鎌倉アート&ミュージアムさんぽ 長谷編

横浜ウォーカー

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昔ながらの建物が残る風情ある街並みの中、おしゃれなショップやカフェも並ぶ由比ガ浜大通り。気になるお店に寄り道しながら、長谷に向かっておさんぽ。庭園や境内も見どころの「鎌倉文学館」と「長谷寺」、長谷駅近くの裏通りにある「内田正泰記念 アートギャラリー」で、歴史&アートに触れ合おう。

高台の洋館「鎌倉文学館」で鎌倉ゆかりの文学に触れる


別荘地として発展した鎌倉をしのぶ貴重な遺産でもある「鎌倉文学館」(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


旧前田侯爵家の別邸だった建物に、鎌倉にゆかりのある文学者の直筆原稿や愛用品などを収集・保存し、展示を目的に1985(昭和60)年に開館。アールデコ様式が随所に見られる重厚感ある館内から、庭園越しに海を一望できる。2019年4月14日(日)までは「作家と歩く鎌倉 その3北鎌倉・大船方面 」を開催中。

2019年4月14日(日)までの常設展示では昭和(戦後)、平成の文学を紹介(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


【写真を見る】庭園の向こうに海が見える館内からの眺め(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


観音菩薩の存在を体感できる「観音ミュージアム」


「観音ミュージアム」の観音三十三応現身立像。 観音様が人々を救う際に現れる姿は33通りあるといわれ、そのすべてがそろった貴重な資料(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


東日本有数の観音霊場として知られる長谷寺。 多くの寺宝を展示してきた宝物館を全面的にリニューアルし、本尊である観音菩薩を主題に15年に誕生したのがこのミュージアムだ。 映像展示、タッチパネルによる詳しい解説も。海を一望する展望台など、自然豊かな境内も歩いてみよう。

国指定重要文化財である特別寺宝懸仏(かけぼとけ)も見応えあり(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


「長谷寺」に現存する最古の資料、鎌倉時代に作られたという梵鐘(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


「内田正泰記念アートギャラリー」で季節の風景画を鑑賞


「内田正泰記念アートギャラリー」では、作品を少しずつ入れ替えて季節感ある展示にしている(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


はり絵画家として96歳で現役で活躍する内田正泰氏のアトリエ兼ギャラリー。洋紙をさまざまな手法ではり合わせた風景画の原画を展示している。運がよければ内田氏ご本人から 直接絵の解説をしてもらえることも。建築に関する書籍や展示を行う3階の「自然と 夢住まいギャラリー」にも気軽に立ち寄ってみよう。

見覚えのあるこのパッケージの絵も、内田氏の作品。ポストカードは1枚¥155で販売。江ノ電や北鎌倉の明月院など鎌倉が描かれたものも


長谷でアートを鑑賞したら、「鎌倉大仏殿高徳院」や「光則寺」など、徒歩圏内のお寺めぐりもおすすめ。

週末は鎌倉でアート&ミュージアム散策してみよう。

【取材・文=A-un/撮影=奥西淳二、後藤利江】

横浜ウォーカー編集部

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