「旅行会社の“全力”で夢を叶える！」と言うので、無理難題をぶつけてみた

誰しも叶えたい“夢”はあるが、夢で終わってしまうことも多いのが世の常。そんな夢を全力でサポートしてもらえるとしたら、あなたは何を願うでしょうか。東京2020オフィシャルパートナーであるJTBでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催まで500日のタイミングで「Bridging the New Project」をスタート。個人や企業の“夢の実現”を全力でサポートするという。しかし、サポートとは実際にどんなことを指すのか、気になる疑問をぶつけてみた。すると予想以上の回答から、JTBの本気度が伺えた。

大手旅行会社の持てる総力で「つなぎたい夢」を叶える

JTBは、東京2020大会の成功と、旅行の新たな可能性の創出を願い、東京2020大会において、“Bridging the New つながれば、はじまる。”というスローガンを掲げている。これは、「日本と世界」「東京と地域」「すべての人々とスポーツ」、「未来」を「つなげる」という思いを込めたスローガンだ。

そして、この大会を盛り上げるため社内外の取り組みを強化。3月12日からは、「Bridging the Dream キャンペーン」を展開し、個人のユーザーや企業・団体などから、2020年に向けて「つないでいきたい夢」を募集する。

キャンペーンサイトの応募フォームから400字以内で記載して応募し、「Bridging the Dream賞(5名予定)」を獲得すれば、その実現に向けて、同社の持つ旅行のさまざまな可能性を活用した“全面的なサポート”を得られるのだ。

ちなみに、同社担当者いわく、「ご自身の夢はもちろん、家族やご友人とご一緒に叶えたい夢をお持ちの方や、叶えたい夢を持つ企業や団体・行政などにもご応募していただきたいです」とのこと。

例えば、「パラリンピックスポーツの普及を目指す夢」なら、パラリンピックスポーツの体験のみでなく、東京2020パラリンピックの観戦、パラアスリートとの交流などを組み入れた旅行プログラムを共同で開発し、多くの人々に参加してもらう機会を作るなど、同社ならではのしっかりとしたサポートで夢の実現を手伝ってくれるという。

本当にどんな夢でも叶えられるのか？無理難題をぶつけてみた

さらに、「サーフィンでみんなや自然とつながりたい！」という夢を持つ記者が、「ハマり始めたサーフィンを思い切り練習するための“プライベートビーチで初級サーフィン楽しみ放題”みたいな、インストラクター付きの旅があったら、5～6人の初心者仲間と行ってみたいのですが…。ついでに、流行りのスタンドアップパドルを使ったSUPヨガで、自然の海や、波乗りをもっと満喫したいんです！」と、てんこ盛りの夢をぶつけてみたところ、「サーフィンの最高のロケーションと、その地のインストラクターを結び付け、サーフィンの新しいプログラムをみんなで考えてプランとして提供することが考えられます」と好感触な回答が。

「そのプランが、その後につながり、多くの方がその地を訪れるようになるとよいと考えています。ロケーションは、東京2020大会のサーフィン競技の開催地の釣ケ崎もよさそうですね」と答えてくれた。

また、「オリンピック開催地の教訓を東京2020以降につなげたい！」という夢に対しては、「例えば2024年にオリンピックが開催される予定のパリと、姉妹都市になっている東京都や渋谷区の商店街の方々が、地元に息づく文化などを伝えるためのプログラムを考え、パリの事業主との交流を創る旅なども考えられます」との回答。

選考基準のヒントについても聞くと、「当社の大会スローガンのテーマ、日本と世界、東京と地域、すべての方とスポーツなどを『つなぐ』という夢を応援したいと考えています」と教えてくれた。

なお、JTBはその他のイベントでも「Bridging the New Project」と連動。「パラ駅伝 in TOKYO2019(3月24日開催)」へ協賛し、ブース展開なども実施する。東京2020大会、そして2020年以降を見据えて、人々の夢の実現を通じ、旅行・観光の新たな可能性に挑戦していく考えだ。

Raira