佳境を迎えたBリーグ!チャンピオンシップ出場の鍵を握る4人に注目だ
東京ウォーカー(全国版)
2018-19 シーズンB1リーグも残り試合もあとわずか。現在、4月25日(木)から行われるチャンピオンシップの出場に向けて激しい争いが続いている。チャンピオンシップは8チームで行われるトーナメント戦で、B1リーグ年間王者を決める大一番だ。出場するにはレギュラーシーズンの各地区で2位以内に入る必要がある。上位2位に入れなくても、勝率を競うワイルドカードで上位2チームに入れば出場できる。
今回はほぼ出場当確のチームではなく、当落線上にいる〝もう負けられないチーム〟のキーマンにスポットを当てたい。チャンピオンシップへの架け橋はこの選手にかかっている。(情報はすべて3月30日現在)
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

西地区3位(26勝24敗)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。今シーズン、本格的にブレイクしたオフェンスの司令塔、安藤周人に注目したい。高いシュート成功率で得点を量産し、すっかり名古屋Dの顔役になった安藤。名古屋Dが展開する速いバスケットにもピタリとはまっていて、1994年生まれ24歳と若く、いつ日本代表に呼ばれてもおかしくない活躍を見せている。マーキース・カミングスの退団が気になるが、もともと日本人選手の活躍が目立つチームなので、全員でカバーしたい。
岡田侑大(シーホース三河)

シーホース三河は中地区4位(25勝25敗)で負けられない戦いが続く。期待したいのは三河のプリンス、岡田侑大の大爆発だ。拓殖大学を中退し、シーズン途中に入団。徐々に信頼を掴み、3月に入るとスタメンを奪取。もはやチームに欠かせない存在になった。大学時代のプレーを見ても、ポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。1対1を仕掛けてクリエイトする能力、高いスキルと得点能力で、Bリーグでも新人とは思えないスタッツを残している。有名選手と相対しても、物怖じせずにプレーする姿もプロ向きだ。
大塚裕土(富山グラウジーズ)

富山グラウジーズは中地区3位(27勝23敗)で、ワイルドカードでは2位につけている。出場への道のりは、アリーナの空気を変えられる男、大塚裕土の奮闘が欠かせない。アウトサイドシュートを得意とするシューターで、2017年にサンロッカーズ渋谷から富山に移籍。渋谷ではそれほど目立った選手ではなかったが、富山に移籍してから輝きを放ち、すっかりファンから愛される存在になった。整ったルックスで熱狂的なファンもおり、アリーナを活気づかせられる選手の一人に思う。
ジュリアン・マブンガ(京都ハンナリーズ)

西地区2位(27勝23敗)と、上記3チームに比べて有利な位置につけている京都ハンナリーズ。注目はアシスト、リバウンド、得点と、あらゆる面で京都を引っ張るオールラウンダー、ジュリアン・マブンガだ。アシストランキングでは1試合平均8.7で1位、得点ランキングでは1試合平均21.9得点で6位と、チームの核として機能。もう一人の外国人選手ディヴィッド・サイモンが1試合平均24.5得点であり、京都が外国人選手を中心とした攻撃を展開しているのが分かる。それを分かっていても止められないからこの順位にいるのだろう。京都の怪人マブンガ。彼が躍動する限り京都の優位は動かない。
今シーズンもいよいよ最終章に突入。栄光のため、来期のため、残留のため…。各チームの思惑はいろいろあると思うが、そこで生まれるストーリーも含めて、ますます目が離せない。アリーナへ足を運んで各チームのドラマを見届けよう。
シックスマン
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