ガッツリ派 or ヘルシー派? 大満足な上大岡の弁当・惣菜店
横浜ウォーカー
仕事が遅くなった時や料理を作るのが面倒な時、単品でちょっとプラスしたい時など、頼りになるのが惣菜や弁当。気軽に立ち寄ることができて、おいしくて、おなかも満たしてくれる。そんな“上大岡の台所”として、親しまれている老舗と新店を紹介しよう。
上大岡のソウルフードといえば「TORIGE本店」の長年愛される串

創業70年の鶏肉総菜店「TORIGE本店」。親子3代続き、2代目の鳥毛康男さん、3代目の直樹さんが切り盛りする。2019年3月にリニューアルし、厨房で調理をしている様子が見える明るい雰囲気となった。上大岡に住んでいる人にとってはお馴染みの店で、串が1日700本売れたこともあるほど人気だ。

串は1本 120円〜で全18種、岩手県産「みちのく清流鳥」や、静岡県産「信玄鳥」を使用。特に人気の「ねぎしお(140円)」は、串に刺す位置によって鶏肉の部位を使い分けている。上部と中央部にはモモ肉を使ってジューシーな味わいを堪能でき、下部はムネ肉を使ってサッパリとした味で食べ終われるのだ。

また、火の入りにくいモモ肉が火力の強い上部にきて、火の入りやすいムネ肉が火力の弱い下部にくるので、均一に火が入るのだという。

火の前に長時間立ち続けるため体力勝負。それぞれの部位に適した焼き方で作り、おいしさのピークを見極めるために神経を尖らせる。その20年以上の経験からくる匠の技がおいしさとなって表れているのだろう。
ガッツリ食べたい食欲旺盛な時に、串以外でオススメしたいのがこちら2品だ。

「唐揚げ弁当(690円)」は、ゴロッと大きな唐揚げがボリューム満点!付け添えのソースは3種類から選べ、中華風ネギソース、大根おろしソース、スイートチリソースがある。

「チキンカツ 黒(250円)」はサイズも大きくて食べ応え抜群! パンチの効いたブラックペッパーとガーリックに食欲がわいて、スタミナチャージできそうだ。「TORIGE本店」の鶏肉総菜と弁当は、これからも上大岡に住む人の心を惹きつけてやまないだろう。
彩り、栄養共にバランス満点!創作総菜と弁当の店「vend」

商業施設が集中する上大岡駅周辺から少し離れた住宅地にも、“上大岡の台所”は存在する。味も見た目も抜かりなしの惣菜と弁当を作るのが、2018年2月に開店した「vend」だ。

約2週間ごとに中身が替わるランチボックスや総菜などを販売。味、食感、栄養、量にこだわり、「バランスのいい食事がしたい!」という願いを叶えてくれる。彩りがよく、細長いボックスを使った弁当は見た目もおしゃれ!

総菜は単品でも購入ができ、大小2種類のサイズをそろえる。「食事の時間が毎日もっと楽しくなったら。あと、料理のマンネリ化脱出のヒントにもしてもらいたいと思って献立を考えています」と、オーナーの青木明子さんは話す。


店頭販売をするだけではなく、デリバリーも行う。企業の研修や会議などの用途のほか、ビジュアルの良さが評判を呼び、自宅での食事会などにも利用される。オードブルはパーティにも人気。
平日の月曜〜金曜の8:30〜10:00までに3個以上の注文で、ランチタイムに港南区内などへ配達。15,000円以上の購入で一部の西区、中区、南区にも配達が可能だ。時間がなく買いに出かける暇がないという時にも、ぜひ便利なデリバリーサービスを活用してみてほしい。
「今日は何を食べよう?」と悩んだら、上大岡っ子の胃袋をつかむ愛され総菜と弁当を食べてみて。
【構成=濱口真由美/取材・文=磯崎 舞/撮影=宮川朋久、松本順子】
横浜ウォーカー編集部
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