かき氷で腸活!?「船橋屋こよみ」の“くず餅乳酸菌”入りかき氷 【川田裕美の東京あんこ巡り 第3回】

東京ウォーカー(全国版)

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芸能界きってのあんこマニアとして知られるフリーアナウンサーの川田裕美さんが、東京のあんこを紹介する連載企画。毎回さまざまなテーマで、川田さんがあんこ愛を語り尽くします。

第3回は食べ歩き編です。川田さんがプライベートでも御用達という「船橋屋こよみ 広尾本店」で、夏にピッタリの冷たいあんこスイーツをリポート!

くず餅の「船橋屋」が手がけるカフェ&ショップ


今回訪れた「船橋屋こよみ」さんは、くず餅で有名な「船橋屋」さんの別ブランド店です。1階はショップ、2階はカフェになっています。

関西でくず餅というと、奈良の吉野くず餅が有名です。それは色が透明なので、初めて「船橋屋」さんのくず餅を食べた時は、牛乳寒天のような色に驚きました。味はどこか懐かしさを感じる素朴な味わいで、さらに乳酸菌の発酵食品なので、腸活もできるのが女性にとってはうれしいです。

カフェではもちろんくず餅も味わえますが、今回はあんこを使ったスイーツを紹介します。まずは夏の定番・かき氷。こちらは季節限定(~2019年9月30日まで)の人気商品です。

「抹茶シロップは渋めであんこの甘さと合わさってちょうどいい。昨年からカキ氷にもくず餅乳酸菌を使っているそうで、腸活もできて得した気分に」


「宇治金時」にはくず餅乳酸菌入りの抹茶シロップを使用。冷たいのにお腹に優しい。つぶあんの小豆は約30gで追加トッピングは+150円


カキ氷の一押しは「宇治金時」。あんこの追加も可能!


「船橋屋こよみ」さんのカキ氷はとにかく見た目がスゴイ! 氷がこんもりとしていて、見るからに涼し気です。シロップも色鮮やかで「苺ミルク」など種類豊富ですが、あんこ好きにはもちろん「宇治金時」(960円)がおすすめ。

何よりここのカキ氷のいいところは、あんこを追加トッピング(+150円)できるところ。倍盛りや3倍盛りにもできます。あんこの配分を気にせず、好きなだけ食べられるのがあんこ好きにはたまりませんね。

「あんこは粒がしっかりしているつぶあんです。皮の食感が残っているので、きめ細やかでなめらかな氷との食感の違いが楽しめますよ」


2階は和カフェに。くず餅をはじめとしたスイーツのほか、「日替わりお惣菜御膳」1,190円などランチメニューも揃う


あんこをまとわせて味わう「クリーム白玉あんみつ」


続いては「クリーム白玉あんみつ」(950円)。「船橋屋こよみ」さんのあんみつはボリュームがあって、トッピングも豪華。好きなものが全部乗っています。

あんみつの場合、あんこをそのまま食べるのではなく、他の具材にまとわせて味わうのが川田流。まずは味がついていない寒天と一緒に食べることであんこの風味がわかります。あんこはこしあんでねっとりとした舌触りですが、甘すぎず、ちょうどよい味わいです。

なかでもお楽しみがくず餅。きな粉と黒蜜ではなく、あんこと一緒に味わえるのはあんみつならではです。

「あんこといろいろな具材を一緒に食べつつ、徐々に溶かしていくイメージ。かき氷と違って、あんこの配分を考えながら食べるのもおもしろい♪」


「クリーム白玉あんみつ」950円。国内最高級の天草を使った生寒天をはじめ、こしあん、くず餅、白玉、バニラアイス、季節のフルーツなど豪華!


「白玉やフルーツなどにあんこをまとわせてパクリ♪」


もっちりとした独特の食感が楽しい「くず餅プリン」


最後は「くず餅プリン」(650円)。こちらはあんこを使ったスイーツではありませんが、「船橋屋こよみ」さんを訪れたらぜひ味わってほしい名物です。

とにかく食感が独特! 一般的なプリンをさらにモッチリさせたような感じで、例えるなら胡麻豆腐に近いです。きな粉と黒蜜で味わうんですが、くず餅とはまた違った味わいでそれもまたおいしい。ヘルシーであまり罪悪感がなく食べられるところも気に入っています。

「食感がクセになります。ちょうどいいサイズなので、思いっきり食べたい時はまずはこれを注文し、そのあともう一品追加します(笑)」


「くず餅プリン」650円。くず餅の原材料である小麦でんぷんを加えることで、まったりとした独特の食感を生む。フルーツは季節によって変更


「『くず餅プリン』」は1階のショップでも購入でき、私も手土産によく活用しています。初めて食べた方はその食感に驚き、喜んでくれますよ」


以上、いかがでしたか? 広尾本店は2階の窓から周辺の緑が望め、ロケーションも素敵です。そんな中でぜひ今回紹介したスイーツを味わってみてください。暑い日ほど長い行列ができる人気店なので、雨の日や気温が低い日が狙い目ですよ!

「広尾散歩通り」の愛称で親しまれている広尾商店街にある。「船橋屋」の創業200年を記念し、2005年にオープンした


【おまけコラム】井村屋のゆであずきと私


最後はあんこにまつわるエピソードを紹介するコラムのコーナーです。今回は「井村屋のゆであずき」について。

私と「ゆであずき」の出会いは子どもの頃。小学校から帰ると祖母がいつもおやつを作ってくれていたんですが、それが手作りの白玉にあんこを添えたものなど、和菓子が多かったんです。そのため家には常にあんこの缶詰めがあって、中学生、高校生になるにつれて、気づいたらそのまま缶ごと食べるようになっていました(笑)。

今でも自宅には「ゆであずき」をストックしています。そのまま食べるのが一番好きですが、バニラアイスと一緒に食べるのもおすすめ。コーヒーやホットミルクにあんこを溶かしてもおいしいですよ。ぜひみなさんも試してみてください。

井村屋の「ゆであずき 特4号缶」410円。風味豊かな北海道産小豆100%使用。「しっかりとした甘さがあってなめらか。それでいて粒がしっかり際立っています」

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