ハマの定番おやつ 年中桜色に染まる「Sweets garden Sakulala」
横浜ウォーカー

「Sweets garden Sakulala(スイーツ ガーデン サクララ)」がある“はだの桜みち”は、神奈川県で一番長い桜並木道で、春には6.2キロの道に約540本の桜が咲く。平塚「湘南クリエイティブガトー 葦」などで修業したオーナーの吉野大輔さんは、その美しい景観に心奪われ、店名に「サクララ」と名付けて2017年に独立開業した。


店名だけに止まらず、お店のコンセプトカラーも桜を連想させるパステルピンクに。ほんのりと淡いピンク色に染まった店内は、「かわいい!」が止まらない空間だ。生菓子や焼き菓子売り場を通り抜けた奥には、喫茶スペースがあって女性客同士で賑わう。

豊かな自然に囲まれた秦野市は、四季折々の食材が手に入る“食の宝庫”。「落花生や桜、お茶、ブドウも秦野市で育てられています。冬から春にかけてイチゴがとれる時期になると、自ら農園に行って朝摘みしたイチゴを使ってケーキ作りをするんですよ」。そんな秦野素材を使って、作られたのが「はだのダックワーズ」だ。

秦野産の落花生パウダーを使ったさっくりとしたダックワーズ生地に、ピーナッツペーストを挟む。味のラインアップは、プレーン、さくら、お茶の3種。はだのブランド認証品として認定された、秦野素材づくしの焼き菓子だ。1個216円、5個入り1,188円、10個入り2,376円と、個数の展開があるので手みやげや自分へのご褒美にいかがだろうか?
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より華やかに美しく桃が進化した「ヴェリーヌ・ペッシュ・メルバ」

パフェのように美しく味わいを重ねた「ヴェリーヌ・ペッシュ・メルバ」(486円)。上層に生クリームと桃のブランマンジェを重ね、中間層には白ワインと桃のお酒を使った桃のコンポート入りジュレを閉じ込めた。下層へ食べ進めるとフランボワーズジャムの華やかな酸味が広がる。ジュレのみずみずしさも相まってあと味はさっぱり。暑い日でも美味しく食べられそうだ。8月初旬まで販売する。
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3位 オレンジにラム酒がふんわり香る「サバラン・オランジュ」

ちょこんと飾ったスポイトに入ったのはラム酒。「サバラン・オランジュ」(486円)は、アルコール感を自分好みに調整できる。ひと口含むと、ブリオッシュ生地からジュワっとシロップが溢れ出し、さわやかなオレンジが香り立つ。中に入ったバニラのムースとカスタードソースを絡めると、とろけるような口当たり! オレンジの香りがアルコール感を和らげてくれているので、性別や年代問わずファンが多い商品だ。
2位 クリーミーでさわやかな甘さの「レアチーズブルーベリー」

レアチーズムースの中にブルーベリームース、ジュレ、スポンジを重ねた「レアチーズブルーベリー」(453円)。底面のクッキー生地まで全ての層をフォークで一気にすくって食べると、ブルーベリーの甘酸っぱさとレアチーズのさわやかな酸味が口いっぱいに広がる。ねっとりなめらかな舌触りだが、あと味はさっぱりしているので甘すぎが苦手な人にもオススメだ。
1位 ほっくり甘い栗をなめらかに味わう「渋皮栗のモンブラン」

「渋皮栗のモンブラン」(561円)は、日本三大栗と呼ばれる愛媛県の中山栗を使う。モンブランというと一般的に土台はメレンゲやタルト生地が多いが、薄いスポンジ生地に栗のババロアを重ねる。まろやかな栗のババロアが繋ぎ役となり、マロンペーストと生クリームを包み込むなめらかな舌触りといったら幸せそのもの!栗特有のパサつきは一切感じさせず、栗の味わいをしっかり感じられるバランスに仕上げた。食べごろの秋はもちろん、通年販売しているので栗好きな方はお見逃しなく。
スイーツとかわいらしい桜色の店内は、身も心も癒してくれるはず。
【取材・文=磯崎 舞、撮影=島本 絵梨佳】
横浜ウォーカー編集部
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