プライベートレーベルを設立したSCANDALが、3月27日(水)にバンド初の両A面シングル「マスターピース / まばたき」をリリース!

2019年3月25日 10:00更新

東京ウォーカー(全国版) ウォーカープラス/野木原晃一

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プライベートレーベル"her"を設立したSCANDAL

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プライベートレーベル"her"を設立したSCANDAL。自身のレーベルから3月27日(水)にリリースする作品第1弾は、バンド初の両A面シングル「マスターピース / まばたき」。レーベルを立ち上げた経緯、そしてバンドの第2章の始まりとなる新作についてHARUNAさん、MAMIさん、TOMOMIさん、RINAさんにお話を聞かせてもらった。

【写真を見る】3月27日(水)にバンド初の両A面シングル「マスターピース / まばたき」をリリースするSCANDAL

―ニューシングルのお話の前に、プライベートレーベル"her"について聞かせてもらいます。レーベルの設立は以前から考えていたんですか?

HARUNA「去年、メジャーデビュー10周年を迎えましたが、その直前ぐらいに『これからSCANDALが第2章に入っていくことを見据えて、何か新しいことがしたいな』ということを考えていました。みんなとそういう話をしていくうちに、『プライベートレーベルを立ち上げるのはどうかな?』という流れになり、準備していって今年に入って立ち上げることができました」

HARUNA「去年、メジャーデビュー10周年を迎えましたが、その直前ぐらいに『これからSCANDALが第2章に入っていくことを見据えて、何か新しいことがしたいな』ということを考えていました」

―メジャーデビューから10年というのがバンドにとって一つの大きな区切りだとメンバーみんなが感じていたんですね。

RINA「はい。大きな区切りだと感じましたし、いろんな経験をさせてもらえたという実感もあって、新しいことをしてみたいという気持ちがピークに達した年でもあったんです。去年の2月にアルバム『HONEY』をリリースしましたが、そのあと、『これだ!』と思える曲がすぐには作れなくて…。それまでは新曲を書けば、新しいことをしたいという欲求が消化されたりしたんですけど、去年はそういう気持ちではありませんでした。新しい曲を作る前に新しい場所を作ったほうがいいんじゃないか。ガラッと環境を変えるぐらいの変化が必要なんじゃないかって思ったんです。そういう思いがあったので、すごく勇気が要ることですけど、自分たちでレーベルを立ち上げて、そこから発信していくスタイルにすることにしたんです。結果的に、レーベルを立ち上げることが決まった後、音楽もスムーズに作れるようになったので、間違ってなかったんだなって」

ボーカル&ギター担当のHARUNA

―"her"というレーベル名はみんなで考えたんですか?

RINA「『何がいいかな?』ってみんなで話し合いました。ガールズバンドのレーベルってことが一目でわかる名前というのが大枠としてあったんですけど、女性を直結で連想させるワードって意外と限られていて、『"she"じゃないな。だったら"her"かな』って」

MAMI「すごく自然な流れの中で"her"というワードが出てきたような気がします。みんなの考えとか思いが近かったからだと思いますね」

TOMOMI「"her"という言葉は、自分たちの中のテーマというか、もし自分たちの本があったらタイトルにできるぐらいの言葉だなって思いました。プライベートレーベルを設立することを決めて、新たに動き出した感じがしましたが、名前が決まったことでより現実味を帯びたというか。それくらいしっくり来ています」

HARUNA「SCANDALの第2章の始まりの曲になりますし、歌詞の内容がまっすぐなので、そのメッセージがちゃんと届くようにあまり脚色しないで、そのまま素直に歌おうと」

―レコーディングや楽曲制作のスタイルが大きく変わるわけではないと思いますけど、自分たちのレーベルに名前が決まって、そこからリリースするというのは気持ち的には大きな変化ですよね。

TOMOMI「はい」

ベース&ボーカル担当のTOMOMI

―その第1弾となる作品は、バンド初の両A面シングル「マスターピース / まばたき」。この曲はRINAさんが作詞をして、MAMIさんが作曲を。

MAMI「もともとデモとしてあった曲で、この『マスターピース』とは全く違うアレンジでした。デモを作った時からメンバーやスタッフが気に入ってくれていて、『どこかのタイミングでリリースしたいね』って言っていたんですけど、その時はちょっとタイミングが違うと思って形にしませんでした。これまで私は、曲を作ってもその時のタイミングでできなかったらストックせずにボツにしてきました。でも今回、みんなが『あの曲いいよ!』って言ってくれて、頑ななプライドみたいなものはちょっと捨ててみようかなって(笑)。でも、自分にはもともとのアレンジしか思いつかないから、アレンジを川口圭太さんにお願いしました。そして歌詞も、自分だと凝り固まってうまく書けないと思ったのでRINAに書いてもらったんです」

TOMOMI「演奏面ではライブを意識してレコーディングしました」

―そんなMAMIさんの曲に対して、RINAさんはどんな歌詞を乗せようと思いましたか?

RINA「4人で話していた時に『明るい曲がいいんだよね』っていうことはずっと言っていたので、私もそういう内容の歌詞がいいなと思いました。メジャーで10年、この4人でやってきたことは自分たちの中で大きな自信に繋がる出来事なので、それを無視するんじゃなくて、自分たちのストーリーを汲み取った内容がいいんじゃないかなって。このタイミングだからこそ、始まりの曲、『再デビューするならこのシングルだ!』みたいな曲に仕上げようと思ったので、スタジオでその気持ちを3人に伝えたら『いいね!』って言ってくれたので書き始めました」

ギター&ボーカル担当のMAMI

―4人のこれまでのこと、これからの思いが込められているんですね。

RINA「はい」

HARUNA「レコーディング前にライブで何度も歌って演奏してきましたが、歌入れは独特の緊張感がありましたね。歌い慣れているはずなのに、その緊張感に負けそうになることがあって、いいテイクが撮れるまで歌うぞ!という気持ちで何回も歌い直しました。SCANDALの第2章の始まりの曲になりますし、歌詞の内容がまっすぐなので、そのメッセージがちゃんと届くようにあまり脚色しないで、そのまま素直に歌おうと」

TOMOMI「演奏面ではライブを意識してレコーディングしました。これまでライブで演奏していた曲をレコーディングするということがあまりなくて。だからこの曲はライブで演奏している時の自分たちの空気感を閉じこめたいと思って、楽器や機材のセッティングもライブの音作りに寄せてみました。すごく新鮮で楽しかったです」

RINA「作ったばかりの曲を0(ゼロ)の状態からレコーディングしていくんじゃなくて、ライブで演奏している分、曲が体に入っていたので、それはすごくよかったなって思います」

MAMI「基本的にはバンドが主軸となる音源にしたいということを伝えて、『とにかくゴリゴリに』というところから始まりました」

―アレンジャーの川口さんにはどんなふうに依頼しましたか?

MAMI「川口さんはデビューの頃からSCANDALを見ていてくれて、今の私たちも知ってくれているので、川口さんにお願いしたら間違いないだろうなと思いました。基本的にはバンドが主軸となる音源にしたいということを伝えて、『とにかくゴリゴリに』というところから始まりました。自分が作ったデモにはストリングスが入っていて、ちょっとキレイなサウンドだったんですけど、『それは破壊して!』って(笑)。それから何度もやり取りをして作ってもらいました」

ドラム&ボーカル担当のRINA

―曲、歌詞、アレンジも含めて、自信をもってファンの人たちに届けられる曲になったという感じですね。タイトルも「マスターピース」ですし。

MAMI「タイトルからして『どうだ!』って感じですね(笑)」

RINA「『まばたき』はレーベル名を"her"にしようと決まった時点で、割とすぐに書けました」

―そしてもう1曲の「まばたき」はRINAさんが作詞作曲を担当して、アレンジをMAMIさんが。

RINA「この曲は、レーベル名を"her"にしようと決まった時点で、割とすぐに書けました。すごくパーソナルで、女の子らしくて、甘い世界観の楽曲があってもいいんじゃないかなって。"her"というレーベルが立ち上がる時だからこそ、こういう曲を4人で演奏したいと思ったんです。SCANDALって強い女性っていうイメージを持たれていると思うんです。それもSCANDALらしさなので求められるうちはそういう面をどんどん打ち出していきたいと思っていますが、自分たちの中には『まばたき』みたいな女の子らしさもちゃんとあると思っているので、このタイミングで形にできたのがうれしいなって。『マスターピース』とは全然タイプが違うので、ファンの方の反応がすごく楽しみです」

MAMI「アレンジに関しては、RINAの中に『こういう曲にしたい』という形がすでにあったので、その思いに沿うように作っていきました」

HARUNA「かなりパーソナルに寄った歌なので、すごく優しく、柔らかく歌うことを心がけました。まさしく『マスターピース』とは真逆の曲ですし、こんなに両極端な曲が生まれて、それを歌えるのは、SCANDALって楽しいなって思う瞬間ですね」

RINA「この曲はツインボーカルで、TOMOMIも歌ってくれています。いい感じに力を抜いて歌ってほしかったので『10%ぐらいのパワーで歌って』って言いました(笑)」

TOMOMI「歌っていて楽しかった(笑)。みんなが言っているように、敢えて違うタイプの曲を両A面にしたことで、ルールがなくなるというか、これからどんな角度からでも曲が作っていけるなって思いました」

6月から全国ツアー「SCANDAL TOUR 2019 "Fuzzy Summer Mood"」が決定している

―さて、そんなシングルをリリースした後、6月から全国ツアー「SCANDAL TOUR 2019 "Fuzzy Summer Mood"」が決定しています。どんなツアーになりそうですか?

RINA「"Fuzzy Summer Mood"というタイトルがまさに今の4人のモードを表していて、なんか曖昧な感じだったり、いいユルさだったり、そういうものを組み込んだライブハウスツアーになったらいいなと思っています」

HARUNA「6月から7月の頭にかけて、ちょうど夏に変わっていく時期でもありますし、一公演ごとにどんどん変化していくんじゃないかなって。それと、ツアーが終わったら夏フェスの季節になるので、ツアー中にたくさん力をつけておきたいと思います」

RINA「RINA「"Fuzzy Summer Mood"というタイトルがまさに今の4人のモードを表しています」

撮影=石塚雅人 取材・文=田中隆信

ニューシングル「マスターピース / まばたき」(通常盤)

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