女性の抑圧や同性愛、テロリズムなどをテーマにしたファスビンダー監督の映画祭
関西ウォーカー
“ニュー・ジャマーマン・シネマ”と呼ばれる1960年代後半から1980年代に入るまで続いたドイツ映画の隆盛期を担った旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督。愛する人を亡くした悲しみから立ち直る女性の姿を描いた代表作『マリア・ブラウンの結婚』(78)をはじめ、1982年に37歳でこの世を去るまで、彼が生み出した42本の中から選りすぐりの作品を特集上映する。
ラインナップは前出の『マリア・ブラウンの結婚』や、夫を亡くした初老の女性と若いモロッコの出稼ぎ労働者との痛ましくも優しい愛を描いた『不安と魂』(73)、両親からの愛情を感じられないままに育った男が歩んだ破滅の人生を回想する『少しの愛だけでも』(75)、さらに映画批評家ハンス・ギュンター・プフラウムがファスビンダー監督没後10年に寄せて製作したドキュメンタリー『少しの愛だけでなく』(92)などの関連作も含め、計18作品を上映。
女性の抑圧や同性愛、テロリズムなど今日にも通ずる問題を映画で提示してきたファスビンダー監督。彼の作品から普遍的な課題を改めて見つめ直してみては?【MovieWalker】
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