手作りの器でおもてなし。綱島の住宅街にあるほっこりカフェ2選
横浜ウォーカー
「カフェめぐりが好き!」という人におすすめしたい、住宅街にある隠れ家的な2軒のカフェをご紹介。2軒ともハンドメイドの食器を使用し、店内で販売もしている。ハンドメイドならではの温もりある器の質感、 独創的な空間、自家製スイーツなど、駅からは少し離れているけれど、わざわざ通いたくなる魅力が随所にキラリ。五感で楽しみながら心に栄養補給をしよう。
時間を忘れてくつろげる「tenowa」

味のある渋いブルーに塗られた扉が印象的な入口は、ごくシンプル。道路を挟んで公園の木々を望むロケーションもいい。営業は木〜土曜の週3日のみ。
テーマは「暮らしの道具+CAFE」。棚には、作家の手仕事による器や小物が並び、野菜を多めに使ったヘルシーなランチや自家製スイーツが楽しめる。女性オーナーのもてなしや、さりげなく古材を生かした空間は抜群の心地よさ。時間を忘れてつい長居してしまいそう。

旬の素材で季節感を出した週替りランチの「tenowaプレート」は1,000円。雑穀ごはん、具だくさんスープ付き。おかずは3〜5品で、写真は新じゃがとタラのコロッケ、トマトと新玉ねぎのサラダなど。ランチは予約優先、席数が少ないので事前の電話予約がおすすめだ。この日のケーキは「アメリカンチェリーといちごのタルト」で、tenowaプレート+日替わりケーキ+ドリンクは1,500円〜。コーヒーはオーダーごとに豆を挽き、ハンドドリップで入れる。


ご自身も以前は陶芸に親しんでいたというオーナー。「気に入った器で日常の食事を楽しんでいただけたら」と、使い勝手のよさも重視した作品が並ぶ。店名「tenowa」のteは手、waは和と輪にかけたそうで、手仕事から生まれる温もりと日本の食卓にしっくりくる器が中心だ。

ワークショップも人気の「コの字カフェ 製作所」

道路から少し奥まった入口。白くモダンな建物の正面がカフェ、向かって左側に進むとアトリエが。建物全体がコの字になっていて中庭を挟んで対面するようにカフェとアトリエがある。
住宅街にあるカフェ&アトリエの複合施設。店長の天野亜美さんは陶芸家でもあり、カフェで料理やスイーツを盛り付ける器は、天野さんの作品が中心だ。「プレートランチ」(850円)など、週替りのランチも楽しめる。実際に器を使い、気に入ってその場でオーダーする人もいるそう。また、陶芸、ガラス、金属、染色など多ジャンルの作家がシェアするアトリエでは、ワークショップも開催。

しっとりふわふわに焼き上げたシフォンケーキのレパートリーは約20種類。定番のプレーン(450円)のほかに2種類が常時登場。軽い口溶けのホイップクリームとキャラメルソース添え。黒糖ジンジャーミルク、ジンジャーパインなど、「自家製シロップドリンク」(450円〜)もおすすめだ。シフォンケーキもカップやプレートも店長・天野亜美さんの手作りで愛情たっぷり!

普段は美術作家たちの制作活動の場となっているアトリエでは、月に2〜3回ワークショップを開催。作家たちと一緒にモノづくりを体験できるのが魅力で、親子で参加できるものも。参加費は1,500〜3,500円、陶芸は2,500円。
喧騒から離れたカフェで過ごす時間は、とてもリラックスできるもの。そんなお気に入りのカフェがいくつかあると日常のすてきなエッセンスに。また、器が好き、モノ作りが好きという人もぜひ出かけてみて。
【構成=濱口真由美/取材・文=A-un/撮影=後藤利江、小林ゆうみ】
横浜ウォーカー編集部
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