地元ライターが勧める！名古屋の喫茶店で小倉トーストモーニングはいかが？

朝限定でドリンクにトーストなどが無料で付いてくる名古屋の喫茶店のサービスは、今では全国的にも知られるようになった。また、小倉トーストは名古屋めしの定番として定着し、モーニングでよく食べられている。今回は、地元ライターが勧める名古屋の喫茶店を紹介する。小倉トーストモーニングで、名古屋の文化を味わいつくそう！

コーヒーと相性のいい厚切りのライ麦パンを使用

「加藤珈琲店」(名古屋市東区)は、コーヒー豆の品質を追求し、世界最高品質として認められたカップ・オブ・エクセレンスに入賞した豆などを扱うスペシャルティコーヒー専門店。注文ごとに豆をひき、ハンドドリップで抽出したコーヒーをポットで楽しめる。

「名古屋セット」(540円)は、たっぷり2杯は楽しめるサイズの絶品コーヒーに、名古屋らしい小倉トーストがつく。名コーヒーは深煎りのヨーロピアンクラシックブレンドだが、差額で変更も可能だ。小倉トーストは、あんの甘さとマーガリンの塩けが絶妙で、使用されるライ麦パンはヘルシーでも食べ応えがある。

■加藤珈琲店 / 住所：愛知県名古屋市東区東桜1-3-2 / 電話：052-951-7676 / 時間：7:00～17:00、土日祝 8:00～、モーニング ～10:30 / 休み：第3水曜(15日の場合翌日)

発想の転換から生まれた＂1日中モーニング＂

朝限定が常識のモーニングサービスを一日中実施することで、連日行列ができる話題店「モーニング喫茶 リヨン」(名古屋市中村区)。モーニングが終わるととだえる客足をなんとかしようとこのサービスを思い付いたところ、大ヒット！名駅近くにありアクセスがいいので、観光客にもよく知られている。今では立地も知名度も文句なしのレジェンド店だ。

「1日中モーニングサービス」では、コーヒー(410円)などドリンク代のみで、プレスサンドタイプの小倉トーストが食べられる。名古屋名物として定着した小倉トーストをスタンダードにしたのは、実はこの店なのだ。

■モーニング喫茶 リヨン / 住所：愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30 名古屋三井ビルディング本館別棟B1 / 電話：052-551-3865 / 時間：8:00～18:00(LO 17:40) / 休み：不定休

地元客も観光客も楽しめる！古きよき名古屋喫茶をイメージ

「一日中モーニングサービスが付く、名古屋の王道喫茶店」をコンセプトに、2019年5月にオープンしたばかりの「喫茶モーニング」(名古屋市中村区)。ドリンク代だけで楽しめるレギュラーモーニングに加え、5種類の有料モーニングセットをそろえる。レジで注文し、店の奥や2階の席で味わうセルフスタイルだ。

「小倉トーストモーニング」(ドリンク代＋100円)は、小倉トースト、ゆで卵、サラダ、ヨーグルトが付く充実したセット。小倉トーストのあんは大粒の北海道産大納言を甘さ控えめに炊いている。自家製あんの甘味とバターの塩味がいいあんばいだ。自家焙煎のブレンドコーヒー(500円)は、フルーティで深みのある味わい。お代わり1杯無料なのもうれしい。

■喫茶モーニング / 住所：愛知県名古屋市中村区則武2-32-4 / 電話：052-451-2800 / 時間：8:00～17:00(LO 16:30) / 休み：火曜

東海ウォーカー編集部