世界的グルメアワードで、東京のレストラン「INUA」が世界一に!
東京ウォーカー(全国版)
フランスで新たに創設された世界規模の食のアワード「ワールド・レストラン・アワーズ(The World Restaurant Awards)」第1回表彰式が2月18日に開催。東京・飯田橋のレストラン「INUA」が、新鮮なコンセプトを持ち、レストラン業界の進化を率いる「今年の新店(Arrival of the Year)」部門にて受賞を果たした。

ワールド・レストラン・アワーズは、「ミシュランガイド(Michelin Guide)」と並び、世界的に高い注目を集める食のアワード「世界のベストレストラン50(The World’s 50 Best Restaurants)」の共同創設者の一人として名を連ねるジャーナリストのジョー・ワーウィック(Joe Warwick)と、同じくジャーナリストのアンドレア・ペトリニ(Andrea Petrini)が、多様性と広がりを増す世界のレストランシーンの真の姿を反映したアワードとするべく新設した年1回開催のイベント。
そして受賞したINUAは、世界のベストレストラン50で4度世界一を獲得したデンマーク・コペンハーゲンの伝説的レストラン「noma」のレネ・レゼピ氏とKADOKAWAがパートナーシップを結び、同レストランで活躍したトーマス・フレベルをヘッドシェフに迎え、2018年6月29日にオープンした新店だ。
受賞の快挙に、ヘッドシェフのトーマス・フレベル(Thomas Frebel)は、会場でメディアに受賞の感想を求められると、「本当に嬉しいです。INUAチームはものすごく一生懸命やってきましたから。それから、もちろんパートナーの皆さまにも本当に感謝したいです。パートナーのKADOKAWA、レネ・レゼピ、ピーター・クライナーの支援がなければ、ここまで来ることは絶対に不可能でしたから」と答え、東京のレストランシーンには何が必要と考えていますか、という質問には、「東京へ行ったのは、東京に何かが必要だと思ったからではありません。東京は世界の食の都と言われていますから。そのような都市に欠けているものはないと思います。僕たちが日本へ行ったのは、まず日本が大好きだからです。日本の食材も、文化もです。フードシーンにも長い間刺激を受けてきました。nomaのポップアップで行った時(2015年実施『ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京』)に、すっかり魅了されたのです。でもその時は、何ができるかはわかりませんでしたし、このような賞を頂けるとは夢にも思いませんでした」と日本への思いを語っていた。
授賞を決めた主催者からは「北の大地へ食材採集に出かけ、あるときは山の上の旅館での眠れない夜を過ごし、うっとりするほどの美しい景観に浸る。そんなフレベルシェフの探求の旅をあなたも体験してみてください。INUAという場に身を置くことで、空間や時間の概念、そして人生の目的など、深い精神性に触れられます。INUAは、成長過程にある生命体と言えます。今後の成長が大いに期待されます」とのコメントが発表されている。(ワールド・レストラン・アワーズ 公式サイトより抜粋翻訳)
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