インスタライブからCDデビュー!SNS世代に人気の実力派ユニット「まるりとりゅうが」に直撃
九州ウォーカー
10代や20代を中心とした、SNS世代に絶大な人気をほこるアーティスト「まるりとりゅうが」。2月20日(水)に1stミニアルバム「はじめまして。」をリリースした。記念すべきデビューアルバムは、初配信曲やインスタライブで人気の曲など、彼らやファンにとっても大切な曲がラインナップ。この名刺がわりの一枚を皮切りに、さらなる高みを目指す「まるりとりゅうが」のお二人に、“初CD”に込めた思いを聞いた。
SNS発、今注目すべき気鋭の男女ユニット

カバー動画で話題となり同世代の男女から絶大な支持を受けている、福岡県出身のMaRuRiと、歌動画がSNSで高い人気を得ている現役慶應大学生シンガーソングライターのRyugaからなるユニット「まるりとりゅうが」。Ryugaの音楽センスとMaRuRiの天性の美声、そして二人の心震えるハーモニーは、彼らを知らないリスナーさえも魅了する。さらに、毎週定期的に行われるインスタライブでは、視聴者数3000人を超える、今注目すべきアーティストだ。今回、福岡のカフェ「Connect Coffee」にて、インタビューが実現。ラテアート選手権世界第2位の実力を持つ店主が淹れるラテを楽しみながら、じっくりと話を聞いた。

ーー1stミニアルバムリリースおめでとうございます。改めて、感想をお聞かせください。
Ryuga「僕たちは、2018年3月31日に結成してから、地道に歌動画を投稿したり、インスタライブをしながら、活動してきました。自分たちの作った曲が、CDとなって世の中に広まっていくのは、すごくやりがいのあることだし、しあわせだと感じています。やっとスタート地点に立てたなって感じです(笑)。僕たちはSNSで知ってもらえるようになったアーティストなので、これからもっと、応援してくれる全国のファンの方々に会いに行きたいと思っています」
MaRuRi「結成して1年弱でCDデビューできるのは、とても大きなよろこびです。デビュー前は、お互いにソロで活動していたので、やっと歌手としてCDをだせることを、すごくうれしく思っています。私は福岡出身なので、歌手になって福岡に帰ってこれて本当にうれしいです」
ーーリード曲の「幸せになって」は、MVも公開されましたね。ご本人出演が初めてのMVとなっていますが、撮影時の思い出などがあればお聞かせください。
Ryuga「僕は初めてのMV撮影でした。撮影中はどこを見て歌えばいいのかわからなかったので、最初の方ずっと直立不動で歌っていました。その様子をモニターで見たら、みんなで爆笑しちゃって(笑)。でもMaRuRiは僕より慣れていたよね」
MaRuRi「そうだね(笑)。昔ちょっとやっていたくらいで、自分ではそんな感覚はなかったんだけどね。でもわりとすぐに撮影に入り込めました」

ーーMVを見て、改めて「幸せになって」を聴くと、より曲の切なさを感じます。
MaRuRi「曲中に『幸せになって』という歌詞が3回出てくるんですけど、3回とも歌い方を変えています。最初は、失恋したばかりですべてを失ってしまった絶望感を、そこから終盤へ行くにつれて強い女性になろうとする気持ちを、変化をつけて表現できたと思います」
ーーRyugaさんは作り手として、「幸せになって」はどんなモチベーションで作られたのですか?
Ryuga「僕は、周りの女友達から相談を受けることが多くて、そういった体験談をヒントに曲作りをしています。『幸せになって』もそうやってできた曲ですね。リアルな感情が乗っている分、心にグサグサくる人も多いんじゃないかなって思います」
ーーだから、他の曲も男性が作ったとは思えないくらい、女性は共感するんですね。
Ryuga「男性が作った曲として違和感があるのは『聞き飽きちゃうくらい愛を伝えて欲しいの』かな(笑)」
MaRuRi「この曲は、かなり愛があふれているからね」
Ryuga「女の子ってこんな感じなのかなっていう女性像を、自分の感性を交えて作っています。あとは、MaRuRiっぽさを表現するのも、僕たちの曲としては大事なポイントなので、そこはすべての曲で意識をしています」
MaRuRi「たしかに、Ryugaはよくわかっているなって思いますね。『幸せになって』を初めて聞いたときは、勝手に涙が流れてきましたから」

ーーあと、福岡県民としては、博多弁が入った曲「時が止まればいいのに」も気になります。
Ryuga「今までは一人で歌って完結する曲ばかりだったんですけど、男女ユニットなので、男女で掛け合いができる曲もいいかもって作った曲です。MaRuRiは福岡出身だし博多弁とか入れたらおもしろいんじゃないかなって思ったんですよね。遠距離恋愛の曲だから、東京と博多っていう設定がすんなりハマりました」
二人だからこそ、ここまでこれた
ーーお二人はどのようにしてユニットを組むことになったのですか?
Ryuga「僕たちは、お互いたまたま出演したライブイベントで、初めて知り合いました」
MaRuRi「私はその時、オリジナルの『ちかっぱイケとっちゃん』っていう、博多弁を織り交ぜた曲を歌ったのを覚えています(笑)」
Ryuga「でもその時に友達になったわけではなく、それから一年くらい経って、僕が『好きなのに』を動画で投稿した時に、まるりが『ぜひカバーしたいです』というメッセージをSNSで送ってくれて、意気投合したのがきっかけです。でも最初は、お互いにソロでやっていくことしか考えてなくて、切磋琢磨しながら刺激し合えたらいいねって感じでした」

ーーRyugaさんが初めて作った曲は「好きなのに」ですが、まるりとりゅうがとして初めて作った曲は何ですか?
Ryuga「まるりとりゅうがとして初めて作ったのは『翼』です。実は『好きなのに』があんまり反応がよくなくて、曲作りに自信をなくしていたんです。でも二人で何か曲を作ろうってなった時に、すぐにこの曲ができて、それをスタッフの人たちに聴いてもらった時に『いい曲だね』って言ってもらえたんです。そこから、曲作りが楽しいと思えるようになりました。男女のハーモニーがうまく出せる曲でもありますし、ファンの方々も初期から聴いていただいているので、今回のアルバムに入れられてうれしいです」
ーーMaRuRiさんとしては、このミニアルバムの中で、どの曲が特に思い入れが深いですか?
MaRuRi「私もやっぱり『翼』ですね。最初は、お互いにソロでやっていくっていう気持ちがあったんですけど、この曲ができた途端に、二人じゃなきゃイヤだって思いました。二人で歌うことの楽しさや、二人だからこそ伝わる良さなどに気づかせてくれた曲ですね。『翼』は本当に大好きです」
Ryuga「『翼』は、一人で歌おうと思っても歌えないんですよ。だからこれは、僕たちにとって絆のような曲ですね」
次の来福が楽しみ!
ーーMaRuRiさんは福岡出身ですので、ぜひ、“MaRuRiさん的福岡のおすすめスポット”ベスト3を教えてください!
MaRuRi「そうですね。まずは、私が上京する直前に遊びに行った糸島ですね。海がキレイですし、ヤシの木で作られたブランコで写真を撮ったり、大好きな塩プリンを食べたりして、とっても楽しかったです!あと、私が育った春日市は推したいですね。『春日フォレストシティ』っていうショッピングモールがあるんですけど、学生時代はよく遊びに行ってました。3つ目は、太宰府です。七五三の時もそうですけど、学生時代には、帰りに参道にあるオシャレなスターバックスコーヒーに行ったり、梅ヶ枝餅もよく買って食べてました」

ーーRyugaさんは福岡の気になる場所や食べ物はありますか?
Ryuga「もつ鍋とか博多ラーメンとか、気になる食べ物はいっぱいあります。東京にもお店はたくさんあるんですけど、やっぱり現地で本場の博多グルメを楽しみたいですね」
ーー最後に九州ウォーカー読者にメッセージを!
Ryuga「『まるりとりゅうが』の楽曲をいつも聴いてくださっているみなさん、そして、これを機に知ってくださったみなさん、僕たちはこれからどんどん最高の曲を作って、たくさん福岡に来れるように頑張るので、これからも応援をよろしくお願いいたします!」
MaRuRi「私は福岡出身ですので、もっともっとビッグになって、また福岡に帰って来たいです。福岡のアーティストといえば『まるりとりゅうが』って言ってもらえるように、もっと頑張っていきます!ぜひ、応援をよろしくお願いします!」


まるりとりゅうがのインタビューは、九州ウォーカー4月号(2019年3月20日発売)にも掲載するので、チェックしてね!
[撮影協力]Connect Coffee / 福岡県福岡市中央区天神5-6-13
【九州ウォーカー編集部 / 取材・文=森川和典 / 撮影=山辺学】
森川和典
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