「アジアン スイーツ」で、鶴田真由が大阪初舞台!
関西ウォーカー
「アジアン スイーツ」で、舞台では大阪初登場となる鶴田真由さんが来阪、記者会見が行われた。終始落ち着いた話しぶりは、芯の強さを感じさせる“男前なお姉さん”という印象。ネギで殴り合うなど、激しい感情の爆発シーンもあるけれど、きっと大丈夫。今後も鄭義信(ちょんうぃしん)の世界を体現できる女優さんとなるに違いない。
-出演作の基準は? 今回出演を受けたのは?
「本を読んで共感できるかできないか、その演出家とご一緒したいかどうか、で出演作を選んでいます。今回は作品も演出も両方。もうひとつは、故・金久美子さんのために書き下ろされた作品で、今年が七回忌というお話もお聞きしてましたので。普段とは違うみなさんの思いが結集されている作品に、自分が呼んでいただけるというのは、うれしいですね」
-舞台は今後も積極的に出演しようと?
「作品との出会いだけです。舞台は特に作品に恋をしないとできないので。長い時間をかけて作品と関わって、出演者の方々とコアな関係になっていくので、そこには何か自分がひとつ共感できるものがないと。私は、作品選びにおいて心が反応するものが、その作品の中にあるかないかを大切にしています。舞台には、緊張感と心地よさが同居している感じがあって、それは嫌いではないんですよ。興味あることには入り込んでいきたいという性格でもありますし。舞台で楽しみなのは、演出家とのやりとり。そして、ひとつの作品が世の中に出て行く、みんなで作っていく過程が一番おもしろい。映像より舞台の方が参加している感じが強いですね」
-映像と舞台とはどちらが楽しいですか?
「芝居という意味では同じでも、エネルギーの配分の仕方がまったく違うので、比べられないですね。舞台は、お客さんを前に日々変わっていく楽しさがあり、映像には残っていくうれしさがあります。また作って行くスピードも違いますね。質の違うものなので、それぞれに楽しく、両方好きです」
-ハードなシーンがあるようですが、何かトレーニングを? 舞台で心がけていることは?
「トレーニングはヨガぐらいです。ヨガ歴は7~8年。家でもやりますし、スタジオに通ったりもしています。今回は体力を使うでしょうね、きっと。稽古中にボロボロになって、本番前にくたびれ果てちゃうかもしれない(笑)。体調管理が一番ですね。舞台に上がる時に、一番いい状態に持っていけるように心がけています」
-大阪の印象は?
「日常が大地にちゃんと根ざしている感じのパワフルさがありますね。大阪で撮影していると『こんにちは』って声をかけられた時の顔の距離が、東京よりもはるかに近い感じがします(笑)。あとは、とてもフレンドリーなので『あれ?友達だったかな?』と思ってしまう時も多い(笑)。東京と大阪では距離感の違いがあるかもしれないですね。だから楽しみなんですよ。関西での舞台は、客席との関係性や空間に流れるエネルギーがどんな感じだろうなって。以前京都でドラマの撮影をしていた時に思ったのですが、電車で30分の距離なのに京都と大阪は本当に違いますね。関西ってひとくくりにしちゃいけないですよね」
【取材・文=ドルフィンコミュニケーション】
この記事の画像一覧(全2枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介