住宅街に佇む穴場スポット!下落合・中井のほっこりカフェ
東京ウォーカー(全国版)
閑静な住宅街が広がる新宿線下落合駅、中井駅周辺には、おしゃれで穴場のカフェが点在している。今回は、スペシャルティコーヒーが味わえるカフェに、ネコグッズ満載でSNS映え間違いなしのカフェ、そして開放的なテラス席があるカフェの3軒をピックアップ。下落合駅と中井駅の間は歩いても約15分の距離なので、散策を楽しみながら、お気に入りの店を見つけて!
島根県・益田の名店の味が楽しめる♪「KURI KURI COFFEE 新宿 上落合店」


中井駅の南口から徒歩5分、妙正寺川沿いの小道を進むと見えてくる「KURI KURI COFFEE 新宿 上落合店」。島根県益田市に本店があり、オーナーの妹、萱村(かやむら)亜紀子さんがこの地で2号店として、ひとりで切り盛りする小さなカフェだ。

コーヒーの香りに満ちた店内には、7〜8種類のコーヒー豆がズラリ。世界各国から厳選したスペシャルティコーヒーを、本店で丁寧に焙煎し直送している。なかでもおすすめは、店オリジナルの「栗栗ブレンド」(100g・680円) 。ブラジル、グアテマラ、ケニアの3種類の豆を使用し、どんな好みの人にも合うようにブレンドされた一杯は、苦味と酸味、甘味のバランスが絶妙。毎日飲んでも飽きのこないスタンダードな味わいに仕上がっている。
また、コーヒー豆の購入時には試飲もOK!好みの味を伝えると、萱村さんが希望にあったコーヒーを教えてくれるので、店主との会話を楽しみながら選ぶことができるのも同店の魅力だ。

店の奥のカフェスペースでは、店自慢の豆が日替わりで登場する「ホットコーヒー」(432円)が楽しめる。この日登場したのは「エチオピア イルガチェッフェ ウォレカ ナチュラル」(購入は100g・766円)。口に入れた瞬間に広がる華やかな香りが特徴で、後味はスッキリ。日替わりでいろんな種類の味を試せるので、コーヒー好きはまずホットコーヒーを頼むのがおすすめだ。苦味や酸味が苦手な人は、ラテアートが美しい「キャラメルマキアート」(540円)がイチオシ!ぜひ試してみて。

コーヒーと共に楽しみたいのが、店主お手製のスイーツ。イタリアンレストランで腕を磨いた萱村さんが作るスイーツは、シンプルでありながら繊細な味わいが自慢。定番の「キャラメルシフォンケーキ」(399円)は、キャラメルを練りこんだきめ細やかな生地と、ほんのり苦いキャラメルクリーム&ソースが絶品で、季節のフルーツを添えた萱村さんの優しさも感じられる一品に。
また、濃厚かつクリーミーな「クリームチーズプリン」(302円)や、週替わりの具材が楽しめる「ホットサンド」(自家製ピクルス、ミニドルチェ、ホットコーヒーor紅茶がセットで972円)なども人気。

店内は8席と小さいながら、白を基調にした内装で狭さを感じさせない空間に。「松ぼっくりのツリーは、店のオープンの際、今は亡き祖父が手作りしてくれたものなんです。祖父が見守っていてくれるような気がして、一年中飾っています(笑)」と、萱村さん。またカウンター席の前に配されたユーカリの葉は、店の常連さんがプレゼントしてくれたという。
さまざまな人の温かな思いに包まれた店は、心和むアットホームな雰囲気。萱村さんが「近くの学校に通う学生さんも来ますよ。友人同士で訪れる人もいるし、カウンター席で黙々と課題に取り組んでいる学生さんもいます」と教えてくれた。
コーヒーもスイーツも本格派、それでいて敷居が高くない。そんな温もりあふれる空間で、極上のスペシャルティコーヒーと出合おう。
店中の至るところにネコが‼︎「ToRa1.2.3.カフェ」


ネコのロゴが描かれた三角屋根が目印の「ToRa1.2.3.カフェ」。ココは、自宅で2匹のネコを飼う店主でオーナーの矢口憲子さんが、2018年9月にオープンさせたカフェだ。

「店名は家で飼っているネコの名前、虎イチから。これまで3匹のネコを飼ってきたので、後ろに1.2.3.と付けました」と、矢口さん。店内に本物のネコはいないものの、数えきれないほどのネコグッズが散りばめられている。


ネコの時計に、ネコの置物、ネコの本など、店内は隅々までネコ尽くし!店の入り口近くではネコグッズも販売されている。「ジャンルにこだわらず、私自身が欲しいと思ったものをそろえました」と矢口さん。さらに、矢口さんお手製のネコの形をしたクッキー「ニャンクッキー」(2枚・230円)もあるのでお見逃しなく。

店名と同様、メニューのネーミングも個性的。人気No.1の「ねこまっしぐらサバサンド」(単品650円、ドリンクセット880円)は、ライ麦と全粒粉が香る自家製パンにジューシーな骨なしサバを挟んだ一品。噛むたびに麦のおいしさが広がるパンと、香ばしく焼かれたサバが相性抜群!添えられたレモンを絞れば、よりさっぱりとした味わいが楽しめる。

セットのドリンクは、コーヒー、紅茶、オレンジジュースから選べる。この日は紅茶をセレクト。大阪の紅茶専門店「amsutea」の茶葉で淹れた紅茶は、芳醇な香りと優しい味わいが魅力。紅茶は苦手だけれどこれは好き!というお客さんも多いという。
さらにドリンクには、単品、セットのどちらを注文した場合でも「ニャンクッキー」が1枚付いてくる。香り高い発酵バターをたっぷり使って焼き上げたクッキーは、口の中でホロリと崩れる優しい味わいだ。

最後にこちらの店でぜひとも見ておきたいのが、店の奥に飾られた一枚の絵。矢口さんの友人であり、ジブリ作品の美術監督を務めた吉田昇氏が描いたもので、モデルになったのは矢口さんの家にいるネコの三珠(みたま)ちゃん。店名の由来となった虎イチ君、そして今は亡きもう一匹のネコ、スミちゃんの絵も、現在描いてもらっているところだという。
矢口さんの“好き”が目一杯詰まった店内は、ネコ好きはもちろん、そうでない人もほっこり癒されること間違いなし!かわいいネコが満載の空間で、SNS映えする写真に挑戦してみては?
広々としたテラス席でほっとひと息「Cafe KUUSTA」

下落合駅北口からすぐの場所にある「Cafe KUUSTA」。店名のKUUSTA(クースタ)は、フィンランド語で“モミの木”の意味で、エントランス近くには大きなモミの木がレイアウトされている。北欧をイメージした店内は、大きな窓から明るい陽光が差し込む癒しの空間。木をふんだんに取り入れた内装が、温かな雰囲気に。
爽やかな風が心地よいこれからの季節は、テラス席がおすすめ。店内と同様に席がゆったりと配されていて、リラックスしながら過ごすことができる。ビールやワイン(各600円〜)も扱っているので、休日の昼間にちょっと一杯楽しむのもいいかも。

カフェメニューのイチオシは「パンケーキ キャラメルバナナ シナモン風味」(800円)。注文を受けてから15分ほどかけて焼き上げるパンケーキは、直径約16センチと大ボリューム!バナナとバニラアイスが添えられていて、味わいの変化も楽しめる。
「スイーツはコーヒーに合うものを、と考えています」と話すのは、店長の内山幸大さん。ほんのり香るシナモンがアクセントのパンケーキは、深みのある味わいのコーヒーにぴったりだ。またランチタイムには、秋田県産のあきたこまちを使用したメニューなども登場するので、こちらもチェックしたい。

そしてテラス席のもう1つの魅力が、店の横を通過する西武線の電車を間近で見られること。「線路側のテラス席は、電車好きの方やお子さんに大人気です」と、内山さん。この日は、おなじみの黄色い車両、青い車両に加え、特急レッドアロー号の姿も見ることができた。
スイーツ好きの女子も、電車好きの男子も楽しめるスタイリッシュなカフェで、自由なひと時を過ごして。【PR】
CRAING
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