巨大恐竜にリアル過ぎる地獄… 和歌山の“珍パーク”に潜入してみた!
関西ウォーカー
今回、関西ウォーカーの編集部に“恐竜の目撃情報”が寄せられた! 場所は、和歌山県のかつらぎ町。近所の温泉のおばちゃんの話だと、そこには「小原洞窟恐竜ランド&極楽洞」という洞窟があるというのだが…。一体、普通の洞窟とどう違うのか、気になる編集部は潜入取材を敢行。ある意味“恐怖”と言えなくもない珍体験(?)を味わってきた。
“和製ジュラシックパーク”とも呼ばれる同スポットは、和歌山・小原鉱山の坑道跡にあるレジャー施設。入場者はヘルメットをかぶり、本物の洞窟で探検ができるのだという。大阪から3時間かけ移動し、さっそく現地に潜入すると…。なんと、洞窟の入り口でいきなり巨大なブラキオサウルスが出迎えてくれた!
といっても、実はこれは作り物の像。“恐竜の目撃情報”とはこのことかと納得し、辺りを見渡すと、他にも見応えのあるステゴザウルス&ティラノザウルス、ドラコドンなど、さまざまな恐竜の像が出るわ出るわ…。ところが、これらには一切説明書きが添えられていないという事態。突っ込みどころ満載な印象を抱きつつ、ただただ、恐竜たちの登場を楽しみ、長~い廊下を突き進んだ。
そして地下に下ると、なぜか死後の世界である“地獄”に到着!? 鬼に舌を引きぬかれる場所「大叫喚(だいきょうかん)地獄」や、救いようのない罪を重ねた者が行く「阿鼻(あび)地獄」など、順路にはコワ過ぎる地獄絵図が飾られていた。また、子どもが本気で泣くほどリアルな、赤鬼や閻魔大王があちこちに鎮座。「どこが極楽(洞)やねん!」と、言わずにはいられない洞窟内の設定に、「『恐竜や~』って喜んで来た子どもは絶対にトラウマになるな」と確信した。
最終的に、洞窟内を巡ったあとは“極楽浄土”に到着。きらびやかな天界の世界が待っており、「ラストはやっぱりハッピーエンドやったんや」と納得した。…それにしても、なぜ恐竜ワールドから死後の世界へ続いていたのであろうか。一見普通のお出かけスポットかと思って訪れると“恐怖感”が倍増すること間違いナシ!な“珍パーク”であることが判明した。【関西ウォーカー】
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