大竹伸朗が描く都市・熊本県熊本市で「大竹伸朗 ビル景 1978ー2019」開催中

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

4月から熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱで開催されている「大竹伸朗 ビル景 1978ー2019」。好評を博しているこの展覧会は6月16日(日)までと、まもなく終了となる。

大竹伸朗 ビル景 1978ー2019 ポスター写真は主催者提供


大竹伸朗は1980年代初めにデビュー以降、絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開し、その活動は現代美術の世界だけでなく、文学やデザインを初めとし幅広いジャンルに影響を与えてきた。その中で、本展では、1970年代から現在までの約40年間にわたり、大竹が制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点をあてている。

「ビル景」とは、現実の風景をそのまま描いたものではなく、大竹の中に記憶された香港やロンドン、東京といった様々な都市の湿度や、熱、騒音、匂いなどがランダムにミックスされ、「ビル」という形を伴って描き出される仮想の風景のこと。

【写真を見る】大竹伸朗「放棄地帯」2019年写真は主催者提供 (c)Shinro Ohtake, Courtesy of Take Ninagawa, Tokyo, Photo by Kei Okano


多数の未発表作品から最新作まで800点以上を調査し、ビル景シリーズ全作品集の発行とあわせて、可能な限り展示することで、ビル景シリーズの全貌を明らかにしている力の入った展覧会だ。

デジタル技術全盛の現代において、一人のアーティストが数十年に渡り、自らの手で絵を描き作り続けることの意味とは何か。終了間際の「大竹伸朗 ビル景 1978ー2019」に出かけて大竹伸朗の世界観を堪能しよう。

ウォーカープラス編集部

この記事の画像一覧(全2枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

紅葉特集2023

紅葉特集 2025

全国約1100カ所の紅葉スポットを見頃情報つきでご紹介!9月下旬からは紅葉名所の色付き情報を毎日更新でお届け。人気ランキングも要チェック!

CHECK!全国の紅葉名所人気ランキングはこちら

イルミネーション特集

イルミネーション特集

全国約700カ所のイルミネーションを、エリアやカレンダーから探せる完全ガイド!クリスマスマーケット情報も!

CHECK!全国の人気ランキングをチェック!

東京人気ランキングも要チェック!

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る