャーがこの認定証を受け取っているとか。ことしの人間耐寒テストの参加受付は終了しているものの、他にも会場を盛り上げる数々のイベントが開催される。お笑い芸人の天津(2/2<土>)やスリムクラブ(2/3<日>)が登場するステージショーや、美しい夜空に彩りを添える打ち上げ花火(2/2<土>)など、見どころ満載の2日間になっている。

花火大会をはじめ、ステージショーやジャンボ滑り台、巨大雪像などたくさんの催しが行われる


極寒の夜を耐え抜いた者だけに“人間耐寒テスト認定証”が授与される


また、会場にはズラリと屋台が並んでおり、陸別町をはじめ北海道の名産品を思う存分楽しめる。地元のハンターがしとめた鹿肉のステーキなど、人気メニューは早々と売り切れてしまうことも。例年およそ8000人が集まる巨大フェスティバルで、陸別町の魅力を体感&耐寒しに行こう!

浅原 聡

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