ビジネス&プライベートを使い分け! 2011年手帳は“2冊持ち”が主流に

東京ウォーカー

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10月も半ばを過ぎ、いよいよ本格化する“手帳商戦”。年々種類が増えているが、2011年版の傾向は、ズバリ“2冊持ち”だ。売場では、ビジネスシーン用に、縦の時間軸で予定を立てやすいバーチカル型を、プライベート用にはキャラクターや遊び心たっぷりのユニーク手帳をと、TPOに合わせて買い分ける人が増えているという。

「昨年から引き続きバーチカル型や“ほぼ日手帳”など、たっぷり書き込めるタイプのものが人気です。ただ最近は、仕事用とプライベート用で手帳を使い分ける方が増えていますね」とは、渋谷ロフトの手帳担当・佐竹絵美さん。「用途に合わせ、2~3冊買う方もいれば、プライベート用にかわいいものをいくつも購入される女性も目立ちます」と、今年の傾向を分析。どうやら、使うシーンや目的に合わせ、複数の手帳を使いこなすのが、“2011年流”のよう。

例えば、「高橋書店 デスクダイアリー No.94」(1995円/渋谷ロフト)は、働く男性の“ビジネスシーン”にぴったりと好評だ。約26cmのB5サイズのバーチカル型で、デスク置きで使うのに適しているため、今年初登場にも関わらず、好調な売上げを見せている。「バーチカル型でここまで大きいサイズは今までなく、(同商品が)今年発売になってからというもの、かなり好評です」(佐竹さん)と、大きくて見やすく、かつシンプルな作りが仕事使いにフィットしているという。

反対に、男性の“プライベート用”として注目なのは、約13cmというポケットサイズの「ミドリ スウィフト プランナー」(2310円/銀座・伊東屋)。12か月分の月間ページ以外はすべてメモスペースで、カードなど入れられるスペースもあるため、これ一冊をポケットに入れておけば“事足りる”というもの。こちらも今年初登場ながら、銀座・伊東屋では売場正面に置かれるほどのアイテムとなっている。

一方、女性のプライベート用はというと、“かわいさ”がメイン。ブロック遊びができる手帳や、板チョコを模した“スイーツ手帳”の新作、まるでぬいぐるみのような手触りのキャラクター手帳などがずらりとそろう。佐竹さんも「思わずかわいい! と一目惚れしていくつも買ってしまう方はいらっしゃいますよ」と言うように、若い女性は、趣味や“癒し”も複数持ちする動機になっている様子。

加えて、若い女性の間では“デコ化”も今年の顕著な傾向だという。「シンプルな手帳に派手めのバンドを合わせたり、上から書けるシールで予定をデコったりと、オリジナルの手帳を作りたい人に好評ですね」と、佐竹さん。同じく、銀座・伊東屋の広報・山田さんも「売場は広くとっています。品数も多くなりました」と、売場でも、急に高まった“手帳の周辺小物”への注目は高い様子。オリジナリティー溢れる手帳にしたいというオトメ心は、今や手帳そのものではなく、周辺小物へシフトしているようだ。

カバーや中身、始まり月など、どれを選んでいいか分からないほど種類の多い昨今の手帳だからこそ、TPOに合わせ使いこなしたいというのも納得できる話。進化が目覚しい“電子手帳”と合わせ、“自分スタイルのスケジュール管理”を目指す人の、飽くなき手帳探しはまだまだ続きそうだ。 【詳細は、10月19日発売の東京ウォーカーに掲載】

※情報はすべて10/11現在のものです。売切の場合はご了承ください。

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