憧れの観光列車が集結!「観光列車サミットin人吉球磨」が初開催
九州ウォーカー
3月22日(金)と23日(土)、「観光列車サミットin人吉球磨」が開催された。


会場となったのは、JR人吉駅。JR九州が誇る人気の観光列車(D&S列車)「SL人吉」の運行開始10周年を記念して企画され、この日、初開催となった。

イベント初日は「SL人吉」をはじめ、特急「いさぶろう・しんぺい」「かわせみ やませみ」「指宿のたまて箱」など6車両がJR人吉駅のホームに集結。観光列車が一堂に介すことはたいへん珍しく、この日の目玉イベントとなった。また、午前中はクルーズトレイン「ななつ星in九州」もホームに登場。憧れの豪華列車との遭遇に、訪れたファンたちから歓声が上がっていた。

観光列車がホームに並ぶ様を一目見ようと、鉄道ファンのみならず、ファミリーやカップルなど老若男女に関わらず多くの観客が訪れ、JR人吉駅は大賑わい。


もうもうと煙を吐きながら、漆黒の雄姿を見せる「SL人吉」、古代漆色と呼ばれる深いえんじ色が趣き深い特急「いさぶろう・しんぺい」、鹿児島県指宿に眠る竜宮伝説にちなんだ特急「指宿のたまて箱」などが登場する度、会場はヒートアップ。


観光列車がそろうのは、この日の13:08から13:22のわずか15分という短時間。


ホームに観光列車がズラリと並ぶと、会場のボルテージは最高潮。またとない機会を逃すまいと夢中でシャッターを切るファン、初めて間近で見る観光列車に目を輝かせる子ども、思い出づくりに満面の笑みをたたえるカップルなど、みな思い思いに観光列車とのひと時を楽しんでいた。

そのほか、ミニトレインの運行やオリジナルグッズの販売など各種イベントも大盛況。23日(土)には、人吉市長やクルーズトレイン「ななつ星in九州」など多くの観光列車のデザインをでかけた水戸岡鋭治氏らを迎えたシンポジウムなども催された。
改めて、JR九州のD&S列車の魅力に触れることができた2日間。観光列車人気にさらなる拍車がかかりそうだ。
【九州ウォーカー編集部/文=前田健志(パンフィールド)/撮影=鍋田広一(パンフィールド)】
前田健志
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