「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」 これからのNMB48を作り上げる先駆者になりたい!NMB48川上チームN初日公演レポート
関西ウォーカー
NMB48の川上千尋キャプテン率いる、川上チームNの初日公演が3月10日、NMB48劇場で行われた。

●川上チームNはオリジナル公演!
渋谷チームMに続く新チーム公演第2弾は、川上チームN。正規メンバーは石田優美・磯佳奈江・太田夢莉・大段舞依・川上千尋・河野奈々帆・清水里香・武井紗良・谷川愛梨・西澤瑠莉奈・村瀬紗英・森田彩花・吉田朱里の13人。残る研究生枠3人は誰が出演するのか。
18時05分開演。注目の1曲目は『Pioneer』。「N」の人文字を作るシーンも。

『命のへそ』、『Show fight!』と、笑顔を封印したパフォーマンスを続けた後、『偉い人になりたくない』で、ようやく笑顔を見せる16人。
川上が「この公演はメンバーみんなで考えたセットリストになっています。最後まで楽しんでいただけると嬉しいです!」と挨拶。
研究生からは大田莉央奈・菖蒲まりん・前田令子の3人が栄えある初日公演のステージに立った。全員の自己紹介が終わり、川上、磯とともにステージに残った前田と大田。前田は「選んでいただいたからには全力で頑張っていきたいと思います!」、大田は「先輩のパフォーマンスのいいところを盗んでいこうと思います!」と、初々しく意気込みを語った。
ユニットコーナーは『Glory days』からスタート。谷川、河野、菖蒲がソロダンスも披露し、観客を魅了。後のMCで、2期生の谷川は研究生の菖蒲を「私よりしっかりしてるんですよ(笑)。私が一番先輩やから、普通は私が、ここはこうしようとか言うじゃないですか。まりんが、<ちょっといいですか、ここ揃えていいですか>って(会場爆笑)。私よりダンス上手いし、いっぱい教えてもらいました」などと絶賛。
太田、西澤、森田は『Hell or Heaven』をクールにパフォーマンス!太田は「この曲は、本家が高橋みなみさん、松井玲奈さん、山本彩さんなんですけど、本家越えを目指して、3人でパフォーマンスしていきたいです!」と、力強く宣言した。

吉田、石田、大段は『シャワーの後だから』をセクシーに披露。観客から「エロい!」と言われた吉田は「エロい?それが一番の褒め言葉です」と、どや顔。「この曲を通して表現力を上げたいなと思って、今までで一番やばいやつを選びました(笑)」と、選曲理由を明かした。ウィスパーボイスで歌うため、“吐息三姉妹”と自称する3人のパフォーマンスは、NMB48史上最もエロい『ジッパー』を越えていた。

村瀬、磯、武井は『愛しさのdefense』。武井いわく「女王様みたい」というセクシーな衣装に身を包み、せつなさも漂わせる。村瀬は「この公演のユニット曲を探していた時に、ビビッと来た」と、運命的な出会いだったことを告白した。

ユニットの締め括りは、川上、清水、前田、大田の『西瓜BABY』!AKB48の派生ユニット「Not yet」(大島優子・北原里英・指原莉乃・横山由依)の人気ナンバーをキュートに披露し、会場を盛り上げた。
●16歳の河野奈々帆にいじられる25歳の磯佳奈江
公演の後半戦は、川上チームNの初オリジナル曲『焼け木杭』から。MVで着用した衣装で登場したメンバーに、女性ファンから「キャーッ!」と歓声が上がる。そして、歌詞が過激なため、歌唱に年齢制限がある『Innocence』、石田いわく「歌詞がすごくかわいい!ポーズにもこだわっています」という『正義の味方じゃないヒーロー』と続く。

8人ずつのMC前半は、吉田が仕切りを担当。「武井はパンを焼いて来てくれたり、優しい」と褒めたものの、他のメンバーから「でも、自分にメリットがある人しかくれへん」、「選抜に入ってないメンバーはもらってない」などとクレームが続出し、会場は爆笑。清水が「パンをもらえるように頑張ります!」と、選抜入りを誓うと、再び爆笑の渦に包まれた。
そんな清水に対しては「スタイルがいい!」「努力家」、「ストイック」などと称賛の声。清水は「努力していて良かった」と感無量の面持ちだった。
後半は、森田が仕切りで、この公演に関するエピソードを聞いていく。
河野「莉央奈、令子、夢莉さん、磯さんと、1ヶ所でも間違えたら最初からやり直すっていう練習をしていたんですよ。それを10回ぐらいやって、私は16歳なんですけど、磯さんは25歳じゃないですか」(会場爆笑)
磯「言わなくていい!自己紹介でも言ってないんだから」(会場爆笑)
河野「でも磯さんは曲が流れたら、座っていてもダッシュで戻って来て、全力で踊るんです」
磯「若い子に負けないように頑張りました」
河野「でも、しんどいって言ってました」(会場爆笑)
磯「言うなよ~」
と、河野の最年長メンバーいじりが炸裂。更に、西澤からは、
西澤「『Hell or Heaven』というユニット曲の衣装の髪飾りでターバンを付けるか付けないかっていう話をしていたら、あやてぃん(森田)が、<ターザン?>って言ってきて…」
森田「ターバンのことをターザンと勘違いしていました」(会場爆笑)
と、おバカなエピソードも暴露された森田だが、「NMB48の先陣を切れるような最高のチームを目指していきたいと思います!」と、綺麗にまとめ、副キャプテンの石田が「新チームの初日を迎えられて感謝しています。心を込めて歌わせていただきます。『夕陽を見ているか?』」と、最後の曲を紹介。純白の衣装で、しっとりと歌い上げた。

●公演名に込められた思い
アンコールでは、ショートMCを挟みながら、最新シングル表題曲『床の間正座娘』を含む5曲を披露。そして川上から「ここで、公演名を発表したいと思います。チームNの公演名は<N Pride>公演です!チームNは常にNMB48の先頭に立って走っていきたい。そして、これからのNMB48を作り上げる先駆者になりたい。そんなチームNのプライドを持って、創った公演です!愛して下さると嬉しいです。チームNの応援をよろしくお願いいたします!」

全員での挨拶が終わり、ステージにはキャプテンの川上と、副キャプテンの石田が残った。
石田「2人とも初めてこういう役割をいただいて、正直すごく不安だったんですよ」
川上「うん」
石田「でも、みんながついて来てくれて…」
川上「ちょっとモメたりしたけど(笑)、それを乗り越えたから絆がもっと深まって、今日を迎えられたと思うので、嬉しいです」
石田「これからどんどん進化させていきますので、ついて来て下さいね、皆さん!」
会場からの大きな拍手に包まれながら、2人は笑顔で抱き合い、初日公演は幕を閉じた。
前チームNの「目撃者」公演は『Pioneer』で締め括っていた。その『Pioneer』から始まるセットリストには、これまでのチームNの魂を受け継ぐという意味も込められている。
川上チームNは今日も、プライドを持って、先頭を走り続ける。
◆川上チームN「N Pride」公演セットリスト(19年3月10日@NMB48劇場)
overture
M1 Pioneer
M2 命のへそ
M3 Show fight!
M4 偉い人になりたくない
~MC(自己紹介)
M5 Glory days(谷川・河野・菖蒲)
M6 Hell or Heaven(太田・西澤・森田)
M7 シャワーの後だから(吉田・石田・大段)
M8 愛しさのdefense(村瀬・磯・武井)
M9 西瓜BABY(川上・清水・前田・大田)
~MC
M10 焼け木杭
M11 Innocence
M12 正義の味方じゃないヒーロー
~MC
M13 夕陽を見ているか?
アンコール
M14 星空のミステイク
M15 ALIVE
~ショートMC
M16 床の間正座娘
M17 孤独ギター→太陽が坂道を昇る頃(メドレー)
~MC
M18 君と虹と太陽と
~MC
【取材・文=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドルサポーター。
ポッター平井
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