福岡の餃子の源流!福岡市内のおすすめひとくち餃子6選
九州ウォーカー
昭和初期から存在し、今も変わらず愛される店。そのほとんどが、ひとくち餃子や、鉄鍋餃子の名店ばかりだ。福岡で半世紀以上愛され、県外の人も魅了する名物を生み、育んできた象徴ともいえる十傑に注目する。
丁寧な包み方、絶妙な火入れで70年にわたり愛される納得の技「宝雲亭」
細かくみじん切りにしたタマネギを主に、牛と豚の合挽き肉を合わせるあんなど、創業当時から変わらない作り方を徹底。餃子の店でよく見る「ニラ卵とじ」(600円)も同店が発祥だ。


「黒豚焼餃子」(8個600円)。素材の味を重視し、「一口焼餃子」より一回り大きく仕上げている。そのため黒豚の脂身の甘味を驚くほど強く感じる。
[宝雲亭(ほううんてい)]福岡県福岡市博多区中洲2-4-20 / 092-281-7452 / 17:30~24:00、日曜・祝日は~21:00ごろ(※売り切れ次第終了) / 不定休
調理中は絶対に目を離さない 焼き師の意地が味に出る「旭軒 駅前本店」
福岡の餃子シーンを牽引する店。6連バーナーの焼き台は一度に20人前を焼いても高火力を保つ。餃子の状態を見極め、絶妙な焼き上がりにできるのは、熟練の大将だからこそ。


現在74歳の2代目は、1964(昭和39)年に屋台に勤めて以来、餃子を作り続ける。平日に包むのは1日約4500個。厚さ15㎜の鉄板で作られた焼き台が店の歴史を物語る。今年の夏ごろに店舗を増築予定だ。
[旭軒(あさひけん) 駅前本店]福岡県福岡市博多区博多駅前2-15-22 / 092-451-7896 / 15:00~24:00 / 日曜休み(月曜が祝日の場合営業、月曜休み)
注文後に一つずつ包んで焼く、やっぱりそれが一番!「武ちゃん」
中洲「宝雲亭」直伝の王道ひとくち餃子が屋台骨。現在は初代の遺志を継いだ2代目・武内秀明さんが、伝統の味を守り抜く。注文後に手包みし、作りたてを出すのがこだわり。


[武(たけ)ちゃん]福岡県福岡市博多区中洲1 清流公園内 / 090-9479-6348 / 19:00~24:00 / 不定休(※事前の電話確認がおすすめ)
博多餃子の雄が放つ一品は飲んべえが締めに集うあっさり系「テムジン 大名本店」
福岡の人気餃子チェーンの第1号店。野菜7:牛肉3で作るヘルシー餃子が看板で、蒸し焼きしたふわりと柔らかい皮も特徴。自家製ダレもあっさり仕上げで、酒のあとの締めにもいい。

[テムジン 大名本店]福岡県福岡市中央区大名1-11-4 / 092-751-5870 / 17:00~翌1:00、土曜12:00~15:30、17:00~翌1:00、日曜・祝日12:00~15:30、17:00~24:00(LO各30分前) / 火曜休み
大きな鉄鍋で焼き上げるあんの食感と皮の黄金比!「ぎょうざ一番」
餃子を焼く特注の鉄鍋は蒸気を逃さず、皮のパリパリ感、あんのとろみを出すのに最適。中に入れる野菜は、産地にこだわらず、甘味の強さを基準に日本各地から厳選する。

[ぎょうざ一番]福岡県福岡市早良区弥生1-4-1 / 092-843-9329 / 17:00~翌1:00、日曜・祝日~24:00(LO各30分前) / 火曜休み
ニラたっぷりで味わいガツン!どハマリ必至の“緑の餃子”「王餃子」
1964(昭和39)年創業と中洲でも古参で、次々に客が訪れる人気ぶり。餃子は大量のニラやネギの風味を効かせたガッツリ系。醤油ラーメンなど本場直伝の台湾料理も要チェック。


[王(わん)餃子]福岡県福岡市博多区中洲2-5-9 / 092-291-2249 / 17:00~翌3:00 / 日曜休み
九州ウォーカー編集部
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