チアから熱いメッセージも！シーホース三河、運命の最終節！

「今シーズンは経験したことがないような辛い時期もありました。でも、最後までチャンスが残っているのは皆さんの青援（声援）があったから。絶対に負けられない残り2試合、私たちも全力で応援します！」

そう話してくれたのは、シーホース三河のチアチームSuper GirlsのALISAちゃん。

「絶対に負けられない」の言葉どおり、今年のBリーグのレギュラーシーズンは大変な事態となっている！年間チャンピオンを決めるチャンピオンシップ(以下CS)進出をかけた争いは、残り2試合を残して大混戦。CS進出の残り2席を、西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、同地区3位の京都ハンナリーズ、中地区4位の富山グラウジーズ、そして同地区3位のシーホース三河、以上4チームが争っている！

シーホース三河は、残り2戦を勝利すればライバルチームの結果に関わらずCS進出が決定！ALISAちゃんが話したように、4月19 日(金)・20日(土)にスカイホール豊田で行われる川崎ブレイブサンダース戦は運命の2試合になる。川崎はバスケ日本代表のキャプテンを務める篠山竜青選手や、同じく代表のニック・ファジーカス選手、辻直人選手らが所属する強豪で、勝利するにしても大接戦となるのは確実！

振り返れば、今年のシーホース三河は苦難のシーズンを過ごした。中心選手の移籍、新しいチームへの再構築…。歴史と伝統のある常勝軍団が大苦戦を強いられた。それでもCS出場の希望を残せたのは、ファンの声援があったからだろう。実際のところ、ホームゲームは22勝6敗と圧倒的に強い！

最終節に向けて鈴木ヘッドコーチはこう話してくれた。

「今シーズンは選手が変わり、シーズン中にスタートメンバーも変わり、とても苦しい時期を経験しました。それでも温かい言葉をたくさんいただきましたし、本当にファンの方々に助けられました。私たちは、選手やスタッフだけのものではない、皆様に支えられたシーホース三河と自覚して試合に挑んでいます。最後まで諦めない試合を観戦した方々が、私たちのファンになってくれています。残り2戦も諦めずに戦って、一人でも多くの方にファンになってもらいたい。ファンの方々、スタッフの方々、もちろん自分たちのためにも、最後まで頑張りたいと思います」

シーズン途中に加入し、公約どおりスタメンを奪取。すでにチームに欠かせない存在となったルーキー岡田侑大選手も最終節にかける思いは熱い。

「僕が入団した頃よりもチーム内に信頼関係が生まれて来ていると感じています。川崎さんは手強い相手ですが、オフェンス面で貢献したいですね。(個人として)二桁得点を目指します」

ちなみに「新人賞は？」の質問には「獲ります！」と即答。岡田選手の言葉は実直で本当に気持ちがいい！

泣いても笑ってもシーズンは残り2試合。スカイホール豊田の収容人数は5000席を数え、チケットは残りわずかだが販売中。

過去最高の声援を届けて、チームに力を与えよう！そして、CSに出場し、共に頂点を目指そう！

嶋村光世