グリコ×京都吉兆 異色のコラボでひとくち野菜ジェラート・アイスの実〈国産野菜シリーズ〉が期間限定発売
関西ウォーカー
江崎グリコの「アイスの実」は、本物のフルーツの香りと味わいをぎゅっと一粒に凝縮した一口サイズの丸いジェラートで、発売から33年が経過したロングセラー商品だ。過去、フルーツやチョコ、抹茶など多彩な味わいを発売して愛されてきたが、このほど京都吉兆の総料理長で代表取締役社長の徳岡邦夫氏監修の「アイスの実〈国産野菜シリーズ〉」が誕生、期間限定で発売されることになった。
ことの始まりは2年前。アイスの実を食べた徳岡氏が「外はカリっと、中は柔らかい」アイスの実のおいしさに驚き、「京野菜でアイスの実を作れないか」とグリコに提案したことが、今回の開発のきっかけになった。それから徳岡氏の監修のもと、野菜の調達から香りや味わい、アイスのとろみの出し方などさまざまな難題をクリアし、このほどようやく「アイスの実〈国産野菜シリーズ〉」がデビューする運びとなった。
「アイスの実〈国産野菜シリーズ〉」は国産かぼちゃ、国産とうもろこし、国産にんじん、国産さつまいもの4種類。香料、着色料、人口甘味料不使用のヘルシーなジェラートで、世界中のお母さんが子供たちに食べさせたくなるアイスを目指した。外側は従来のアイスの実同様カリッとした口当たり。中はクリーミーでやさしい甘みが広がり、あとから野菜の香りが追いかけてくるのが従来のアイスの実とは一味異なる。絶妙な口当たりを出すために、ミルク由来の乳たんぱく質や卵黄で脂肪を乳化させたり、寒天やこんにゃく粉でとろみを付けたりして工夫を凝らしている。
徳岡氏は「これは社会的にすごく意味があるので、ぜひお願いしたいと考えた。次の世代に必要だと考えている。はじめは野菜よりの味だったが、野菜を食べるために作ったのではなく、おいしいジェラートとして開発してもらった」と振り返る。開発を担当した江崎グリコの本田真弥(まや)さんは「クリームの量を調整したり、野菜の味が前面に出ないかなど、ジェラートとしておいしく仕上げるのに通常は半年から1年ぐらいで開発するところ、2年もかかった。子供に安心なジェラートは大人にも魅力があると思う。ぜひ大人の人にも召し上がって欲しい」と苦労を明かした。
「アイスの実〈国産野菜シリーズ〉」はいずれも1袋10個入りで540円、箱入り4個セットは2260円(ドライアイス・保冷パックは別途有料)で高島屋大阪店と高島屋京都店でのみ、7月3日(水)から16日(火)の期間限定で販売する。また、高島屋ギフトカタログ、高島屋オンラインストアでも販売。こちらはギフト包装や送料などを含め4種入り4320円。で8月7日(水)10時まで受け付けている。
鳴川和代
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