7thシングル「青春トレイン」をリリースするラストアイドルにインタビュー!
東京ウォーカー(全国版)

ラストアイドル7thシングル『青春トレイン』が9月11日(水)に発売される。振付はバブリーダンスの仕掛け人、大阪登美丘高校ダンス部コーチ・akaneさんが担当されていて、完成度の高いダンスに注目が集まっている。1期生センターの阿部菜々実さん、1期生リーダーの池松愛理さん、1期生の山本愛梨さん、2期生の町田穂花さん、2期生アンダーの篠原望さんに新曲についてお話を聞かせていただきました。
メンバーの気持ちがひとつにならないと成功しないなと思いました
――先日の「神宮外苑花火大会」、そして「SUMMER SONIC 2019」(サマソニ)で『青春トレイン』をパフォーマンスしてみてどうでしたか。

【阿部菜々実】今回の『青春トレイン』はダンスプロジェクトの曲なので、これまでの曲とは比べ物にならないくらい1曲にすごい時間をかけて練習してきました。「神宮外苑花火大会」では、皆さんの前で初めて披露するということで本当に今まで以上に緊張しました!
誰かが失敗したら全部がダメになってしまうようなダンスなんです。みんなの気持ちがひとつにならないと成功しないなと思い、不安もあったんですけど、今まで練習してきたものを信じて、2つのステージを成功させることができたのかなと思います。
ラストアイドルのことを知らない人が多かったと思いましたが、皆さんが見てくれて興味を示してくれているのが踊っていてわかったんです。だから本当にやってきた意味があったなとうれしい気持ちになりました。とても楽しかったです!

【池松愛理】ダンスをメインにしたシングルが、ラストアイドルで初めてだったので、どうなるかっていう不安はありました。予想をはるかに超えるほど、体力も使いますし、1曲踊るのにカロリーもかなり使ってました。
メンバーのみんなが命がけでこのシングルにとりかかっていったので、大変だったんですけど、その大変なことを乗り越えたからこそいいものを、皆さんにお見せできたなっていう達成感がありました。
SNSを見ると、「ラストアイドルを初めて見たけどめっちゃすごいじゃん」って書いてあったり。これまでラストアイドルを知らない方が結構見てくれていて、その反応がよくて、それがめちゃくちゃうれしかったです。

【山本愛梨】前回の『大人サバイバー』は団体行動の歩く芸術ですごいハードできつかったんですけど、それはアイドルとして+αをしてできたらカッコいいなという思いでやっていました。でも、今回のダンスはアイドルの本業なので、すごいプレッシャーもあったんですけど、やっぱりできたらすごいカッコいいと思って頑張りました。
ふたつとも、アウェイな会場でのパフォーマンスで、すごく不安だったんですけど、やっているうちにどんどん見てくださるお客さまが増えてきて、観てくださっている方の反応もよくてすごくうれしかったです。やってよかったなと思いました!

【町田穂花】2期生はまだ経験が少なくて、あんまりこういう大きな舞台やステージに立ったことがなかったのですごく不安もありました。ラストアイドルを知らない方の前で、パフォーマンスをすることも今までなかったので、すごく緊張したんですけど、お客さまの熱気も熱くて。
神宮外苑花火大会では、『青春トレイン』が初披露だったので、私たちのパフォーマンスを見て感動して泣いてくださったファンもいてすごいうれしいなと思いました。

【篠原望】2期生アンダーは私も含めて初心者がすごく多くて、そもそもダンスをやるって言われたときについていけるかって思ってしまいました。なので、神宮外苑花火大会の初披露までに間に合うのかという不安がかなりありました。
Aチームのメンバーに教えてもらったりして、なんとかみんなで作り上げることができて、本当にひとりでも間違えたら全部が崩れてしまうフォーメーションになっているので、そういう緊張感もありましたが、観てくださっている方がいるっていうのは楽しかったです。やってよかったなと、初披露してすごく感じました!

今のラストアイドルにしか歌えない曲にしたいなと思います
――改めてお聞きしますが、『青春トレイン』は、どんな曲でしょうか。

【阿部菜々実】この曲の歌詞は葛藤がテーマになっています。大人になるかならないかっていう、私たちラストアイドルが、今思っているような葛藤を、電車に乗るか乗らないかっていうそういう表現で表している曲です。
今のラストアイドルに合っている歌詞がすごく多くて、特に1番のBメロの「列を乱さず、不満を飲み込めば満足か~~」っていう歌詞があるんですけど、歌詞カードを見ないで曲を聴いたときにそこだけすごく心に残っていて、団体行動のことじゃんって思いました。
すごく感情移入しやすいですし、聞いてくださる方…大人の方でも、私たちと同世代の方でも、多分絶対人生で一回は味わったことのある気持ちというか、それが描かれている曲なので、絶対に共感できると思うし、誰かの背中を押せるような曲だなと思っています。

【山本愛梨】曲を聞いたとき、すごくいい曲をいただいたなっていうのを一番に思って、簡単な気持ちで歌っちゃいけないなって。
この曲は私たち、若い世代の子が大人になりたくないって歌っている解釈と、主人公が年齢的には大人って呼ばれているけど、意思を持っていないとか、そういう弱い大人になりたくないっていう葛藤を歌っているっていう、自分なりに2通りの解釈をしています。
そのいろんな目線から見るとすごく歌も違って聞こえるというか、そういうのがあって面白いし、今のラストアイドルにしか歌えない曲にしたいなと思います。

akane先生はどういう動きをしているとか研究してました
――番組「ラスアイ、よろしく」(テレビ朝日系)で、グループ分けした様子が放送され、昇格するメンバーもいてみなさん前向きに頑張っていたと思います。どんな努力をされたのか教えて下さい。町田穂花さんは、BチームからAチームに昇格されましたね。

【町田穂花】はい。私は家では踊ったりとかはできなかったので、電車移動のときとかにずっと動画を見てました。見て覚える方が得意なんです。こういうときにakane先生はどういう動きをしているとか研究して、それを練習で試したりしました。
――篠原望さんは、CチームからBチームに昇格されましたね。本当に大変だったのではないでしょうか。
【篠原望】メンバーに教えてもらうことが多かったです。最初と最後に自主練の時間を作ってくださることが多かったので、頼んでAチームのメンバーとかに早く来てもらって一緒にやってもらったりしてました。
すぐに覚えるのが苦手で、急に新しい振りが入ると全然覚えられなかったので、その日中に覚えておかないと次の日またおいて行かれちゃうと思いながら、練習が終わったあともその日のうちにとにかく最低限、覚えるところまでやって、次の日に備えるというか、そんな感じでした。
やっぱり、ひとりでもできないとその人に時間がかかって全体に迷惑がかかっちゃうので、自分のできる範囲は絶対にやっていこうと思っていました。今でもすごく上手にはできないんですけど、ついていける範囲で自分で頑張って、できる範囲をどんどん上げていこうと思っています!
車掌さんと電車に乗っているお客さんのふたりがいるいう感じで踊っています
――『青春トレイン』のサビの振付は楽曲タイトルや歌詞のテーマに合わせて、車掌さんをイメージしたり、電車で揺れる要素が入っている特徴的なものになっているとの事ですが、どんな風に踊られるのか教えて下さい。

【池松愛理】歌詞に沿って振付があるんですけど、これは車掌さんの振り、またこれは電車に乗っている人たちの振りと、私のなかでは、1曲のなかで車掌さんと電車に乗っているお客さんのふたりがいるいう感じで、自分で演じながら踊っています。
――新アー写、真っ白の衣装を着てますね。衣装はSEKAI NO OWARIや欅坂46、IZ*ONEなどの衣装デザインを担当するスタイリスト・百瀬豪さんが担当したとの事ですが、着てみてどうですか。
【山本愛梨】メンバー全員が踊ったときに、真っ白なのですごく映えます。手袋も白なので、手の動きもちゃんと見えて、すごくいい衣装をいただけたなと思います!
【町田穂花】『大人サバイバー』のときの衣装も、こう片方が長くて、短くて、アシメントリーになってました。今回もそれがあるんですけど、真っ白で全部1色だから、すごくカッコいいなと思っています。車掌さんをイメージした衣装なんです。

――アー写の撮影現場である採石場はどんな感じだったでしょうか。
【池松愛理】私は電車っぽい感じを予想していたので、まったく違っていて、なんで採石場なんだろうって疑問に思っっちゃいました。
石がごろごろと動いている採石場で、撮影中も泥が後ろからぴょんぴょん飛んできていて、白い衣装にいっぱい付いちゃいました。でもこの白の清楚な衣装だからこそ、採石場で映えるというか、バックがそういう感じだと逆にかっこよくでき上がっていてすごいなって思いました。

【篠原望】採石場は初めて行った場所なのでビックリしました。私も全然予想と違っていて、昔の電車とかをイメージしてたので、でき上がったのを見たらすごくカッコいいなって。ファンの方の反応もすごくよかったです。
「ラストアイドルってすごいな」って思ってもらえるように頑張ります
――最後に、みなさんは、それぞれ、ラストアイドルのなかでどんな存在でいたいと思っているか教えて下さい。

【阿部菜々実】前回のシングルと今回で、2回センターをやらせてもらって、プレッシャーもすごいあるし、大人数のなかでセンターをやらせてもらえるっていうのが本当にありがたいことだなって。その感謝の気持ちとか、新鮮な気持ちを常に忘れずにやっていきたいなと思っています。
私がセンターじゃなくても、センターの人が気を抜いたりとか、ちょっとマイナスな方向…頑張ってないっていうのはアレですけど、やり切ってない感じが出ちゃったり、メンバーに伝わるような態度をとってしまったら、グループ全体が終わってしまうと思うので。常に気を張って、メンバーみんなに見られても大丈夫なような行動をとっていけるように頑張っていきたいです!

【池松愛理】人数も多いメンバーのなかでも年齢的にも芸暦も上で、今回、リーダーもやらせていただいているので、まわりを支える側に回ったというか、いつも自分よりはみんな、周りを優先するって自分のなかで思っているので、今回だけじゃなくてこれからもラストアイドルのために自分がどう動けるかっていうのを意識しながらいけたらなと思います。

【山本愛梨】ラストアイドルは人数がとても多くて、どこにいるかわからないってすごく言われるので、もっともっと個性を出していきたいなと思いますし。助けられてばかりだったので、自分ももっと周りの人を助けられたり、もっと自分自身が大きくなれるように頑張っていかきゃなと思います!

【町田穂花】2期生でまだあんまり知られてなかったりとか、まだ認めてもらえてなかったりするので、まず認められたいっていうのがあります。でも、やっぱりまだまだだなって思うところもあるので、2期生だからとか関係なくラストアイドルで必要とされる存在になりたいなって思いますし、メンバーから私がいないと…みたいな感じになれたらいいなと思います。

【篠原望】私たち2期生アンダーは、こうやってラストアイドル全体でやらせてもらえるものに参加できるっていうことを、まず当たり前に思っちゃいけないなと思っています。
『大人サバイバー』のときからも当たり前には思っていなかったですけど、どんどんラストアイドル全体でできることが当たり前になってきているので、いい意味で初心を忘れずに全体に参加できることを感謝しつつ、ラストアイドルを知らない人が見たときに、2期生アンダーとか関係なく、「ラストアイドルの人だ」って見ると思うので、そうなったときにも誰が見られても「ラストアイドルってすごいな」、そして自分が見られたときにも「ラストアイドルっていいな」って思ってもらえるように、これからもっと頑張りたいなと思います。

撮影=石塚雅人
ウォーカープラス/野木原晃一
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