58万人が盛り上がる! クリスマスの新トレンド“マルシェ”の魅力とは
東京ウォーカー(全国版)
12月24日・25日の“当日”だけでなく、年々イルミの点灯が早まるなど、25日までの“待ち時間”を楽しく過ごそうという欧米流の過ごし方が主流になりつつある近年。その代表的な傾向が「クリスマスマルシェ」の盛り上がりだ。昨年、東京・有楽町の東京国際フォーラムで初開催された「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル」は、延べ58万人の入場者を超える盛況ぶり。さらに今年は有楽町パティオでもマルシェが初開催され、より一層トレンドになりそうな様相なのだ。
そもそもクリスマスマルシェとは、クリスマスシーズン限定で開かれる市場のこと。もとはヨーロッパ伝統の慣わしで、クリスマスの1か月ほど前になると街の公園などにクリスマス用の飾りや食べ物を扱う店が集まり、連日連夜、聖夜の到来を祝おうとする人々でにぎわう。日本でも近年じわじわと注目が高まり、都内だけでも大きなもので9ヶ所ほどのマルシェがオープンしているのだ。
12月10日にオープンした「ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2010」は、フランス最古の伝統を誇るストラスブールのマルシェを再現。「自然豊かなアルザス地方の素朴で温かみのあるマルシェを再現しました」と担当者が語るように、高さ5mのクリスマスツリーが立ち、シャレーから漏れる灯りはキラキラ輝くイルミと相まって温もりある空間を生み出している。
本場の職人が作るフランスのご当地グルメも目玉のひとつ。キッシュやクグロフのほか、薄いタルト生地にサワークリームをのせたアルザスの伝統料理・タルトフランべなど、マルシェならではの庶民的なフレンチを堪能できるのだ。今回は「手作りオーナメントやソーセージのワークショップなど体験型の催しを充実させた」(担当者)そうで、昨年以上ににぎわいそうな予感。ヨーロッパの小都市に迷い込んだムードの中で、フランスワインに舌鼓を打つロマンチックな過ごし方もいいかも。
一方で、今年初開催するのが日比谷パティオの「ウィーン・クリスマス in Tokyo/TAKE VIENNA HOME」。このマルシェの一番の見どころはバルーンを利用したイルミネーション。ハリウッド映画の照明を担当するスタッフが手がけたもので、無数のバルーンに灯りが灯る光景は思わず見とれてしまうほど美しい。
グルメも、王族や貴族も愛したというザッハトルテや伝統的なウインナーソーセージのほか、スパイスがほんのり香るホットワインなど、ウィーンゆかりのメニューがそろう。金管楽器によるクラシック音楽の演奏会をはじめ、催しも頻繁に行われるそうなので、食に音楽に、ウイーンの香りを楽しんでみては。
このほか、東京ミッドタウンや六本木ヒルズ、汐留シオサイトなどでもクリスマスマルシェを開催中。国際色豊かなマルシェに出かけて、一足早くクリスマス気分を味わってみよう。【東京ウォーカー】
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