稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の「新しい地図」。“こんなに早くステージに立てると思わなかった”ファンミーティング直後のホンネを福岡で告白
九州ウォーカー
4月16日(火)、17日(水)の2日間、福岡国際センター(福岡市博多区)において、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の『新しい地図』の3人が、初のファンミーティグ「NAKAMA to MEETING_Vol.1」を行った。 2019年2月に東京からスタートし、愛知、大阪、宮城、福岡と5都市・全22公演、述べ12万人を動員。オーラスとなった4月17日(水)の最後の公演の前に囲みの取材を行った。彼らの生の声を公開!


「今の気持ちは新緑のグリーン。僕らが生まれ変わってフレッシュになったからかもしれない」(稲垣)

ーー全22公演が今晩のラストの公演をもって、幕を閉じようとしています。今の率直な気持ちをお聞かせください。そして今の気持ちをできれば“色”で表現していただけますか。

稲垣吾郎(以下、稲垣)「2月の東京を皮切りに始まりまして、ようやくここ九州・福岡にきました。個人的にはイベントや映画の舞台挨拶、芝居などで、福岡には来ていたのですが、3人で福岡の同じ舞台に立って、歌って踊るのは久しぶりでした。“NAKAMA”のみなさんにお会いして思い出を作っていくというのが、やはり待ち望んでいたことなので、本当にしあわせな気持ちでいっぱいです。終わってしまうことにさみしい気持ちもあるんですけど、悔いの残らないように、この思いをつなげていきたいと思っております。 今の気持ちを色であらわすと、“新緑のグリーン“ですね。すっかり春めいてきて、これから夏にかけてはグリーンなイメージがあって(笑)。なんかすごくフレッシュな感じがしています。初めて僕らのステージを見たり、新しい地図を始めてからファンになってくださった方も多いのですが、昔から応援してくださる方、何十年もにも渡って長く応援してくださる方も多いんです。そういう方々にも久しぶりに再会して、本当にフレッシュな感じがしました。僕らが生まれ変わってフレッシュになったからなのかもしれないですけど、新緑のような、フレッシュな思いが今あるなので、僕がパッと思い浮かんだ色はグリーンでした」

草彅剛(以下、草彅)「僕が言いたいことを、ほぼ吾郎さんが全部言って(笑)。そのまま僕のコメントとして書いていただければと思うんですけど(笑)」 (一同笑)
草彅「本当になんか同じ気持ちというか。ファンミーティングで直接会えるのは、同じところでしか味わえない空気なので。みなさんいろんな生活があるなかで、時間を決めて同じ時間、公演に足を運んでいただけることにしあわせを噛みしめています。一緒に歩んできているファンの方が多いのか、笑ったり涙されている方もいらっしゃって、たくさんの時間を共有してきたんだな、という実感もあります。そしてこれからもまた続いていく、というしあわせな気持ちに満ちています。色はですね、ぼくも新緑の緑にします(笑)。(でも)一色では表せないというか。会場はしあわせな空気に包まれていて、その瞬間、瞬間、色とりどりに変わっていっていたんです。だから何色というのは申し上げづらいんですけど…」

香取慎吾(以下、香取)「(小さな声で)一応選んで」
稲垣「記事にしやすいから」
草彅「じゃあ、透明で(笑)」
香取「色の名前を記事にしたいんだよ」
草彅「じゃ、マーブルで(笑)」
香取「マーブル?」
稲垣「混じってんの?(笑)」
草彅「じゃあ僕、イメージカラーが黄色なので、吾郎さんの新緑と、黄色を混ぜてください (笑)」 (一同笑)
香取「2月から始まって、今日がラスト、本当にさみしくて、びっくりしています。すごく楽しかったですね。でもまたすぐホントに、こういう機会がみなさんと作れたらなと思っています。ステージの上でも言ったんですけど、こんなに早くステージの上で歌える日がくるとは思っていなかったので。そうだな、またステージで歌う時がきたら、いいな…ぐらいは思っていましたけど。1年ちょっとでそんな時が来るとは思ってもいなかったから、うれしいし、歌って踊りながら、『あ、やっぱり自分好きなんだな』とすごく感じました。来てくださるお客様がいないと、ステージで歌を歌っても意味がないので、みなさんとのしあわせな空間をまた作っていけたらなと思います。色は“白“で。今回のファンミーティングは、新しい地図を広げてみんなで描いていこうってはじまったんですけど、これから2回目、3回目とまた機会ができた時に、ちょっとずつ色が増えていくと思います」
草彅「いいなあ、それ僕のコメントにして(笑)」
香取「あなたはマーブルでしょ」
「『雨上がりのステップ』の歌詞が自分と重なってグッときちゃいました」(香取)

ーーファンのみなさんのお顔はどんな風に見えましたか。
草彅「近い距離なので一番後ろの方まではっきり見えました。やっぱり笑顔が印象的でしたかね。ちょっと泣いている方もいたんですけど、最後にはみなさん笑顔になってくれていたのかなと。そういうところが印象的でしたね」
香取「僕も号泣していましたね」
草彅「グッとくるところはね、ありましたね」
香取「このミーティングがはじまって驚いたのは、『雨上がりのステップ』という曲。もともとパラスポーツの選手のみなさんを応援するために歌っていたんです。でもこのミーティングで歌っていると、歌詞の内容が急に今の自分と重なって、すごくグッときちゃって、困っちゃう歌でしたね」
稲垣「僕は心のなかでは号泣でした。けど、実際に泣くとちょっと目尻にシワがよってしまうんで(笑)。歌詞でいうと、二人(草彅と香取)が『KISS is my life』を歌っているちょうどその時、僕は後ろで着替えているんですけど、裏で聞いていて『どんなにつらいことがあっても 僕らは何があっても乗り越えていけるよ だいじょうぶ』という内容の歌詞がすごくいいなと思って。二人はNAKAMAのみなさんに向かって歌っていると思うんですけど、僕にも歌ってくれている気がしちゃって。ジンとしちゃったりしました。僕の好きな時間でもあるんです、二人が歌ってる時が」

ーーファンの方に一番伝えたかったことは?
草彅「新しい環境になって1年半、本当にその時、その時を必死に、環境もまったく違うところで、新しいステージに立ってきました。ひとつひとつの積み重ねがあって、それがファンミーティングにたどり着いたので、そんなに僕らも先を見ているわけでもないし、すごく遠くまで行こうと思っていないし。一歩一歩、今日来てくださった方や、僕らを応援してくれるNAKAMAのみなさんと、真っ白いキャンバスに少しずつでいいですから色を塗るという形でこれからも進んでいきたいですね」
「ファンミーティングセカンドを、すぐやりたい」(草彅)



ーー今後の夢はありますか?
香取「夢?なんだろう?」
稲垣「個人的にはですね、すごく先のことを考えてきたわけではなく、その時に課されるものとか、求めていただけるものというのが多く、気づいてみると理想の場所にいられている、理想のものを見られているという感じでした。なので、これからも目の前のことをしっかりやっていきたいなと思います。しかし本当に今はフレッシュな気持ちですから、新緑とも、白いキャンバスという言葉も出ましたけど。本当にいろいろ描いていきたいです。歌って踊ることをよろこんでくださっている方も多いので、そこにもちゃんと応えていきたいなと思っています」
草彅「具体的な夢というのは特にもってはいないんです。ただファンミーティングのセカンド(次回)を、すぐやりたいというのも夢ですね。すごく家族のように親身になって、僕らのことを考えてくださる大切なファンの方がいて、その方たちをよろこばせたいという気持ちもあります。逆にファンのみなさんが僕らのことを楽しませてくれるところもあります。そういうキャッチボールというか、約束の場所というか、そういうのが長く続いていくこともひとつの夢かなと思います」
香取「僕の夢は、マイナス15kg。あと2週間ぐらいで(笑)」

今回のファンミーティグ「NAKAMA to MEETING_Vol.1」はあくまでも第1回目。公演の終盤には「すぐに2回目をやりたい。2019年内はないけれど(笑)、すぐに」「1年に1回はやりたいね」という言葉も。しばらくは映画や舞台、TVCMなど彼らの活躍を応援しつつ、次のミーティングを心待ちにしたい。

【編集・構成=鶴田知子、取材・文=山本陽子、撮影=菅 祐介】
九州ウォーカー編集部
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