関西風お好み焼きをたまプラーザで。田園都市線屈指の人気店「子ぐま」
横浜ウォーカー
「たまプラーザ」と聞いて多くの人が抱くのは、おしゃれで優雅なイメージだろうか。意外にも意外、県内でも指折りの人気を誇るのがお好み焼き店の「子ぐま」だ。満席状態が続いてフラッと入ることは難しいが、芸能人や食通も通うほどの有名店だ。わざわざ行く価値、大いにあり! 実力が光る味を紹介しよう。
粉少なめ&具だくさんの関西風の創作お好み焼き
たまプラ−ザ中央商店街にある「子ぐま」は創業20年以上の、地元の人からも愛されるお好み焼き店。里井さん親子で経営する。木の温もりが宿るログハウス風のアットホームな空間だ。

テイストは、いわゆる“関西風”と呼ばれるもの。本場大阪の味をアレンジした創作風お好み焼きで、鶏がらと鰹でスープを作って、粉を少なくして具をたっぷり入れるのが特徴だ。
粉の量は生地がまとまるかどうかのギリギリのライン。だから、お腹にたまらずにあっさりと食べられる。お好み焼きというと、一見ボリュームがあって高カロリーのように感じるが、野菜をたくさん使っているから意外とヘルシー。ダイエットや健康を意識した女性にも人気で、そんなところが“たまプランヌ”の心も惹きつけているのだろう。

目の前の鉄板で焼いてもらうスタイルなので安心。早い段階でかつお節をのせて味を染み渡らせ、「生地を混ぜすぎず」「手早く」の信条で女将さんがテンポよく作っていく。
初めて訪れる人はおさえておきたい、定番人気メニューはこちら!
山盛りの九条ネギに圧倒!「子ぐま玉焼き」はオーダー必須

「子ぐま」の名物といえば、産地直送の九条ネギを使用したメニュー。子ぐま玉焼き(1,188円)は、表面を覆い隠すように盛られたビジュアルが迫力満点だ!

豚肉、エビ、イカ、小柱の具材に、九条ネギの甘味と香り、シャキシャキとした食感がマッチ。ソースは3種類をブレンドしてバランスを追究したオリジナルミックス。食欲を掻き立てる味わいと香りがたまらない! トッピングで九条ネギ(216円)をプラスすることもできるので、他のメニューにアクセントとしてトッピングするのもおすすめだ。
そのほか、山芋がベースになった子ぐまのふわっ玉焼き(972円)もリピーターが多い根強い人気メニュー。ペンネ、アスパラ、ジャガイモ、ベーコンを一緒に焼く子ぐまのチーズ焼き(810円)は、子供からも人気で、お酒のアテにもぴったりな隠れた裏看板メニューでもある。
6月以降に近隣へ移転予定。予約はお早めに
そんな「子ぐま」だが、2019年6月以降に移転する予定とのこと。驚くことなかれ、場所は徒歩数分圏内の近隣だという。今の店での営業を惜しむ客や、移転後は心機一転した「子ぐま」を楽しみに駆けつける客が今後さらに増えそう。行く日を決めたら、早めに予約をするのが安心だ。
たまプラーザの実力店として、地元の人はもちろん多くの人から愛されるお好み焼き店。ぜひ訪れてみて。
【構成=濱口真由美/取材・文=磯崎 舞/撮影=吉澤広哉】
横浜ウォーカー編集部
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