「REALSPORTS」キックオフパーティーで語られた「アスリート論」と「クラブ経営論」
東京ウォーカー(全国版)
アスリートやスポーツ業界の“リアル”な情報を発信するオールスポーツメディア「REALSPORTS」の誕⽣記念として8月1日、キックオフパーティーが開催された。

スペシャルトークショー第1部では、REALSPORTSの岩本義弘編集長がファシリテーターを務め、元Jリーガーで現在FC東京のコミュニケーターとして活躍中の⽯川直宏氏、2019年3⽉からアマチュア登録で⽔⼾ホーリーホックへ加⼊した近藤慎吾氏、現役選⼿として活躍しながら2018年には⾃⾝の会社を設⽴した前⽥眞郷氏が登壇し、「アスリート論」をテーマにトークが展開された。

近藤氏は5年間、⻑友佑都選⼿のマネージメントについた中で、トルコにいたとき⻑友選⼿に「慎吾、Jリーガーにならないか」と声をかえられたことが⻑きに渡るサラリーマン⼈⽣にピリオドを打ち、Jリーガーへ転⾝するきっかけとなったというエピソードを披露。
また、現役アスリートでいながら28歳という若さで会社設⽴を果たした前⽥氏は「現役時代から空いてる時間に⼈⽣の幅を広げように意識をしてほしい」と話し、「今、⽣き⽅が多様化しているし、僕は競技以外のことをやって競技に相乗効果をもたらしていると感じている」と現役アスリートとして⾃⾝の考えを語った。
一方、⽯川氏は現役当時を振り返り「僕は、セカンドキャリアを現役時代に考えることはせず、今を精⼀杯やることで過ごしてきました。そして、あの時、全⼒でやりきったことで今の僕があると思います」と⾃⾝の経験を踏まえたアスリートの在り⽅について意見を述べた。
続く第2部では、Jリーグアドバイザーの岡部恭英氏のファシリテーションの下、⽯川氏、合同会社DMM.comのCOOであり合同会社DMM GAMES CEO を兼任する村中悠介氏、REALSPORTS 編集⻑の岩本氏が登壇し、「クラブ経営論」について⽇本と世界のギャップを交えトークを展開。

2018年に合同会社 DMM.com社がベルギー1部リーグ所属クラブ「シント=トロイデン」の経営権を取得したことから、⽇本のJリーグクラブチームの経営権についての話題に花が咲き、REALSPORTS編集⻑の岩本氏が「メルカリの経営権取得の報道を⾒て、アジアチャンピオンが16億で買われちゃ困る。これなら俺も変えるんじゃないかと思った」と報道の⾦額に驚いたことを明かすと、「でも活性化にはなったなと思った。あれなら俺も買えるかな?みたいな⼈が出てくることは良いことだと思う。僕からするとインターネットとサッカーは横串でやっていくビジネスであることに共通点を感じる」と続けた。
⽯川氏はそれを踏まえ、「1⼈ではできない熱狂を伝えることをスポーツ業界と⼀緒になるやることで価値を⾼められると感じてくれることは良いことですね」とコメント。村中氏は「きちんと利益を出して、クラブを⼤きくすることで⽇本の選⼿が活躍する⼟俵を作っていきたいと思っています」と今後のクラブ経営について語った。
浅野祐介/ウォーカープラス編集長
この記事の画像一覧(全3枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介