2011年 神奈川でブームとなる“ご当地フード”を大胆予測!
横浜ウォーカー
山梨県の「甲府鳥もつ煮」や岡山県の「ひるぜん焼そば」など、2010年はB-1グランプリの影響でB級グルメが大ブレイクしたが、2011年、地元野菜が豊富な神奈川県では、一体どんな“ご当地フード”が流行るのだろうか? “ハマ生まれハマ育ちのクールな編集者”という異名を持つ横浜ウォーカー編集長・Y本が次なるブームフードを予測した。
【ブームフード候補 その1】800年前から食べられていた多摩区の特産品! “のらぼう菜フード”(神奈川県・川崎市)
約800年前から食べられていた歴史ある野菜“のらぼう菜”は、多摩区の特産。アブラナ科の一種で、菜の花より苦味が少なく食べやすい野菜だ。現在は、多摩区商店街連合会と川崎商工会議所が、同野菜を使った商品を開発し、4店舗でブランド化。「ベーカリーフードコート麦」では、パン生地に“のらぼう菜”の粉末を加えたトマトベースのカレー入り「のらぼうカレーパン」(160円)、「菓聖はしば」では、ほんのり緑色のふわふわカステラ「のらぼう菜カステラ」(650円)を販売し、注目を集めているという。
【ブームフード候補 その2】故郷の味としていまや名産品に!“郷弁(さとべん)”(神奈川県・開成町)
“郷弁”は、異常気象でアジサイが被害を受けた年の「あじさい祭」で、来場者に振る舞われた弁当で、いまや“故郷の味”として名産品に。使う食材は開成町産のものが中心となっており、町おこしの一端を担うグルメとして、惣菜店や寿司店など、ジャンルの異なる料理人がさまざまな“郷弁”を開発する。ちなみに、「つかさ惣菜店」の「松華弁当」(1000円)は、ブロッコリーや大根など、おかずのほとんどが自家栽培の野菜というこだわりよう。“郷弁”の生みの親・山縣一水さんが手掛ける和食中心の「季節だより」(1000円)も、ボリューム満点で魅力的だ。
【ブームフード候補 その3】ご当地麺コンテストの優勝作が発売に!「ふじさわ雲吞麺(わんたんめん)肉」(780円)
藤沢市政70周年を記念して、2010年11月に開催された「湘南藤沢ご当地グル麺コンテスト」。全22団体の中で優勝したのが、「古久家藤沢店」の「ふじさわ雲吞麺」だ。豚肉のうま味がぎっしり詰まったワンタンは、ほのかな甘みがありジューシー!「ヨコスカがカレーの街と言われているように、“藤沢といえばワンタン”と言ってもらえるように発信していきたいですね」と同店社長の小林剛輔さんは話している。1月14日(金)からの発売が決定したので見逃せない。
「神奈川には、自然豊かな場所ならではの、地元の食材を使ったオリジナリティあふれる商品が次々に誕生。今年もご当地B級グルメの人気は続きそう」とは、横浜ウォーカー編集長・Y本。パンや麺類の他にも、鹿肉を使った松田町の「鹿肉シチュー」や、綾瀬市の日本酒「本醸造さがみ侍 五年貯蔵」など、バラエティ豊かな逸品がそろっているので、自分好みのブームフードを見つけてみてはいかが?【詳細は1月6日(木)発売号の横浜ウォーカーに掲載】
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