JR西日本の新型車両227系がに3月デビュー! 試乗会に行ってきた。
関西ウォーカー
JR西日本は3月16日(土)より和歌山線/桜井線(万葉まほろば線)に新型車両227系を投入するに先立ち、2月23日(土)、橋本駅と王寺駅で車両展示会を実施した。合わせて、沿線自治体関係者および報道向けに試乗会(和歌山-橋本、高田-王寺)も実施した。
王寺駅での展示会には、数年前、ゆるキャラドローンの動画で話題となった王寺町公式マスコット「雪丸」が登場し来場者の人気を集めた。

では、今回導入される新型車両227系の特徴を紹介していこう。
●車体デザイン
奈良と和歌山に共通する文化・歴史を思い浮かべられる色彩「緑」をキーカラーとし、車両側面のラインにはブラウン系・ウォームグレー系を使用し、アーバンブランドを表している。

●乗り心地
車体のサスペンションは従来に比べて走行時の揺れが少ないエアーサスペンションを搭載し、乗り心地が向上している。

●照明装置
LEDを使用しており、天井からの間接光を組み合わせ、柔らかく車内を照らす工夫がされている。

●景色・展望
大型窓を採用し、景色・展望を楽しめるようになっている。

●バリアフリー対応トイレ
お体の不自由な方にも快適に利用できるようバリアフリーに対応したトイレが設置されている。(ドアはボタンを押して自動開閉)

●つかまりやすい吊り革、手すり
つり革や手すりは黄色で目に付きやすく、とっさの時につかまりやすいよう従来に比べて多く設置されている。


●開けやすい取っ手
車内を移動する際に開け締めする扉の取っ手は軽い力て開けられるよう改良されている。

●座りやすい座席
座席は従来に比べクッション性に優れている。座席にくぼみや仕切りがあり快適に座れる。


●見やすい案内表示
車内のドア上の案内表示が次の停車駅等を日本語と英語の2カ国語で表示される。

車体の行き先・種別表示はフルカラーLEDで見やすくなっている。

●車両連結部からの転落防止
車両連結部に転落防止用のホロが設置されている。

先頭車両にも転落防止用ホロが設置されている。

♦︎新型車両227系 <投入路線>和歌山線・桜井線(万葉まほろば線) <投入時期>3月16日(土)投入、2019年秋までに現在走行している105系・117系車両すべて227系車両に置換え <ICカード対応>227系に全車置き換え完了後「車載型IC改札機」を使用したICOCAエリア拡大が2020年春に予定されている。これにより和歌山線全並びに奈良県下全域がICOCAエリアとなる。
※関西ウォーカーWEB(https://kansai.walkerplus.com/)では動画レポートも掲載しています。
中場秀樹
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