圧巻の品ぞろえ!長居したくなるユニークな文具店「エム・エイ・シー」
東京ウォーカー(全国版)
薪・炭・灯油などの家庭用燃料店として1924 (大正13)年に創業し、1960(昭和35)年に文具店へと生まれ変わり、以来約60年にわたり学生をはじめとする街の人々に親しまれて来た「エム・エイ・シー」。出迎えてくれるのは笑顔がステキな店主・大竹まみさん。


エントランスを抜けると、目の前には季節のアイテムが並ぶメインコーナーが。夏休みの期間は小学生に向け、自由学習をテーマにした工作キッドなどをそろえているほか、扇子や日傘など大人向けグッズもレイアウト。七夕の時期には笹飾りを置いて人々の願い事を飾り神社に奉納するなど、趣向を凝らした展示を行っている。
店内に所狭しと並ぶ文具の数は数万点にも及ぶとか。「小中高生に流行りの蛍光ペンやボールペンなどの筆記類は充実していますよ。ほかにもシール、メッセージカード、レターセットにプリンターのインクカートリッジなど挙げたらキリがないですね」と大竹さん。その言葉通り、知育玩具や整理整頓ができる高機能ポーチなどまでラインナップは想像以上!
文具への愛あふれる手作りPOPがステキ!


店内の商品棚を見ていると、まず目に入ってくるのは手作りのPOP。「レターセット&ミニカード」「えんぴつけずり」などコーナーを手書きで表示しているのだ。さらに各コーナーへ目を向けると、ラッピングなどに使用するペーパーには「こんな感じ」と書かれたメモを見本と共に展示。結婚祝いに添える「ご祝儀袋のひとこと箋」には「ご結婚おめでとうございます。これまで〜」と書く内容の見本を手書きで記している。

「手書きの方がお客さまの目に移るかなと思って」と、そのひと手間を“自然なこと”として笑顔を見せる大竹さんだが、このPOP効果は絶大!手書きにすることで幅広い商品の中から目当てのアイテムを探しやすいのはもちろん、直筆による温かみに加え、実際に自宅で使った時のイメージを売場で表現してくれる展示は、大竹さんならではの気遣いの証だ。
目の前にある商品がどんなアイテムでどんな魅力を持っているのかを伝えてくれる展示は、見ているだけでワクワクするほど。例えるなら、ボールペンを探しに来ただけなのに、よくみると多彩なアイテムのそれぞれにユニークなPOPが付いていて、気になって見入っているとついつい長居してしまう、そんなステキな空間だ。
定期的にレイアウトを変えて飽きのこない店内に

入口から細く長く広がる、うなぎの寝床のような店内は、以前2つの事業を行っていた時の名残。手前が文具店、奥がパソコンのショールームとそれぞれ別のフロアだったのを2001年(平成13)年に一つの店舗に改装し、現在は手前にレターセットやハサミなどの文具を、奥にノートやデザイン性の高いクリアファイルなどが置かれている。
「扱っている商品が多いから大変なんですが、お客さまが飽きないように定期的にレイアウトを変えているんですよ。いろんな商品を目にしてもらいながら、お気に入りを見つけてもらいたくて」と大竹さん。
さまざまなアイデアと行動力で訪れる人を楽しませてくれる「エム・エイ・シー」。ネットショッピングが当たり前になっている今、ぜひ訪れてほしい文具店だ。
※エム・エイ・シーはAmexとJCBの地元を応援するプログラム「SHOP LOCAL」参加店です
CRAING
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