店主は商店街の顔!自然と人が集まる老舗「Gallery KAMEI」
東京ウォーカー(全国版)
時計・メガネ・宝飾の専門店として1926(大正15)年に創業した「Gallery KAMEI」。現在は三代目の亀井哲郎さんが店を切り盛りしている。「親子三代でお付き合いのある常連さんも多くいらっしゃいます」と、先代から続く縁を大切にしている。
落ち着きのある紳士的な対応が印象的な亀井さん。同店には、そんな亀井さんとの会話を楽しみにメガネや宝飾品を求めにやってくる人はもちろん、地域住民や商店街に店を構える人々が相談をしに訪ねてくることもしばしば。


実は亀井さん、戸越銀座商店街連合会 専務理事と連合会広報を務める“街の顔”でもある。多くのメディアに取り上げられる商店街の広報を一手に引き受けているほか、新規出店する店主の相談など多忙な日々をおくっている。それでも「店を訪れる人々との会話は楽しい」と笑顔の亀井さん。「『元気?』なんてやってくる常連さんもいます。商売だけじゃないお付き合いがあるということはうれしいですね」。その人柄が自然と人を惹きつけ、「Gallery KAMEI」は地域の和みの場所となっている。
メンテナンスや宝石をアレンジするリペアも好評


店内には、海外ブランドのスタイリッシュな紳士用メガネから遠近両用メガネ、メンズ・レディスの腕時計、真珠のネックレスといった宝飾品など、各カテゴリーで幅広い商品をそろえている。同じ商店街で働く常連さんは「メガネがゆるくなったりするとメンテナンスに来ます」と話してくれた。
また、高価な宝飾品や家族で大切にしている宝飾品のリペアも実施。「お孫さんがおばあちゃんの形見のネックレスを指輪にしたいとやって来たり、祖母の形見のネックレスを現代風のデザインにアレンジしたいなどご要望はさまざま。デザイン見本でご相談させていただくほか、持ち込みのデザインにも対応しています」。
「この街でしか出会いない・体験できないものを楽しんでほしい」


今でこそ400店舗以上が並ぶ活気あふれる街として知られる戸越銀座商店街だが、亀井さんが実家である同店を引き継いだ当初は、商店街にも陰りが出ていたころ。「なんとか街の価値を高めていかなければと仲間と一緒にアイデアを出し合いました。その後この街でしか買うことができない商店街のブランドを立ち上げ、1999年に商品化に至りました」。今では同店の「目覚し時計」(税別・2000円)のほか、弁当や日本酒、塩、スイーツなど多彩なアイテムがそろっている。
「ブランドはもちろん、商店街で展開している食べ歩きにピッタリの戸越銀座コロッケなどをきっかけにこの街に来ていただいて、いろんな店での出会いや発見を楽しんでいただきたいです」
街を知り尽くしている亀井さん。「Gallery KAMEI」では街のオリジナルマップを配布しているほか、歴史を物語るパネルなども展示しているので、戸越銀座を訪れたら気軽に訪ねてみて!
※Gallery KAMEIはAmexとJCBの地元を応援するプログラム「SHOP LOCAL」参加店です
CRAING
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