ジャニーズ伝統の舞台の映画化『映画 少年たち』ロケ地の旧奈良監獄でトークイベント!
関西ウォーカー
1969年の初上演以来、幾度も再演されてきたジャニー喜多川、企画・構成・総合演出の舞台『少年たち』。半世紀の時を経て映画化した『映画 少年たち』が3月29日(金)に公開される。
そんな本作の撮影のメインロケ地で重要文化財の旧奈良監獄にSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、なにわ男子(西畑大吾)、Aぇ!group(小島健)そして室龍太らキャストと、本作のメガホンをとった本木克英監督が2月24日(日)に再訪。久々の思い出の地でトークショーが行なわれた。

少年刑務所を舞台にそれぞれの事情を抱えた少年たちの姿をオリジナルの楽曲に乗せて描き出すミュージカルエンターテインメント。
旧奈良監獄は現在監獄ホテルに向けて改装中、ジェシーは「撮影のときにあった色々なものが無くなっていた」としみじみと語る。それでも「ホテルになったらまた来てみたい。みんなのタイミングが合えば貸切で映画化とか」と笑いを誘った。
撮影では気温との戦いで特に冬は厳しいと語るジェシー。カイロを20枚貼って過ごし「この中で絶対に捕まりたくない」と話し、メンバーから「それだと悪いことしてるのかよ」という指摘が飛び交った。西畑も「みんながコートを着てるのに、自分だけ5部丈でイジメられてるん違うかな」と振り返り、唇が紫になっていたという。

冒頭8分間のワンカットの長回しのシーンが印象的な本作。タイトなスケジュールの中でスタッフが撮影した導線などを東京で確認して現地ではすぐに撮影できる状態まで持っていく必要があったと話すSixTONESのメンバー。しかし本番では1発OKで終えて、本木監督もその記憶力には下を巻き「本当に大したもんだよ、どうやって覚えるの」と首を傾げた。

同イベントで法務省とのタイアップポスターの初披露。本木監督は初の法務省とタイアップでキャストに「これからは自覚して行動するように」と注意を促す。すかさず「監督もですよ」と突っこまれて監督も苦笑い。
本木監督は「少年刑務所は身近な存在にはなってはいけないのだが、そう過ごさざるを得ない子どもも世の中にはいる。映画を通じて処罰ではなく更生の道を考えてほしい」と呼びかけた。
桜井賢太郎
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