「五輪×環境」テーマに松岡修造・室伏広治が熱く語る
東京ウォーカー(全国版)
6月13日、都内にて、「TOKYO2020・P&G『みんなの表彰台プロジェクト』合同記者発表会」が開催され、松岡修造、室伏広治、東京2020組織委員会の森喜朗会長らが出席した。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会とプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)は、東京2020の表彰台を、リサイクル素材で制作する「みんなの表彰台プロジェクト」を開始。
国連において設定された「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献する初のSDGs大会として、今後の大会のモデルとなることが期待されている東京2020大会。大会コンセプトに賛同した同社は、過去の知見を活用し、「アリエール」や「ジョイ」「パンテーン」などプラスチック素材でできた使用済み製品容器を消費者から回収して、東京2020大会の表彰台制作に再利用する。
このプロジェクトの開始にあたり、記者発表会に登場したスポーツディレクターの室伏、P&Gオリンピック・パラリンピックプロジェクト 熱血応援リーダーの松岡、空手女子組手の植草歩選手、パラトライアスロン日本代表の秦由加子選手は、東京2020大会への意気込みや環境問題についてトークセッションを実施。
室伏は「スポーツは未来を変える力があります。我々は環境に配慮したオリンピック・パラリンピックということで取り組んでいます。メダルを取った選手たちは、リサイクル素材からできたメダルを手にして、リサイクル素材からできた表彰台に乗るなど、本当にサスティナブルな大会になると思います」と挨拶。
松岡は「消費者が回収BOXに使用済み製品のプラスチック素材を入れることも、大会への参加だと思う。自分の思いが表彰台になって、みんなの思いの中で選手たちが表彰台に立つ。そこには大きな力が含まれていると思います」と目を輝かせ、植草選手は「環境にも良くて、さらに私たちの運命も変えてくれる表彰台。すごくいいプロジェクトだと思います」と笑顔を見せた。
また、「サスティナビリティ」というテーマで、各自が2020年に向けて開始する取り組みを発表。秦選手はフリップに「未来を選ぶ」と書き、「私たちがものを選ぶとき『高品質であるか』『使いやすいか』『便利か』『安いか』と、いろんな選択肢の中で選ぶと思うんですけど、そこで選ぶ選択肢の一つに『未来を選ぶ』というのを入れたい。これは環境に優しい製品なのか、これを作っている会社は環境のことを考えてくれているのか。そういうことを考えながら商品を選んでいきたいと思っています」と熱くコメント。「水筒」と書いた植草選手は「アスリートであるからこそ大切な水分補給ですが、ペットボトルで飲んでしまったらその分ゴミが出てしまう。ですので、これからも水筒を使うということを心掛けていきたいと思っています」と、等身大の“持続可能な取り組み”について語っていた。
なお、回収プロジェクトは、6月19日(水)より、全国の約2000店舗のイオン店頭で実施。P&G製品のプラスチックボトル・詰め替え用製品(衣料用洗濯用洗剤・柔軟剤、台所用洗剤、ヘアケア製品、消臭芳香剤。他社製品も回収可能)を店頭で展開するリサイクルBOXに入れるシステムとなっている。
Raira
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