決め手は“味のいいとこどり”? 「一人鍋」が女子にウケる理由とは
東京ウォーカー
鍋といえば1つの鍋をみんなでつつくのがセオリー。しかし、最近では“1人サイズの鍋”を出す店が増えており、今年流行した女子会などでも大人気だという。そこで、今回はオススメの一人鍋が味わえる3店をピックアップし、ヘルシーな“茶鍋”や、美肌効果があると言われる真っ赤な“スンドゥブ”を紹介。さらに、この一人鍋が、支持を得る理由を探ってみた。
■ダシにカテキンが入ったヘルシーな一人鍋!「茶鍋cafe saryo」(東京・池袋)の「白湯つくねのコラーゲン茶鍋」(730円)
同店は、 東京・神楽坂の路地裏に佇む和カフェ「神楽坂茶寮」の新業態店。女性をターゲットにしているということもあり、客の9割が女性だそう。“食の素材・味・出来立て”にこだわった、身体と心にやさしい一人鍋が提案され、中でも、一番人気なのは「白湯つくねのコラーゲン茶鍋」。カテキン入りの茶鍋ということで珍しさもあるが、なんといっても豆乳を入れたまろやかな白湯スープがポイントだ。さらに、コリコリした食感の鶏軟骨、生姜、味噌、ねぎを練りこんだ鶏つくねと、鶏ガラを数時間煮込んで抽出し、冷やし固めたコラーゲンは、女性の心はワシヅカミに。あっさりかつコクのある味わいでヤミツキになること間違いナシなのだ。
ちなみに、この一人鍋が「ウケている理由」を、同店広報担当者に聞いてみると、「普通、店で注文できる鍋というのは2人前からが多いですよね。それだと1人では食べられないのですが、もともと『一人で鍋が食べたい』と考えていた方も多かったのではないでしょうか」とのこと。さらに、「友だちと異なる種類の鍋を注文して、他の味も楽しんでみたい、と考えている方も多いのだと思います」と分析。いろんな味を一度に味わう贅沢さも、一人鍋の魅力のようだ。
■アジアンテイストの一人鍋!「一人アジアン土鍋 Dining NABElabo(ナベラボ)」(東京・池袋)の「赤スンドゥブ」(850円)
池袋のはずれにひっそりと佇む“隠れ家的空間”「NABElabo」。訳すと「鍋研究所」になるのだが、確かにパラエティー豊かな鍋がそろっていて楽しい店だ。そんな同店で、ひと際食欲をそそるメニューが、ねぎ、アサリ、豚肉、豆腐、卵、水菜を入れた「赤スンドゥブ」。厳選したコチュジャンや唐辛子を合わせて投入し、真っ赤な色合いに仕上げられたスープは、寒い日のテンションを上げてくれるハズだ。高タンパク・低カロリーの豆腐がメインとなっているので、健康志向さんにもオススメ。
同店では、これら一人鍋が人気の理由を「“気軽さ”なのでは?」と話す。「鍋は“みんなでワイワイ”というイメージがありますが、一人鍋は1人でも気軽に楽しめますから」と話す。加えて、この店でも「大勢で来て、違った鍋の味をみんなで楽しむのも良いですね」と、“さまざまな種類を楽しむ”ことを提案していた。
■スープから具までとことんオリジナルな一人鍋!「鍋選人(ナベセンニン) 小鍋しゃぶしゃぶダイニング」(東京・渋谷)の「灼熱の赤地獄鍋」(880円)
メディアで話題の同店。ベースとなる“しゃぶしゃぶスープ”を、15種類の中から選ぶ、新しいスタイルの鍋料理店となっている。しかも、スープだけでなく、約33種類の中から、たれ&薬味が選べるので楽しさは倍増! 自家製の食べるラー油や、シュリンプオイルなどから“ベストたれ”が調合できるという、斬新な「たれカウンター」は必見だ。そんな同店では、名前にインパクトのある「灼熱の赤地獄鍋」をぜひお試しあれ。激辛ながらも、コクのある味わいを堪能できる。
1人でも堂々と食べられるのがうれしい“一人鍋”。種類も豊富にそろえられているので、各店が話すように、仲間と一人鍋をつつき合って「いろいろな味」を堪能するのもオススメだ。アツアツを頬張って、みんなも元気な冬を過ごそう!【東京ウォーカー】
「茶鍋cafe saryo」TEL 03・3986・0063
「一人アジアン土鍋 Dining NABElabo」TEL 03・6914・0189
「鍋選人 小鍋しゃぶしゃぶダイニング」TEL 03・5784・5688
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