踊れるナンバーを収録!RAMMELLSニューアルバム「Mirrors」【後編】
横浜ウォーカー
2017年12月にメジャーデビュー。全国ツアーを経て、着実にステージをあげてきたRAMMELLS(ラメルズ)。横浜市出身でボーカル&キーボードの黒田秋子、藤沢市出身でギターの真田徹、ベースの村山努、ドラムの彦坂玄という、メンバー全員が作曲を手がけ、多彩なグッドミュージックをポピュラーソングに昇華するが、2019年4月3日(水)に発表するニューアルバム「Mirrors」はいかに?

——リード曲「真っ赤な太陽」というタイトルも印象的です。
黒田 これは、美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」からきているんです。もともと好きで、定期的に聞いているんですけど、たまたま曲作りのタイミングで、自分の部屋で踊りながら聞いていたら、すごく楽しくなっちゃって、その勢いで「踊れ〜」って、曲ができました。
——美空ひばりさんといえば、まさに大衆に支持された歌手ですからね。
黒田 「大衆的ってなんだろうな」ってずっと考えていたんですけど「真っ赤な太陽」はピンときましたね。もちろん、自分が作った曲は、曲調も歌詞もひばりさんの曲とは全く違うんですが、タイトルだけは残して。
真田 この曲、大変だったよね。村山がアレンジしたんですけど、当日までギターソロがあるのかないのか教えてくれなくて。「一応、ギターを歪ませる準備はしておいたほうがいいですか?」って聞くっていう(笑)。
黒田 メロディも最後の最後まで迷ったりしてた。
——でも、「踊れー」って前にくる勢いが半端ない曲になりましたね。
真田 そういう、グイグイと切羽詰まった感じがサビにある。
彦坂 そこはグッとくるよね。いろいろ詰まってるけど、曲自体は短くて、すぐ終わるから、また聴きたくなるし。
——「もっと簡単な話がしたい」という歌詞も、複雑に考えがちな世の中なのでグッときました。
黒田 そう!前のアルバムの「AMY」という曲で「深い深い思想の果てに浅くなる」って歌詞があるんですけど、今回は、考えに考えた結果、そんなに気負わずに、すごく簡単なところに行き着いてできた歌詞ばかりなんです。でも、その中心に「愛」がある、そんな歌になったな。
彦坂 ちなみに、「真っ赤な太陽」もそうですが、黒田の部屋で書かれていたり、アルバム全曲、なんらか神奈川で生まれたってことになりますね。黒田は、最初、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行った帰りに、飲み屋で書こうとした曲もあったみたいですが……。
黒田 思った以上に、泥酔しちゃって、結局書けなくて、部屋で書きました(笑)。
——(笑)。でも、黒田さんの言葉、ライブのMCもそうですが、強くなっていると思います。
黒田 うれしい。私、一番最初に受けたインタビューとか、ずっと言葉でてこなくてすごかったよね。もうちょっと形にできるようになってきたのかなって思います。

——最後に、アルバムタイトル「Mirrors」について教えていただけますか。これは最後につけたんですよね?
真田 そうですね。村山が。
村山 これは、ダンスフロアのミラーボールという意味もあるし、今回歌詞に色を使っていたりして、光を屈折させて虹色になるプリズムの感じや自分の写し鏡としての歌詞とか、いろんな意味を込めています。
——アルバムの多彩さやバンドのムードが詰まった、まさにぴったりの。このアルバムを携えて、5月より、全国ツアーを控えていますね。
黒田 今回は、名古屋以外、ワンマンライブなんです。
真田 東京くらいのホーム感をもって、各地回りたいですね!
——横浜の読者に、黒田さんの地元のオススメも教えていただければ!
黒田 1991年からある「トルバドール」っていうアメリカン料理のレストランがオススメです!たまプラーザにあります。メニューは、ステーキやハンバーガーなどありますが、ここのパイがめっちゃおいしくて。夏限定のキーライムパイは、キーライムとコンデンスミルクの層が黄金比率なんです!もちろん、ほかのパイもおいしいので、ぜひ行ってみてください。【構成・取材・文=古城久美子/撮影=映美】
横浜ウォーカー編集部
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