“ストレス冷え”に悩む人が急増中! その症状と対策とは?
東京ウォーカー(全国版)
今年の夏は記録的な猛暑が続いたせいで、冷房の効いた室内と外気の温暖差に対応できず、体調を崩してしまった人も多いのでは? 実は、この異常気象や温暖差こそ、自律神経の機能を低下させ、“冷え体質”を作る要素となっているのだが、その“冷え”はこれからのシーズン、気温の低下とともに深刻化する可能性アリ! さらに最近は、「ストレスによる冷え」を訴える人も急増中だという。
今回、“ストレス冷え”について教えてくれたのは、目黒西口クリニック院長の南雲久美子先生。「最近は、“冷え”の原因として“ストレス(過緊張)冷え”が増えているんですよ。当院でも9割がストレス冷えの患者さんです」と現状を話す。そんな“ストレス冷え”には大きく4つの特徴があるというので、詳しく聞いてみると…。
■部分的に汗をかく「交感神経の緊張から、手のひらや足先など部分的に汗をかいてしまう人は、“ストレス冷え”の可能性が高いです」
■外から温めるなど体をリラックスさせると症状が悪化する「“ストレス冷え”の人は、緊張した状態が普通になってしまっているため、体がリラックスした状態になっても気持ちはリラックスすることができず、かえって“冷え”の症状が悪化してしまいます」
■イライラ・不眠・うつなどの症状が出やすい「“冷え”から派生した不調はいろいろあるが、“ストレス冷え”の人には、こういった自律神経系の症状が出やすい傾向があります」
■“冷えている”という自覚がない「“ストレス冷え”の人は“冷え”の自覚がないため、1年中冷たいものを飲んだり、冷房にあたり過ぎたりすることで、“冷え”をため込み、気がつかない内に悪化させている人が多いですね」
実は、これらの症状を感じる“ストレス冷え”の人は、外側から温めるような対策だけでは改善せず、むしろ汗をかくとさらなる“冷え”を招くような悪循環に陥りやすいのだとか。そこでポイントとなるのが「内側からのケア」。内側から温めるなどの対策を継続的に行い、「“冷え”をこれ以上悪化させず、ためない」ような丈夫な体づくりが改善への一歩となるのだ。
ちなみに、辛くない新種のトウガラシ「CH-19甘」に含まれる新規天然成分「カプシエイト」は、高い燃焼パワーを持っているそうで、これを摂取すると、熱を体内に留め、下げないようにする効果があるとか。「体の代謝を上げるためにも、このような成分を摂取したり、旬の物を取り入れた食事をすることが“冷え”対策にはいいんですよ」と、南雲先生は教えてくれた。
「手足から汗が…」「なんだかイライラ」「不眠が続く」など、近頃悩みが増えたという人。血行を良くするためにおなかや首のうしろ、足首を温めるとともに、スパイスの効いた食事やお風呂で体内からも体を温め、“ストレス冷え”状態から脱却すべし! 【東京ウォーカー】
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