ニコ超にGLAY降臨!金爆と初の対バンライブ開催、平成最後に「女々しくて」コラボ
東京ウォーカー(全国版)
4月27日・28日に千葉・幕張メッセで開催された巨大イベント「ニコニコ超会議2019」で、ロックバンドGLAYと、ヴィジュアル系エアーバンド、ゴールデンボンバーが初の“対バンライブ”を行った。

ネット発の文化祭「ニコニコ超会議」。今年はそのなかの音楽祭で、「超プレミアムライブ GLAY×ゴールデンボンバー in 超音楽祭2019」と題した企画を実施。日本の音楽シーンをリードし続けてきたGLAYと、ネタ満載の楽曲などでニコニコユーザーからも絶大な人気を誇るゴールデンボンバーが、豪華なセットリストで来場者や47万9千人のネット視聴者を熱くさせた。
まずは、GLAYへのリスペクトあふれるゴールデンボンバーのスペシャルライブパートから始まった。メンバー・鬼龍院翔、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二が登場すると、最初に歌ったのはGLAYの「誘惑」。バンドではエアギター担当の喜矢武が、ここでは見事な生演奏のギターソロを披露し、会場を沸かせた。
その後、鬼龍院は「僕はGLAYさんの歌を聞いて育ってきました。ゴールデンボンバーには、GLAYさんを思い浮かべて作った曲が結構ありまして…」と、GLAY愛を告白。タイトル通り、GLAY・TAKUROのイメージで作った楽曲「TAKUROさんの夏」や、歌詞を「HISASHI」に替えて歌った「まさし」などを披露して、来場者やniconicoユーザーを喜ばせた。
さらに「GLAYさんといえばホルンと日清カップヌードル」といいながら、カップ麺を大量にかき込んだり、TAKUROの「T」の字を自ら履いたTバックで表現したり(樽美酒)と、歪んだ形で愛を伝えたメンバー。それぞれが、微妙にGLAYに寄せたファッションもしており、ニコニコ生放送では「引きで見たらGLAY」「これぞ金爆」「怒られろ」といったコメントが並んだ。

ゴールデンボンバーのパフォーマンスで熱気渦巻く会場内。後半は、“平成のレジェンド”GLAYが登場するとあって、ニコニコ超会議の来場者が続々と音楽祭ブースに集結し、最終的には入場待機列もできるほどだった。
そこへTERU、JIRO、TAKURO、HISASHIが登場し、会場は興奮のるつぼに。TERUは「ニコニコ超会議にお邪魔してます!」と挨拶し、「ゴールデンボンバーには結構やられましたけども(笑)。こちらは正統派ロックでいきたいと思います!」と意気込みを語って、ゴールデンボンバーの「女々しくて」を歌った。

会場のボルテージを一気に上げたGLAY。その後は「誘惑」「サバイバル」「Winter,again」などヒット曲のオンパレードとなり、「平成に生きていて良かった」「涙で画面が見られない」「神曲しかない」と、生放送も盛り上がった。
また、4月26日に配信開始されたばかりの新曲「元号」も本ライブで初披露。20年前の1999年、同じ幕張メッセの特設ステージで開催した、伝説の20万人ライブを映し出す同曲のミュージックビデオが流れると、ハンカチで目を拭う来場者の姿もあった。

アンコールでは、ゴールデンボンバーとGLAYが改めて肩を組んでステージに登場し、2組で歌う特別バージョンの「女々しくて」を披露。TERUが「一緒にステージに立てて本当に嬉しい。ゴールデンボンバー大好き!」とコメントした後、この“対バンライブ”に誘ったというHISASHIにマイクをバトンタッチすると、HISASHIは「平成最後の曲が『女々しくて』になってしまいました!」と絶叫して、観客を笑わせていた。
平井あゆみ
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