「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」AKB48グループで一番のパフォーマンスユニットになりたい!NMB48冠ライブ「だんさぶる!」公演レポート
関西ウォーカー
NMB48劇場単独公演「冠ライブ」シリーズが開幕!今回は7月26日に行われた「だんさぶる!~a roll of thunder~」公演の模様をレポートします。

振り幅の広さで魅了!
「だんさぶる!」は、東由樹・石田優美・加藤夕夏・川上千尋・河野奈々帆・小嶋花梨の6人で構成される、NMB48のダンス選抜ユニット。NMB48劇場での単独公演は、昨年12月3日以来2回目となる。
オープニングナンバーは、「だんさぶる!といえばこの曲かなと思って」(小嶋)選曲したという、AKB48ダンス選抜(加藤夕夏もメンバーの一人)の『野蛮な求愛』。だんさぶる!の実力を存分に発揮すると、2曲目は「一番苦戦した」(小嶋・川上)というAKB48の『UZA』。そして、クールな表情から一変、笑顔でAKB48チーム8の『蜂の巣ダンス』を披露し、会場を盛り上げる。

ユニットコーナーでは、東と加藤が『ひと夏の出来事』(AKB48アップカミングガールズ)を、しなやかなダンスで魅了。「バラード系も観てもらいたいなと思って、この曲を選びました」(加藤)。
石田と河野は『誘惑のガーター』(SDN48)を、白い“彼シャツ”を着て、お互いのガーターを脱がし合う、セクシーすぎる演出で、観客の度肝を抜く。
川上と小嶋は、ふぅさえ(矢倉楓子・村瀬紗英)の『あばたもえくぼもふくはうち』をロングドレスで歌唱。
全く異なるタイプの3曲を披露し、振り幅の広さをアピールした後、東・石田・加藤・河野の4人で『涙の表面張力』(AKB48)をパフォーマンス。だんさぶる!の核となるキレキレのダンスが冴え渡る。
6人の関係性
その後のMCでは「2人合わせて、“ちひこじ”です」と、満面の笑みで語る小嶋花梨と「めっちゃダサくないですか?」と、そのコンビ名を嫌がる川上千尋が、事前に募集した質問に答える。
Q だんさぶる!メンバーの関係性は?
小嶋「まとめ役は、うーか(加藤夕夏)さん。最初からずっと引っ張ってくれています」
川上「みんながやらないことを率先してやってくれます」
小嶋「ゆうみん(石田優美)さんは、意外とキレないです(笑)。優しいお姉さんです」
川上「セクシーなダンスが得意なんですけど、いじられキャラです(笑)」
小嶋「ななほ(河野奈々帆)は先輩後輩関係なく、いじってくる(笑)。ゆきつん(東由樹)さんは、癒しキャラみたいな感じで、ちっひー(川上千尋)さんは、珍しく私のことを褒めてくれる人です。私のことはどう思います?」
川上「私にとっては同期みたいな感じなんですけど、みんなからしたら、変な子(笑)」
小嶋「ちっひーさんの方が変な子ですよ!でも、ちっひーさんが先輩と後輩の架け橋になってくれているんです」
川上「頑張ります!」
再び6人で、大人っぽく『今度こそエクスタシー』(AKB48ネクストガールズ)、『従順なSlave』(AKB48チームA)を披露し、『ナギイチ』(NMB48)、『ポニーテールとシュシュ』(AKB48)、『虹の作り方』(NMB48)の夏メドレーで、会場のボルテージはMAXに!本編ラストの『高嶺の林檎』の渾身のパフォーマンスには、グッとくるものがあった。
初オリジナル曲『やさしさの稲妻』初披露!
アンコールで、加藤は「NMB48の21枚目のシングル『母校へ帰れ!』の劇場盤に、だんさぶる!の曲『やさしさの稲妻』が収録されることになりました!」とファンに報告し、『やさしさの稲妻』を初披露!

メンバー6人で担当パートを分けて、振付を手掛けたことを発表すると、大きな歓声と拍手が湧き起こる。
加藤「みんなの思いがこもりすぎて、全部しんどい!(笑)」
小嶋「休むところがない(笑)」
加藤「史上最強のダンスナンバーです!イントロは全員で作ろうってなったんですけど、4時間かかりました(笑)」
などと、振付の裏話を明かした後、加藤が、ユニットの今後の目標を語る。
加藤「公式ユニットにはなったんですけど、まだまだ満足せずに、もっとパワーアップしていきたいと思いますし、全国ツアーだったり、劇場を飛び出して、大きな会場でライブが出来るぐらい、たくさんの方に愛されるユニットになりたいと思っています。私たちを観てNMB48を好きになってもらったり、私たち自身も夢を叶えるために、いろんなことに挑戦していきたいと思いますので、これからも応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」
感動の空気に包まれる中、それだけでは終わらないのがNMB48の性(さが)。
加藤「あと、MVも作りたいですね」
小嶋「今回初めてグッズ(フェイスタオル)を作っていただきました!私たちが今着ているTシャツもグッズ化されたらいいなと思います」
加藤「皆さんがタオルをいっぱい買ってくれたら…」
小嶋「コラーッ!(加藤の前に立ちはだかってストップをかける)」(会場爆笑)
石田「売り上げがね…」
小嶋「先輩!何年やっているんですか!」(会場爆笑)
川上「まぁ、やっぱり売り上げがね…」
小嶋「ちょっとー!」(会場爆笑)
こんな爆笑トークを展開できるところも、だんさぶる!のストロングポイントだ。

最後に『大声ダイヤモンド』(AKB48)、『ピーク』(NMB48)を続けて披露し、6人が御礼の挨拶をすると、観客からの拍手が鳴り止まない。劇場のルールで観客は立つことが出来ないが、気持ちはスタンディングオベーション状態だったに違いない。

加藤はこう締め括った。「だんさぶる!は、AKB48グループ1のパフォーマンスユニットになれるように、パワーアップしていきたいと思います!皆さんに勇気と元気を届けられるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」

吉田朱里・渋谷凪咲・太田夢莉・村瀬紗英の女子力選抜ユニット「Queentet」は今夏、ホールツアーを行うなど、NMB48の派生ユニットとして活動の場を広げている。
そのQueentetを猛追する「だんさぶる!」。彼女たちが夢を叶える日はそう遠くないはずだ。
「だんさぶる!~a roll of thunder~」公演セットリスト(19年7月26日@NMB48劇場)
overture
M1 野蛮な求愛
M2 UZA
M3 蜂の巣ダンス
~MC(自己紹介→川上・小嶋)
M4 ひと夏の出来事(東・加藤)
M5 誘惑のガーター(石田・河野)
M6 あばたもえくぼもふくはうち(川上・小嶋)
M7 涙の表面張力(東・石田・加藤・河野)
~MC(東・石田・加藤・河野→川上・小嶋)
M8 今度こそエクスタシー
M9 従順なSlave
~ショートMC
M10 ナギイチ
M11 ポニーテールとシュシュ
M12 虹の作り方
M13 高嶺の林檎
アンコール
~MC
M14 やさしさの稲妻
~MC
M15 大声ダイヤモンド
M16 ピーク
~MC(御礼の挨拶)
【取材・文=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドルサポーター。
ポッター平井
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