海馬文様の変化を追う!島根県出雲市で「海馬文様の展開~縄文時代後期の出雲ブランド~」開催中
東京ウォーカー(全国版)
島根県出雲市の荒神谷博物館で7月8日(月)まで、出雲平野から見る縄文時代シリーズ2「海馬文様の展開~縄文時代後期の出雲ブランド~」が開催されている。

自然の猛威に耐え抜いた縄文人にクローズアップした、全3回シリーズの春の企画展。2回目となる今回は、縄文時代後期の磨消縄文技法と呼ばれる土器装飾の中に見られる海馬文様の変化を追う。出雲地方を中心に岡山県や鳥取県の遺跡から出土した海馬文様のある土器を紹介し、違いや共通点を紹介する。またタツノオトシゴの標本も展示。

担当者は「縄文時代シリーズ全3回の2回目は土器装飾の中に見られる海馬文様(かいばもんよう)の変化を追います。海馬とはタツノオトシゴではないかと言われています。タツノオトシゴは世界中で縁起の良い生き物とされ、日本では安産のお守りとして干物を妊婦さんのおなかに入れる習慣があるようです。今回の展示はその海馬文様が装飾された縄文土器を中心に展示しています。この機会に縄文時代に出雲で活躍していたデザイナーの作品をお楽しみください」と縄文土器に描かれる海馬文様について話す。
全3シリーズの同展。前回のシリーズに訪れた人、訪れていない人、どちらも楽しめる展示内容となっているので、まだ訪れていない人はぜひ訪れよう。
ウォーカープラス編集部
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