AKB48 チーム8「エイトの日」は朝「OG集結祭り」、昼「エリア祭り」、夜「ユニット祭り」の3公演！

8月8日、大阪国際会議場 グランキューブ大阪にて、「AKB48 チーム8 全国ツアー ～47の素敵な街へ～ 〈大阪府公演はエイトの日！グランキューブ祭り！2019〉」が開催された。公演は、朝・昼・夜の3回行われ、朝公演は「OG集結祭り」(卒業メンバーが多数集結)、昼公演は「エリア祭り」(47都道府県の代表メンバーで構成されるAKB48 チーム8の現役メンバーが、全国6エリアに分かれてパフォーマンスを展開)と、それぞれに趣向を凝らしたセットリストを展開。全編を通してのセンターポジションは、大阪府代表の永野芹佳さんが務めた。

朝公演「OG集結祭り」に登場したのは、チーム8メンバー36名に加え、阿部芽唯さん(島根県)、岩﨑萌花さん(長崎県)、北玲名さん(石川県)、近藤萌恵里さん(長野県)、佐藤栞さん(新潟県)、下青木香鈴さん(鹿児島県)、谷川聖さん(秋田県)、谷優里さん(広島県)、長久玲奈さん(福井県)、中野郁海さん(鳥取県)、野田陽菜乃さん(三重県)、濵松里緒菜さん(徳島県)、早坂つむぎさん(山形県)、人見古都音さん(岡山県)、廣瀬なつきさん(高知県)、福地礼奈さん(佐賀県)、舞木香純さん(福島県)、谷口もかさん(宮崎県)、山田菜々美さん(兵庫県)、横道侑里さん(静岡県)、吉野未優さん(大分県)のOGメンバー21名。

オープニングは、『ラブラドール・レトリバー』『会いたかった』など、チーム8が結成当時に、全国各地でお披露目の際に披露していた思い出の曲からスタート。中盤では、現役メンバーとOGメンバーによる、エリアごとの混合ユニットが登場。結成当初からAKB48 チーム8を応援してきた多くのファンにとって、忘れられないステージとなった。

アンコール明けに披露された『47の素敵な街へ』では、新旧メンバーが2 名で並んで県名を叫ぶシーンも。公演の最後には、代表不在の都道府県のメンバーを新たに募集する、合同オーディションの開催決定も発表された。

昼公演「エリア祭り」では、現役メンバーが“北海道・東北”“九州・沖縄”“中国・四国”“関東”“関西”“中部”の6つのエリアに分かれてパフォーマンスを披露。大阪公演ということもあり、関西メンバーによるタイムリープのコント(全編を通してのセンターポジションを務めた永野芹佳さんが「今日という日を終えたくない」と、同じコンサートの場面をデジャヴのように繰り返す演出)が行われ、会場から大きな笑いが巻き起こった。

終盤には、太田奈緒さん(京都府代表)のピアノ伴奏による『僕らのユリイカ』が披露され、しっとりとしたメンバーの合唱で、会場は青いペンライトによるやさしい光一色に。本公演の感想を聞かれた永野芹佳さんは「本当に幸せなこと。ファンの皆さんもチケットをたくさん買ってくれて、メンバーも大阪まで来てくれて… 」と、涙に声を詰まらせながらも会場をあたたかい笑いで包んでいた。

夜公演の1曲目は、今回がAKB48 チーム8としては初パフォーマンスとなる、9月18日発売のAKB48の最新曲『サステナブル』からスタート。エイトの日 最後の公演は、メンバー自身が希望したユニット曲を次々と披露する「ユニット祭り」として開催された。

AKB48の前総監督・横山由依さんのファンで、初めて買ったCDが『波乗りかき氷』だったという宮里莉羅さん(沖縄県代表)は、あこがれだった同曲を夏らしくパフォーマンス。「かっこいい一面を見せられると思う」と発言していた坂口渚沙さん(北海道代表)は、小栗有以さん(東京都代表)らとともにクールに『涙の表面張力』を披露した。

エンディングからアンコールにかけては、AKB48 チーム8の活動テーマソングでもある『47の素敵な街へ』から『へなちょこサポート』『蜂の巣ダンス』と、AKB48 チーム8を代表する楽曲を出演メンバー全員でパフォーマンス。左伴彩佳さん(山梨県代表)のピアノ伴奏による『ジャングルジム』も披露された。

地元開催の3公演を終えた永野芹佳さんは、1日を振り返って「みさっきー(寺田美咲さん：長崎県代表)が今日で最後だったり、すごく寂しいんですけど、みんなで出演できて本当によかったです。わざわざ暑いなか皆さん足を運んでいただき、ありがとうございました。楽しかったですかー！」とファンに問いかけると、会場からは割れんばかりの「セリカ」コールが。涙で声を詰まらせた永野芹佳さんは「本当は一生聞いていたいんですけど… 本当に本当に今日はありがとうございました。楽しかったでーす！」と、最後は笑顔で感謝の気持ちを伝えていた。

エイトの日、最後を締めくくる楽曲は、AKB48 チーム8の最新曲『好きだ 好きだ 好きだ』(5月30日発売)。パフォーマンスの終了後には、同曲がAKB48の最新曲『サステナブル』(9月18日発売)のカップリングに収録されることも発表され、会場が驚きと感動に包まれるなか、コンサートは幕を閉じた。

取材・文＝千葉由知(ribelo visualworks)

チーム8メンバー

坂⼝渚沙(北海道)・横⼭結⾐(⻘森県)・佐藤七海(岩⼿県)・御供茉⽩(⼭形県)・佐藤朱(宮城県)・岡部麟(茨城県)・清⽔⿇璃亜(群⾺県)・髙橋彩⾳(埼⽟県)・吉川七瀬(千葉県)・⼩栗有以(東京都)・⼩⽥えりな(神奈川県)・左伴彩佳(⼭梨県)・歌⽥初夏(愛知県)・服部有菜(岐⾩県)・橋本陽菜(富⼭県)・平野ひかる(⽯川県)・髙橋彩⾹(⻑野県)・永野芹佳(⼤阪府)・太⽥奈緒(京都府)・⼭本瑠⾹(和歌⼭県)・⼤⻄桃⾹(奈良県)・濵咲友菜(滋賀県)・奥原妃奈⼦(島根県)・奥本陽菜(広島県)・下尾みう(⼭⼝県)・春本ゆき(徳島県)・⾏天優莉奈(⾹川県)・⾼岡薫(愛媛県)・⽴仙愛理(⾼知県)・吉⽥華恋(福岡県)・川原美咲(佐賀県)・寺⽥美咲(長崎県)・倉野尾成美(熊本県)・⼭⽥杏華(⼤分県)・藤園麗(⿅児島県)・宮⾥莉羅(沖縄県)

セットリスト：朝公演

OA1、夢へのプロセス

OA2、プライオリティー

OA3、抱きしめちゃいけない

-----

0、Overture

1、ラブラドール・レトリバー

2、会いたかった

3、恋する充電プリウス ～恋するフォーチュンクッキー2～

4、初恋泥棒

5、ガラスの I LOVE YOU

6、制服のバンビ

7、アボガドじゃね～し…

8、ずっと ずっと

9、心の羽根

10、バラの儀式

11、結晶

12、桜、みんなで食べた

13、Seventeen

14、汚れている真実

15、思春期のアドレナリン

16、星空を君に

17、挨拶から始めよう

18、蜂の巣ダンス

19、制服の羽根

20、夢へのルート

21、好きだ 好きだ 好きだ

-----

EN1、47の素敵な街へ

EN2、一生の間に何人と出逢えるのだろう

セットリスト：昼公演

OA1、おはようから始まる世界

-----

0、overture

1、47の素敵な街へ

2、生きることに熱狂を！

3、挨拶から始めよう

4、すべては途中経過

5、ペダルと車輪と来た道と

6、遠距離ポスター

7、制服が邪魔をする

8、オーマイガー！

9、しぇからしか！

10、ラッキーセブン

11、ウインクは3回

12、清純タイアド

13、昨日よりもっと好き

14、君は僕の風

15、空腹で恋愛をするな

16、High school days

17、飛べないアゲハチョウ

18、2人乗りの自転車

19、イビサガール

20、何度も狙え！

21、虹の作り方

22、蜂の巣ダンス

23、好きだ 好きだ 好きだ

-----

EN1、月の仮面

EN2、一生の間に何人と出逢えるのだろう

EN3、僕らのユリイカ

EN4、夢へのルート

セットリスト：夜公演

OA1、だから君が好きなのか

OA2、ファースト・ラビット

OA3、春が来るまで

-----

0、overture

1、サステナブル

2、青春のラップタイム

3、欲望者

4、てっぺんとったんで！

5、黒い天使

6、わがままコレクション

7、ジッパー

8、フィンランド・ミラクル

9、カッコ悪い I love you！

10、片思いの対角線

11、口移しのチョコレート

12、Darkness

13、波乗りかき氷

14、涙の表面張力

15、スキャンダラスに行こう！

16、ラベンダーフィールド

17、永遠より続くように

18、47の素敵な街へ

19、暗闇

20、片想い Finally

21、最高かよ

-----

EN1、へなちょこサポート

EN2、蜂の巣ダンス

EN3、ジャングルジム

EN4、好きだ 好きだ 好きだ

ウォーカープラス/野木原晃一