「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」 全員が主役!NMB48渋谷チームM初日公演レポート
関西ウォーカー
NMB48の渋谷凪咲キャプテン率いる、渋谷チームMの初日公演が3月2日、NMB48劇場で行われた。

●渋谷チームMは「誰かのために」公演!
NMB48が新公演を行う際、演目や出演メンバーは開演まで明かされない。観客は既存の公演なのか、それともオリジナル公演なのか、そしてチームMの正規メンバー14人に加えて、残る2人の研究生枠は誰が出演するのか、ハラハラドキドキの瞬間を味わうことになる。それが初日公演の醍醐味のひとつだ。
18時開演。『月見草』、『Warning』、『誕生日の夜』と3曲続けてパフォーマンス。

渋谷が「チームMは『誰かのために』公演でした!この公演はNMB48が最初にやっていた公演なので、好きな方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、初めて観る方にも楽しんでいただけるように頑張ります!」と挨拶。注目の研究生枠は、安部若菜と出口結菜が出演。初日のステージに立つ喜びを滲ませた。
自己紹介に続いて、ユニットコーナーへ。『Bird』では白間美瑠がセンター。山尾梨奈と井尻晏菜がその脇を固める。「このユニットがずっと憧れだった」という井尻は「3人のシンクロ率を観ていただきたいですし、これから自分たちでどう味付けしていくのかも注目していただければと思います」

安田桃寧・堀詩音・古賀成美・水田詩織・明石奈津子・出口結菜は『投げキッスで撃ち落せ!』をカラフルな衣装で、キュートに魅せる。明石は「センターのももねからの伝言で、みるきー(渡辺美優紀)さんを意識してるって言っておいてほしいと(笑)」
渋谷凪咲と久代梨奈は、大人の魅力で『蜃気楼』をしっとりと聴かせる。久代は「雰囲気作りをすごく大事にしています」

ユニットの締め括りは、岩田桃夏・川上礼奈・石塚朱莉・鵜野みずき・安部若菜が『ライダー』を溌剌とパフォーマンス。
石塚「私の衣装がピンクなんですけど、私推しのピンクのペンライトが多くて…」
久代「チームMのカラーは何ですか?」
石塚「ピンクです」
久代「そういうことです」(会場爆笑)
●山尾梨奈と古賀成美コンビの幻の振付!?
『制服が邪魔をする』、『夏が行っちゃった』、『小池』、『月のかたち』を続けて披露した後、リハーサル期間中のエピソードトークへ。
久代が「私、(口元の)ホクロを触られるのが嫌なんですけど、なぎちゃんが触ろうとしてきたんです」とクレーム。しかし渋谷はステージ上で果敢にホクロタッチに挑む。それを抜群の反射神経で防御する久代。2人の攻防はこれからも続きそうだ。
白間は「リハーサルの時の映像を観て、気付いたことがあるんです。『制服が邪魔をする』で、やまりな(山尾梨奈)と、なる(古賀成美)のパートがあるんですけど、♪腰に手を回しても♪の振付がすごいんですよ。身長差があるから、こうなってしまうっていう…ちょっとやってもらっていいですか」と、2人に実演を促す。古賀の右手は山尾の腰に、ところが山尾の左手は古賀の股間のあたりに…(会場爆笑)。2回目の公演からは修正されたそうで、初日限定の振付となった。
公演タイトルにもなっているミディアムナンバー『誰かのために』で本編は終了。

●爆笑トーク連発のMC!
アンコールは、『オーマイガー』で盛り上げ、渋谷チームM初のオリジナル曲『嘘をつく理由』を初披露!最新シングル表題曲『床の間正座娘』を息の合ったパフォーマンスで魅せ、新チームの完成度の高さをアピールした。
MCでは『嘘をつく理由』にちなんで、「最近嘘をついたこと」をテーマにトーク。
古賀「私、めっちゃ素直なので、嘘をついたことがないです」
井尻「それが嘘です!」(会場爆笑)
石塚「確かに素直すぎるがゆえに、こんなにバカなんだと」(会場爆笑)
出口「私は仲のいい友達に、転校すんねんって嘘をついたら、淋しがってくれたんですけど、嘘やでって言うのを忘れていて、1週間ぐらい信じちゃっていました。ごめんなさい!」
井尻「出口ちゃん、そういうのは直接友達にあやまって」(会場爆笑)
更に、「チームMでこれからやってみたいこと」をテーマにトーク。
岩田「お寺に行きたい!れなぴょん(川上礼奈)さん、悪いもんが憑いていそうやから」(会場爆笑)
川上「ちょっと~!」
渋谷「礼奈さんはスリッパの生き霊が憑いてるから」(会場爆笑)*以前、渋谷は川上の顔の形がスリッパに似ていると話していた
堀「私は北海道出身なので、北海道に行きたい!旅費は各自でお願いします」
白間「れなぴょんが出してくれるって」
川上「れなぴょん、そんなにもらってないんですよ」
渋谷「確かに」(会場爆笑)
などと、怒涛の爆笑トークを展開。MCが抜群に面白い渋谷チームMを印象づけた。
●「誰かのために」公演を新たに色付けしていきたい!
ラストナンバーは『涙売りの少女』。MCとのギャップもまた魅力的だ。
最後のMCでは、渋谷がこの公演を選んだ理由を語る。「誰かのために公演は、1期生さんがやっていて、昔からのファンの方にとってはすごく大切な公演だと思いますし、スタッフさんとかに当時の話を聞いても、一人一人の思いがすごく強くて、その思いを、NMB48の歴史をもう一度よみがえらせて、私たちがまた色付けしていきたいなと思って、この公演を選ばせていただいたんですけど、どうでっしゃろ?」(会場爆笑)と、真面目な話でもオチをつけるキャプテン、さすがです。
1期生の川上は「前の誰かのために公演よりも、パワーアップしたパフォーマンスをお届けしたい!」と意気込みを語り、同じく1期生の白間も「当時は覚えるのに必死で、毎日泣いていました。でも、今の私は後輩に教える側になっていて、私も成長したんやなって思います」と、感慨深げに語った。
渋谷は最後にこう付け加えた。「個性が豊かで、全員が主役だと思うんですよ。なので、みんなで気持ちをひとつにして頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」
全員で御礼の挨拶をしてステージを去っていく中、渋谷、白間、川上の3人が残った。
渋谷「この公演のリハーサル、礼奈さんがいなかったら、出来てなかったですよ」(会場拍手)
川上「当時は初日の公演に出れなかったり、悔しい思いをたくさんしたから、振付も意外と覚えていて、またこうして新しいチームで出来ることになって、嬉しいうどんなんですよ~」
渋谷「うどん、いらんねん」(会場爆笑)
川上「ちょっと恥ずかしれなぴょんになってしまって…」
白間「いらんねん、それも」(会場爆笑)
渋谷「うどんはいらんけど、このチームに礼奈さんは必要なので」
礼奈「うどんもトッピングして♡」
渋谷「美瑠さん、もう帰ろう」(会場爆笑)
最後の最後まで、サービス精神旺盛な渋谷チームM。MCも含めて、日々パワーアップし続けていくに違いない。
◆渋谷チームM「誰かのために」公演セットリスト(19年3月2日@NMB48劇場)
overture
M1 月見草
M2 Warning
M3 誕生日の夜
~MC
M4 Bird(白間・山尾・井尻)
M5 投げキッスで撃ち落せ!(安田・堀・古賀・水田・明石・出口)
M6 蜃気楼(渋谷・久代)
M7 ライダー(岩田・川上・石塚・鵜野・安部)
~MC
M8 制服が邪魔をする(白間・渋谷・岩田・安田・川上・堀・山尾・古賀)
M9 夏が行っちゃった
M10 小池
M11 月のかたち
~MC
M12 誰かのために
アンコール
M13 オーマイガー
M14 嘘をつく理由
~MC
M15 床の間正座娘
~MC
M16 涙売りの少女
~MC
【取材・文=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドルサポーター。
ポッター平井
この記事の画像一覧(全5枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介