リゾートのような新しい健康増進施設、「江東メディカルタワー」に行ってみた
東京ウォーカー(全国版)
医療法人社団心和会が、健康的なライフスタイルを「検査・運動・食事」の面から一元的にサポートする新しいタイプの健康施設「江東メディカルタワー」を江東区亀戸に6月1日(土)にグランドオープンする。

総合健診センターのほか、透析クリニック、スキンクリニック、メディカルフィットネス、さらには日本料理店を備え、各分野のプロフェッショナルが健康をサポートするというこの施設。グランドオープンを前に訪れてみた。
最新の医療設備とフィットネスで健康をサポート

施設の大半を占める「江東健診クリニック」では「人間ドック」、「脳ドック」、「レディースドック」という3つのドックメニューと、「食事アップグレードプラン」、「リラクゼーションプラン」、「ホリスティックプラン」、「シンプルプラン」という4つの人間ドックプランを組み合わせた健康診断を受診できる。待合室はプライバシーに配慮した半個室で、落ち着いた雰囲気。

さらに大腸3D-CT検査、オープン型MRIといった先進的な医療機器が導入され、精密な検査も可能。


施設内を隅々まで拝見させてもらったが、医療施設というよりも、どこかリゾートにきたような、そんな雰囲気だった。

この健康診断結果をもとに、建物2階にある医療法42条認定の会員制フィットネスクラブでは、トレーナーが、一人ひとりの状態に合わせたフィットネスプログラムを作成。さらにトレーナーが各種マシンを用いてトレーニングをサポートしてくれる。いわゆるスポーツジムと異なるのは、医療機関であること。いわゆるフィットネスのほかリハビリ的な運動にも対応。さらに定期的なメディカルチェックを受けられるので、プログラムに基づいて実施した運動の効果がわかる。

加えて、トレーナーが毎月レポートを作成し、面談を実施することで、単に「トレーニングが終わったら帰る」の繰り返しではなく、フィットネスの成果もしっかり実感できる。フィットネスの金額は、入会金が3万860円(税込)、そのほか事務手数料が3240円(税込)。月々9432円(税込)のライト会員のほか、より健康志向の強い方に向けた1万3200円(税込)のプレミアム会員プランも用意されている。
おいしい健康食に舌鼓
運動や人間ドックの後は、施設1階の和食レストラン「温 La BOMBANCE」で舌鼓、というのも他にはない特長の一つ。しかもこのレストラン、ミシュラン星付きのシェフがプロデュースするというから驚きだ。



出てくる料理は、どれも遊び心に溢れたものでありながら、管理栄養士の指導のもとに作られているから、味はもちろんのこと健康にもしっかり留意されている。さらにアルコールも提供しているというところも面白い。シェフに話を伺うと「もともと健康に気をつけた料理をつくることに興味がありました」とのこと。気になるコースの値段は透析患者に向けたコースが1500円から用意され、もちろん料理だけ楽しむことも可能。インテリアも落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間が過ごせそうだ。

地域に根差した医療設備とサービスも提供
施設には、透析クリニックと皮膚科も用意されている。一般的に透析医療は一回当たり約4時間の治療を週3回行う必要があり、患者にとっては肉体的な負担に加え、精神的な負担も大きいもの。このクリニックではプライバシーを重視し、43床のうち38床は個室タイプ。電動リクライニングチェアでくつろぎながら透析治療が受けられる。

個室内ではモニターで動画コンテンツが鑑賞できるほか、WiFi環境も用意され、まるで自宅にいるかのような環境が提供されている。この地域で、こうした個室タイプの透析治療を受けられる施設は珍しいそうだ。

6階は江東スキンクリニック。保険診療の一般皮膚科のほか、自由診療の美容皮膚科のいずれも受診可能で、プライバシーのためエリアが完全に分かれている。

また子連れでの往診に対応できるできるようキッズスペースも用意。ママにはうれしい配慮がなされていた。

新しい時代の、新しいカタチの健康増進施設「江東メディカルタワー」に注目だ。

栗原祥光
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