“負の遺産”から劇的変化!セグウェイや新アトラクションで大盛り上がりの「舞洲」に注目
関西ウォーカー
大阪湾の淀川河口にある3つの人工島「舞洲・夢洲・咲洲(まいしま・ゆめしま・さきしま)」。夢洲で「2025年大阪・関西万博」の開催が決定し、総合型リゾート(IR)構想も加熱。「負の遺産」とまで呼ばれたエリアが活気付いている。<※情報は関西ウォーカー(2019年5月7日発売号)より>

新アトラクションやBBQでアクティブな遊び場に進化
なかでも、今一番変化しているのが「舞洲」だ。3月リニューアルのグランピング施設「パームガーデン舞洲 by WBF」には、257mの日本最長ぶら下がりレールコースター「ローラージップ」や、電動立ち乗り二輪車「セグウェイ(公式)」が体験できる「セグウェイパーク」もオープン。

広報の野口大輔さんは「セグウェイは大人気。これを目指して来る方が多いです」と新たな人の流れを実感。また、2017年6月に新館をオープンした「ホテル・ロッジ舞洲」も稼働率が上がっていて、広報の井上明日香さんは「ナチュラルでシンプルな部屋が好評。以前からログハウスも14棟あり、ここでBBQができるのでリピーターも多い」と語る。

イングリッシュガーデンには、7月にアジサイが咲き誇る。
舞洲拠点のスポーツチームが一丸となって盛り上げる
舞洲には、バスケットの「大阪エヴェッサ」、野球の「オリックス・バファローズ」、サッカーの「セレッソ大阪」という、ここを基点とする3つのプロスポーツチームがある。大阪市は、この3チームと組んで「舞洲プロジェクト」を発足。大阪市経済戦略局スポーツ部スポーツ課の河内一博さんは「3つのプロスポーツチームが一つの場所にそろうのは、全国でもここだけ。スポーツを軸に舞洲を盛り上げる力になる」と期待を寄せる。

超アンドロイド選手が登場するという夢のようなジョークも。
1月には、オリックス・バファローズのダンス&ヴォーカルユニット「BSGIRLS」と大阪エヴェッサのガールズパフォーマンスユニット「BT」が、大阪エヴェッサの試合で共にハーフタイムショーを行い、ジャンルを超えたタッグで会場を沸かせた。海辺のロケーションと新アクティビティで遊び場としてのよさは3島のなかでぬきんでている舞洲。スポーツの熱も加わり、今後どんな変化をとげるのか目が離せない!
数字で見るヒットのポイント
【約5.4倍増】パームガーデン舞洲 by WBFのBBQ来場者数。昨年のGW(5月3日~6)は合計362人だったが、今年の予約者は1947人。約5.4倍の増加となる。
【67室】ホテル・ロッジ舞洲の新館の部屋数。大阪の海底の土を使った壁や陶器、タオルは泉州製を使用。4月には癒しの焚火エリアもオープンした。
【3チームコラボ】2019年4月1日のエイプリルフール企画で、2025年の万博期間中に、3チームコラボで「勝手に舞博(世界舞洲博覧会)」を開催すると発表し話題に。
■パームガーデン舞洲 by WBF<住所:大阪市此花区北港緑地2-3-57 電話:06-6465-4690 時間:10:00~18:00、セグウェイパーク10:00~最終受付16:30(12:00~13:30休憩、1人2000円/25分)、ローラージップ9:00~最終受付17:00(1人1200円) 休み:なし JR桜島駅より舞洲アクティブバス約15分、ホテル・ロッジ舞洲前から徒歩5分>
■ホテル・ロッジ舞洲<住所:大阪市此花区北港緑地2-3-75 電話:06-6460-6688(代)、06-6460-6090 時間:BBQ11:00~15:00、16:00~21:00 料金:1人2600円~(3日前までに要予約) 休み:なし 駐車場:180台(BBQ利用者は500円) アクセス:JR桜島駅より舞洲アクティブバス約15分、ホテル・ロッジ舞洲前からすぐ>
■舞洲プロジェクト<電話:06-6469-3882(大阪市経済戦略局スポーツ部)>
関西ウォーカー編集部
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